ジュリオ・マンフレディ
ジュリオ・マンフレディ(Giulio Manfredi)は、イタリアミラノを拠点に世界的に活躍する著名な宝飾デザイナー。自身のブランド「MANFREDI」の経営者[1]。
経歴
[編集]イタリア北部のピアチェンツァの貴族家庭に生まれる[1]。伝統的金細工品の再興と発展のために、1973年に「MANFREDI」を創設する[1]。1992年、初期ルネサンスを代表する画家ピエロ・デラ・フランチェスカへのオマージュとなる作品群を制作した[1]。1998年、ロミオとジュリエット賞の彫刻作品を作成する。2011年、イタリア文化財・文化活動省の依頼に基づき、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」をモチーフとした連作を発表した[2]。2022年、ラファエロの「アテナイの学堂」の着想した新作展覧会を、アンブロジアーナ図書館で開幕する。2023年の日本と九州初の長崎県美術館の小企画展にて、宝飾デザインした「最後の晩餐」連作プロジェクト展覧会を公開する。
著書
[編集]- L'emozione del sogno.Giulio Manfredi interpreta Alessandro Manzoni. Ediz. italiana e inglese - 2006年1月発刊。
- Jewels by Giulo Manfredi Celebrate:School of Light - 2023年4月発刊。
脚注
[編集]- ^ a b c d “ジュリオ・マンフレディ ―見えない黄金 | コレクション展 | 長崎県美術館”. www.nagasaki-museum.jp. 長崎県美術館. 2023年1月9日閲覧。
- ^ “イタリアの宝飾デザイナー、ジュリオ・マンフレディ。《最後の晩餐》から着想得た連作を日本初公開”. 美術手帖. 2023年1月9日閲覧。