French
Deutschジーン・ロックハート
| ジーン・ロックハート Gene Lockhart | |
|---|---|
 『クリスマス・キャロル』（1938年）予告編より | |
| 本名 | Eugene Lockhart |
| 別名義 | ユージーン・ロックハート |
| 生年月日 | 1891年7月18日 |
| 没年月日 | 1957年3月31日（65歳没） |
| 出生地 | .svg){kind=small} カナダ・オンタリオ州ロンドン |
| 死没地 | .svg){kind=small} アメリカ合衆国 カリフォルニア州サンタモニカ |
| 職業 | 俳優・歌手・作家・作詞家 |
| ジャンル | 映画・舞台・テレビ |
| 活動期間 | 1917年 - 1957年 |
| 配偶者 | キャスリーン・ロックハート（1924年 - 1957年）※死別 |
| 著名な家族 | ジューン・ロックハート（娘） アン・ロックハート（孫娘） |
ジーン・ロックハート（Gene Lockhart、1891年7月18日 - 1957年3月31日）はカナダ出身で主にアメリカ合衆国で活動した俳優・歌手・作家・作詞家。キャリアの初期は本名のユージーン・ロックハート（Eugene Lockhart）を名乗っていた。
略歴
[編集]1891年にカナダ・オンタリオ州ロンドンで生まれ、6歳で初舞台を踏む。1916年にブロードウェイデビューした後、1922年に映画デビューするものの1作のみで舞台に戻り、1934年に改めて映画に出演するようになると、その後は映画を中心に活動するようになる[1]。
俳優として活動する傍ら、ジュリアード音楽院で演技や舞台技術（stage technique）を教えていた他、作家として舞台やラジオショーの脚本をはじめ、雑誌の舞台関連記事の執筆や作詞なども行なっていた[2]。また、映画のサウンドトラックに歌手や作詞家として参加している[3]。
1938年の映画『カスバの恋』の演技で第11回アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされる（受賞は逃している）。
1950年代に入ると活動の中心をテレビに移すが、1957年に冠動脈血栓症[2]で亡くなる。満65歳没。
ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに映画とテレビで1つずつ星を持っている。
私生活
[編集]1924年にイングランド出身の女優キャスリーン・ロックハート（旧姓：アーサー）と結婚し、1925年には娘ジューンをもうける。ジューンは後に女優となり、その娘のアンも女優である。
主な出演作品
[編集]
| 公開年 | 邦題 原題 | 役名 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1922 | Smilin' Through | 村の教区牧師 | 映画デビュー作 |
| 1935 | 征空重爆撃 Storm Over the Andes | クラッカー | |
| 深夜の星 Star of Midnight | ホレーショ・スウェイン | ||
| 罪と罰 Crime and Punishment | ルージン | フョードル・ドストエフスキー原作 | |
| 1936 | 豪華一代娘 The Gorgeous Hussy | ウィリアム・オニール少佐 | |
| 腕白時代 The Devil Is a Sissy | ジム・マーフィ | ||
| 結婚の贈物 Wedding Present | グスタフ・エルネスト大公 | ||
| 1937 | キャグニー ハリウッドに行く Something to Sing About | ベネット・O“B.O.”・リーガン | |
| 1938 | カスバの恋 Algiers | レジス | 第11回アカデミー賞助演男優賞ノミネート |
| メン・アー・サッチ・フールズ Men Are Such Fools | ビル・ダルトン | ||
| クリスマス・キャロル A Christmas Carol | ボブ・クラチット | ||
| 1939 | 科学者ベル The Story of Alexander Graham Bell | トーマス・サンダース | |
| 恐喝 Blackmail | ウィリアム・レイミー | ||
| ジェロニモ Geronimo | ガレスピー | ||
| 1940 | ヒズ・ガール・フライデー His Girl Friday | ピーター・B・ハートウェル保安官 | |
| エイブ・リンカーン Abe Lincoln in Illinois | スティーブン・ダグラス | ||
| 人間エヂソン Edison, the Man | タガート氏 | ||
| ロイター特派員 A Dispatch from Reuter's | オットー・バウアー | ||
| 1941 | 群衆 Meet John Doe | ラヴェット市長 | |
| 海の狼 The Sea Wolf | ドクター・プレスコット | ||
| 最後の無法者 Billy the Kid | ダン・ヒッキー | ||
| 我が道は遠けれど One Foot in Heaven | プレストン・サーストン | ||
| 悪魔の金 The Devil and Daniel Webster (All That Money Can Buy) | スクワイヤ・スロッサム | ||
| 壮烈第七騎兵隊 They Died with Their Boots On | サミュエル・ベーコン | ||
| 1942 | 三人姉妹 The Gay Sisters | ハーシェル・ギボン | |
| 1943 | 死刑執行人もまた死す Hangmen Also Die! | エミール・チャカ | |
| 北部への追撃 Northern Pursuit | エルンスト | ||
| 1944 | アラブの陰謀 Action in Arabia | ジョセフ・ダネスコ | |
| 我が道を往く Going My Way | テッド・ヘインズ・シニア | ||
| 1945 | Gメン対間諜 The House on 92nd Street | チャールズ・オグデン・ローパー | |
| 哀愁の湖 Leave Her to Heaven | ドクター・サウンダース | ||
| 1946 | パリのスキャンダル A Scandal in Paris | リシェ警視総監 | |
| 奇妙な女 The Strange Woman | イザヤ・ポスター | ||
| 1947 | 三十四丁目の奇蹟 Miracle on 34th Street | ヘンリー・X・ハーパー判事 | |
| どたばたハネムーン Honeymoon | プレスコット領事 | ||
| 1948 | ジャンヌ・ダーク Joan of Arc | ジョルジュ・ド・ラ・トレモイユ | |
| 1949 | 海の男 Down to the Sea in Ships | アンドリュー・L・ブッシュ | |
| ボヴァリー夫人 Madame Bovary | J・オメイ | ||
| 赤い灯 Red Light | ワーニ・ハザード | ||
| 検察官閣下 The Inspector General | 市長 | ||
| 1950 | 恋は青空の下 Riding High | J・P・チェイス | |
| 1951 | 栄光の彼方に I'd Climb the Highest Mountain | ジェフ・ブロック | |
| 1952 | マルクスの競馬騒動 A Girl in Every Port | ガーヴェイ（ドック） | |
| 暴力帝国 Hoodlum Empire | タワー上院議員 | ||
| アパッチの狼火 Apache War Smoke | シリル・R・スノーデン | ||
| ハルコア号の冒険 Face to Face (The Secret Sharer) | キャプテン・アーチボルド | ||
| アンドロクレスと獅子 Androcles and the Lion | Menagerie Keeper | ||
| 1955 | 硝煙のユタ荒原 The Vanishing American | ブルチャー | |
| 1956 | 回転木馬 Carousel | 星守（スターキーパー）/セルデン医師 | |
| 灰色の服を着た男 The Man in the Gray Flannel Suit | ビル・ホーソーン | ||
| 1957 | 女ひとり Jeanne Eagels | Equity Board President |
作詞作品
[編集]- 世界は日の出を待っている（1919年）
参考文献
[編集]- ^ “Gene Lockhart” (英語). AllMovie. 2014年2月15日閲覧。
- ^ a b “Gene Lockhart” (英語). Find a Grave. 2014年2月15日閲覧。
- ^ “Gene Lockhart” (英語). IMDb. 2014年2月15日閲覧。
外部リンク
[編集]
- ジーン・ロックハート - allcinema
- ジーン・ロックハート - KINENOTE
- Gene Lockhart - オールムービー
- Gene Lockhart - IMDb
- Gene Lockhart - インターネット・ブロードウェイ・データベース
- Gene Lockhart - TCM Movie Database
- Gene Lockhart - Find a Grave
| 全般 | |
|---|---|
| 国立図書館 | |
| 芸術家 | |
| 人物 | |
| その他 | |
