スタッド・ローラン・ギャロス
座標: 北緯48度50分52.1秒 東経2度15分2.5秒 / 北緯48.847806度 東経2.250694度
スタッド・ローラン・ギャロス(Stade Roland Garros)は、フランス・パリ16区・ブローニュの森にあるテニス競技場。
解説
[編集]本競技場は、毎年5月から6月にかけて開催されるテニスのグランドスラム大会(4大大会)の1つ、全仏オープンの会場である。全仏オープンはグランドスラム大会で唯一、クレー(赤土=レンガの粉)コートを採用している。名称のローラン・ギャロスは世界で初めて地中海横断飛行に成功した、フランスの英雄的パイロットの名前に由来し[1]、大会自体もまた「ローラン・ギャロス・トーナメント」(Le Tournoi de Roland Garros)と呼称されることがある。
センターコートは収容人数約1万5千人でシングルスの決勝が行われるほか、1928年にはインターナショナルローンテニスチャレンジが行われた[2]。テニス以外にもパデルのプレミアパデルメジャーが行われている他、2023年のRed Bull BC One決勝が行われた。1980年に建設された3,800人収容の1番コートは2019年大会終了後に解体された[3][4]。
2024年のパリオリンピックでは、テニス競技およびボクシング競技の会場として使用された[5]。
主なコート
[編集]- コート・フィリップ・シャトリエ(収容人数:14,929人[6])
- コート・スザンヌ・ランラン(収容人数:9,829人[6])
- コート・シモーヌ・マチュー(収容人数:5,264人[6])
- コート・フィリップ・シャトリエ
- コート・スザンヌ・ランラン
- コート・シモーヌ・マチュー
脚注
[編集]- ^ “Paris 2024 - Roland-Garros Stadium” (英語). Paris2024.org. Paris 2024. 2022年4月2日閲覧。
- ^ “Davis Cup - Draws & Results”. daviscup.com. 2020年1月30日閲覧。
- ^ “Au Revoir, Court 1: Memorializing Roland Garros' exhilarating Bullring”. tennis.com. 2020年4月18日閲覧。
- ^ “温室に囲まれたテニスコートも、生まれ変わった全仏OPの会場”. afpbb.com. 2020年1月30日閲覧。
- ^ “Paris 2024 - Olympic Sports competition schedule.pdf” (英語). press.paris2024.org. Paris 2024 (2022年4月1日). 2022年4月2日閲覧。
- ^ a b c “Paris 2024 Olympic Tennis Event Fact Sheet” (pdf) (英語). itftennis.com. ITF (2024年2月27日). 2024年5月2日閲覧。