スペースロフトXL
機能 | 観測ロケット |
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製造 | UPエアロスペース |
開発国 | アメリカ合衆国 |
大きさ | |
全高 | 20 ft (6 m) |
直径 | 10.45 in (26.5 cm) |
質量 | 780 lb (354.5 kg) |
段数 | 1 |
積載量 | |
ペイロード 弾道飛行 225 km | 50 kg |
打ち上げ実績 | |
状態 | 現役 |
射場 | スペースポート・アメリカ |
総打ち上げ回数 | 14 |
成功 | 12 |
失敗 | 2 |
初打ち上げ | 2006年9月25日 |
第1段 | |
1段目名称 | |
1段目全長 | |
1段目直径 | |
エンジン | 1 |
推力 | 8240 lbf (36.6kN) |
燃焼時間 | 12 秒[1] |
燃料 | 固体 |
スペースロフトXL (SpaceLoft XL) は、アメリカのUPエアロスペース社が開発した観測ロケット。直径25cm、全長6m。50kgの物体を搭載して、高度225kmの弾道飛行を可能とする[2]。カーマン・ラインに到達するまでの時間は90秒。射場にはスペースポート・アメリカが使用される。
打上げ履歴
[編集]初の打上げは2006年9月25日で、このときは予期せぬ空気力学的影響を受け、高度12kmに到達した後、ニューメキシコ砂漠に衝突した。
2度目の打上げは2006年10月21日に予定されていたが、延期の後、2007年4月28日に行われた[3]。このときはセレスティス社のサービスによって宇宙飛行士のゴードン・クーパーや俳優のジェームズ・ドゥーアンなど200人の遺灰が搭載された。
2009年5月2日には3度目となる打上げが行われ、ロケットは順調に飛行したが、予定していた高度約100kmに達することができなかった[4][5]。教育が目的だった。
2010年5月4日に4度目の打ち上げが行われ、ロケットは順調に飛行して高度約70マイル(約112km)に達した後、無事に回収された[6]。今回の打ち上げは主に教育目的で行われたもので、学生らが開発した実験装置が搭載されていた[6]。また宇宙葬の遺灰カプセルも搭載されており、回収された後、遺族らに返却された[6]。
参考文献
[編集]- ^ http://www.cesaroni.net/news.php
- ^ http://www.upaerospace.us.com
- ^ Star Trek's Scotty's ashes fly to space AP
- ^ “Officials Praise NM Rocket Launch”. KOAT (2009年5月2日). 2011年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年5月2日閲覧。
- ^ “Rocket falls short of altitude goal at space port”. KVIA.com (2009年5月2日). 2009年5月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年5月2日閲覧。
- ^ a b c UPエアロスペース社、小型観測ロケットを打ち上げ sorae.jp