セバスチャン・コッホ

セバスチャン・コッホ
Sebastian Koch
Sebastian Koch
2011年
生年月日 (1962-05-31) 1962年5月31日(62歳)
出生地 西ドイツの旗 西ドイツ カールスルーエ
主な作品
善き人のためのソナタ
ダイ・ハード/ラスト・デイ
リリーのすべて
ある画家の数奇な運命
テンプレートを表示

ゼバスティアン・コッホ(Sebastian Koch, 1962年5月31日 - )は、ドイツ俳優

ドイツ語の発音では「ゼバスティアン・コッホ」と表記するほうがより正確であるが、日本では英語読みでセバスチャンと書かれることが多い。

経歴

[編集]

カールスルーエ出身。孤児院で働く母に女手一つで育てられる。1982年から1985年まで、ミュンヘンのオットー・ファルケンブルク演劇学校で演技を学ぶ。この頃から既に劇団に所属していた。ウルムダルムシュタットの劇団を経て、1990年にベルリンのシラー劇場に所属、シラーゲーテの作品を演じる舞台俳優として活躍。

1986年にテレビデビュー。数多くのテレビドラマに出演し、とりわけアンドレアス・バーダーを演じた1997年のテレビドラマ『Todesspiel』で知名度が上がる。2001年のテレビドラマ『Der Tanz mit dem Teufel – Die Entführung des Richard Oetker』と、同じくクラウス・マンを演じた『Die Manns – Ein Jahrhundertroman』で人気を不動のものとした。2004年の『Speer und Er』でのアルベルト・シュペーア、同年の『Stauffenberg』でのクラウス・フォン・シュタウフェンベルクなど、テレビ作品での代表作には実在の人物を演じたものが多い。

映画初出演は1991年。2000年頃から映画への出演が目立つようになった。代表作は2006年の『善き人のためのソナタ』で、アカデミー賞外国語映画賞を受賞した。2006年には12年ぶりに舞台に戻っている。

ベルリン在住。ジャーナリストの女性と一女をもうけたが離別、長らく12歳年下の女優と交際していた。その後2005年に映画『ブラックブック』の撮影で共演したオランダの女優カリス・ファン・ハウテンと交際したが、2009年に破局した。

出演作品

[編集]

映画

[編集]
公開年 邦題
原題
役名 備考
1999 暗い日曜日
Gloomy Sunday - Ein Lied von Liebe und Tod
Obersturmbannführer Eichbaum
2001 トンネル
Der Tunnel
マチス・ヒラー
2002 ホロコースト アドルフ・ヒトラーの洗礼
Amen.
ホス
飛ぶ教室
Das fliegende Klassenzimmer
ローベルト
2004 オペレーション・ワルキューレ
Stauffenberg
クラウス・フォン・シュタウフェンベルク テレビ映画
ザ・フェイク
Tödlicher Umweg
フィリップ
2005 善き人のためのソナタ
Das Leben der Anderen
ゲオルク・ドライマン
2006 ブラックブック
Zwartboek
ルドウィグ・ムンツェ
2011 アンノウン
Unknown
レオ・ブレスラー教授
2013 ダイ・ハード/ラスト・デイ
A Good Day to Die Hard
ユーリ・コマロフ
2015 ブリッジ・オブ・スパイ
Bridge of Spies
ヴォルフガング・フォーゲル英語版
リリーのすべて
The Danish Girl
ウォーネクロス
2018 ある画家の数奇な運命
Werk ohne Autor
ベル・カント とらわれのアリア
Bel Canto

テレビシリーズ

[編集]
邦題
原題
役名 備考
2005 ヒトラーの建築家 アルベルト・シュペーア
Speer und er
アルベルト・シュペーア ミニシリーズ
計3話出演
2015-2016 HOMELAND
Homeland
オットー・デューリング 計12話出演

外部リンク

[編集]