セントラル・グループ
セントラル・グループ(Central Group)は、タイの小売業を主体とする財閥。
首都バンコクの店舗としては、伊勢丹やZENなどが入居するタイ最大のショッピングモール「セントラルワールド」のほか、百貨店のセントラル・デパートやロビンソンがある。スーパーマーケット部門ではBig Cを展開している。
2011年に百貨店事業でヨーロッパに進出して各国企業を買収している。同年にはイタリアの「リナシェンテ」、2015年にドイツの「KaDeWE(カーデーベー)」、2020年にスイスの「グローブス」、2022年には英国の「セルフリッジス」を傘下とした[1]。
歴史
[編集]- 1947年:Tiang Chirathivat(鄭汝常)がバンコクのチャイナタウン地区であるサムパッタウォン区に最初の店を開業。
- 1957年:Tiangの息子Samrit Chirathivatが、最初のセントラル・デパートをバンコクのプラナコーン区にオープンさせる。
関連会社
[編集]- セントラル・パタナ(Central Pattana):SET50 Index採用銘柄
- Centara Hotels and Resorts
- センタラ グランド アット セントラル プラザ ラープラオ バンコク
- センタラグランドホテル大阪(2023年7月1日開業[2])
- セントラルマツモトキヨシリミテッド[3]
Central Retail Corporation
[編集]- ロビンソン
- Big C
- セントラル・デパート
- ZEN
- トップス・マーケット (Tops Market)
- オフィス・デポ (Office Depot)
- B2S (本屋)
- ワトソンズ
脚注
[編集]- ^ 「タイ百貨店王 欧州立て直し/提携先破綻、買収の英社赤字/人員削減や賃料見直し」『日本経済新聞』朝刊2025年1月18日(ビジネス・アジアBiz面)
- ^ センタラグランドホテル大阪
- ^ 「マツモトキヨシHD/タイのセントラルグループと合弁会社設立」流通ニュース(2015年7月29日)2025年2月9日閲覧
関連項目
[編集]モール・グループ(The Mall Group):ライバル企業