チキチキボーイズ

チキチキボーイズ
ジャンル 横スクロールアクション
対応機種 アーケード (AC)
開発元 カプコン
発売元 カプコン
ディレクター 船水紀孝
岡本吉起
デザイナー Bully Duck
プログラマー BLBON
MEIJIN
SAIKOU YUKI
音楽 高岡宏光
美術 新谷さゆり
中山郁夫
たなべまゆみ
人数 1 - 2人(同時プレイ)
メディア 業務用基板(3.31メガバイト
発売日 日本 199006191990年6月19日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
デバイス 8方向レバー
3ボタン
システム基板 CPS-1
CPU MC68000 (@ 10 MHz)
サウンド Z80 (@ 3.580 MHz)
YM2151 (@ 3.580 MHz)
OKI6295 (@ 1.000 MHz)
ディスプレイ ラスタースキャン
横モニター
384×224ピクセル
60.00Hz
パレット4096色
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チキチキボーイズ』 (ChikiChiki Boys、英題:Mega Twins) は、1990年6月カプコンから稼働されたアーケード横スクロールアクションゲーム。同社開発の業務用システム基板CPシステム用ソフトの第10弾。

後に家庭用ゲーム機に移植された(#移植版)。

システム

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2人同時プレイ可能な横スクロールアクションゲーム。全9ステージ。剣術が得意な兄と魔法が得意な弟のどちらかを選ぶことが出来る。

ストーリー

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楽園の都、アルル王国が正体不明の魔物たちにより滅ぼされてから15年の時が流れた。

王国の血筋をひく双子の赤ん坊は立派な少年へと成長していた。

少年たちはアルル王国の再興を目指し、古くから言い伝えられるドラゴンブルーアイズをさがし出すため旅立った。

移植版

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No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 備考
1 Mega Twins ヨーロッパ 1991年
Amiga
Atari ST
Tiertex Design Studios U.S. Gold フロッピーディスク -
2 日本 チキチキボーイズ
アメリカ合衆国 ChikiChiki Boys
ヨーロッパ ChikiChiki Boys
日本 199210161992年10月16日
アメリカ合衆国 1993年
ヨーロッパ 1993年
メガドライブ セガ
ビスコ
セガ 8メガビットロムカセット[1] 日本 G-4083
アメリカ合衆国 1075
ヨーロッパ 1075
3 チキチキボーイズ 日本 199407151994年7月15日
PCエンジンSUPER CD-ROM² フライト・プラン NECアベニュー CD-ROM NAPR-1033
4 Capcom Classics Collection Remixed アメリカ合衆国 200503212005年3月21日
ヨーロッパ 200503212005年3月21日
PlayStation Portable カプコン カプコン UMD アメリカ合衆国 ULUS-10097
ヨーロッパ ULES-00347
アーケード版の移植
5 Capcom Classics Collection Volume 2 アメリカ合衆国 200611242006年11月24日
ヨーロッパ 200611242006年11月24日
PlayStation 2
Xbox
カプコン カプコン DVD-ROM アメリカ合衆国 SLUS-21473
ヨーロッパ SLES-54561
アーケード版の移植
6 チキチキボーイズ 日本 201104202011年4月20日
PlayStation 3
PlayStation Portable
(PlayStation Network)
フライト・プラン ハドソン ダウンロード
ゲームアーカイブス
- PCエンジン版の移植
7 カプコンアーケードスタジアム 日本 202102182021年2月18日
Nintendo Switch カプコン ダウンロード - アーケード版の移植
8 カプコンアーケードスタジアム 日本 202105252021年5月25日
PlayStation 4
Xbox One
PC(Steam)
カプコン ダウンロード - アーケード版の移植
メガドライブ版
セガから発売された。開発はビスコ。2人同時プレイは不可。アーケード版と異なるアレンジが施されている。
PCエンジンSUPER CD-ROM2
NECアベニューから発売された。開発はフライト・プラン。2人同時プレイが可能。BGMはCD再生によるアレンジが施されている。
2011年4月20日ゲームアーカイブスPSPPS3)で配信された。
PlayStation Portable版
カプコンから発売された『Capcom Classics Collection Remixed』に収録されている。
PlayStation 2版
カプコンから発売された『Capcom Classics Collection Volume 2』に収録されている。
Nintendo Switch版
カプコンアーケードスタジアム パック2に収録

スタッフ

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  • ゲーム・デザイン:Bully Duck
  • ディレクター:POO(船水紀孝)、OKAMOTO(岡本吉起
  • オブジェクト・デザイン:MANBOU(新谷さゆり)、IKUSAN Z(中山郁夫)、UNICORN MAYUMI(たなべまゆみ)
  • スクロール・デザイン:ZUMMY(K.KOIZUMI)、ZIGGY(さかもとようこ)
  • サウンド・デザイン:HIFUMI(高岡宏光)
  • ハード・デザイン:KUCCAN
  • スペシャル・サンクス:OZZY、KAME、SATOCHIN、GENIE
  • プログラム:BLBON、MEIJIN、SAIKOU YUKI

評価

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評価
レビュー結果
媒体結果
Computer and Video Games86% (AC)[2]
90% (Amiga)[3]
ファミ通19/40点 (MD)[4]
18/40点 (PCE)[5]
GameFan88% (MD)[6]
Amiga Action91% (Amiga)[3]
Amiga Power78% (Amiga)[3]
ST Format74% (ST)[7]
Mean Machines85% (MD)[6]
Aktueller Software Markt8/12点 (MD)[6]
Power Unlimited6/10点 (MD)[6]
メガドライブFAN20.81/30点 (MD)[1]
月刊PCエンジン75/100点 (PCE)
電撃PCエンジン53.75/100点 (PCE)
PC Engine FAN17.3/30点 (PCE)[8]
メガドライブ大全否定的 (MD)[9]
メガドライブ版
ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では5・4・5・5の合計19点(満40点)[4]、レビュアーはスーパーマリオ的なステージ展開にファンタジーゾーンのフィーチャーを付加、ワンダーボーイビックリマンなノリだと表現して可愛らしいキャラでグラフィックは綺麗、だがよくある横スクロールアクションで夢中になれる要素が少なくなぜか退屈、展開がちょっと平坦で寄せ集めな印象が強いのか今一つピリッとせず損している、主人公は大ジャンプや壁よじ登りなどいろんなことができるが今一つ活かされておらず歩いたり飛んだりしてもダラダラしている気分になる、凄く丁寧だが燃えることはなく単にドタバタしてるだけという雰囲気、敵を倒してお金を集めてアイテムを買うの繰り返しでプラスアルファが欲しいとした[4]
メガドライブFAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、20.81点(満30点)となっている[1]
項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 3.93 3.37 3.41 3.51 3.39 3.20 20.81
PCエンジン版
ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では4・5・5・4の合計18点(満40点)[5]、『月刊PCエンジン』では70・75・80・80・70の平均75点(満100点)、『電撃PCエンジン』では40・60・60・55の平均53.75点(満100点)、『PC Engine FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り17.3点(満30点)となっている[8]
項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 2.8 2.8 3.2 3.3 3.0 2.3 17.3
  • ゲーム本『メガドライブ大全』(2004年太田出版)では、「アーケード版では自動だった買い物が、メガドラ版では何を買うか選択できるようになっており、金集めのモチベーションが急上昇」と買い物のシステムが向上した事に肯定的な評価を下しているが、「(アーケード版は『ファイナルファイト』、メガドラ版は『ストリートファイターII』の影に隠れ)手堅くカッチリと作られているアクションで、アーケードもメガドラ版も決して出来は悪くないのですが、ともに評価はやや低め」と当時の知名度に関して否定的な評価を下している[9]

脚注

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  1. ^ a b c 「7月号特別付録 メガドライブ&ゲームギア オールカタログ'93」『メガドライブFAN』第5巻第7号、徳間書店、1993年7月15日、21頁。 
  2. ^ Chiki Chiki Boys for Arcade (1990)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2018年10月6日閲覧。
  3. ^ a b c Chiki Chiki Boys for Amiga (1991)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2018年10月6日閲覧。
  4. ^ a b c 「新作ゲームクロスレビュー」『ファミコン通信』第7巻第41号、アスキー、1992年10月9日、39頁。 
  5. ^ a b チキチキボーイズ まとめ [PCエンジン]”. ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2016年1月4日閲覧。
  6. ^ a b c d Chiki Chiki Boys for Genesis (1992)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2018年10月6日閲覧。
  7. ^ Chiki Chiki Boys for Atari ST (1991)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2018年10月6日閲覧。
  8. ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、612頁、ASIN B00J16900U 
  9. ^ a b 「Chapter 05 1992年」『メガドライブ大全(企画・編集:CONTINUE)』太田出版、2004年9月29日、136頁。ISBN 9784872338805 

関連項目

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外部リンク

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