ツヅレサセコオロギ

ツヅレサセコオロギ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: バッタ目(直翅目) Orthoptera
亜目 : キリギリス亜目(剣弁亜目) Ensifera
上科 : コオロギ上科 Grylloidea
: コオロギ科 Gryllidae
亜科 : コオロギ亜科 Gryllinae
: ツヅレサセコオロギ属 Velarifictorus
: ツヅレサセコオロギ
V. micado
学名
Velarifictorus micado
和名
ツヅレサセコオロギ

ツヅレサセコオロギ(綴刺蟋蟀、学名:Velarifictorus micado)は、バッタ目コオロギ科コオロギ。単にコオロギという別名を持つ。

分布

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日本では北海道から九州対馬甑島列島(下甑島)、種子島に分布する。

海外では中国にも分布しているほか、北アメリカにも帰化している。

形態

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体長13-22mm。

生態

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ツヅレサセコオロギの鳴き声(兵庫県伊丹市旧石橋家住宅にて9月に録画)

農耕地草地に生息し、成虫は8-11月にかけて出現する。雑食。家屋内に入ってくることも多い。「ギィギィギィ」または「リィリィリィ」という深みのある声で鳴き、気温が下がると速度が落ちる。

名称について

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一見すると奇妙な名前であるが、これは「綴れ刺せ蟋蟀」の意である。これは、かつてコオロギの鳴き声を「肩刺せ、綴れ刺せ」と聞きなし、冬に向かって衣類の手入れをせよとの意にとったことに由来する[1]

出典

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  1. ^ 山下(1999),p.73

参考文献

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