ディスリスペクト
この項目の現在の内容は百科事典というよりは辞書に適しています。 |
この記事は英語版の対応するページを翻訳することにより充実させることができます。(2024年7月) 翻訳前に重要な指示を読むには右にある[表示]をクリックしてください。
|
ディスリスペクト(英: disrespect、略: diss、ディス)は、リスペクト(英: respect:名詞で「尊敬、重視」、動詞で「敬う、重んじる」の意味)の対義語で、「不-」の意味を示す接頭辞のディス-(dis-)が付されてできた言葉。名詞で「無礼、軽蔑、軽視」や動詞で「無礼なことを言う(為る)、蔑む、軽んじる」などの意味を持つ。
ヒップホップ系の黒人音楽のアーティストやリスナーの間でよく見られる表現で、本来お互いをリスペクトすべきところを、そうしないという文脈で使われる。日本語で、動詞化した「ディスる」、「ディスられる」という表現が日本のHIPHOPリスナーの中で90年代年半ばから後半には定着しており、2000年代後半以降にインターネットスラングとしてもみられたとされる[1]。
文化庁実施の国語に関する世論調査においては、2013年(平成25年)度に調査結果が発表され、「けなす,否定する」という意味で「使うことがある」の割合が5.5%、「聞いたことはあるが使うことはない」が20.1%で「聞いたことがない」が73.7%ということであった[2]。
脚注
[編集]- ^ ウェブリオ株式会社、発行日不明「ディスる」『IT用語辞典バイナリ』2010年12月19日参照
- ^ 平成25年度 「国語に関する世論調査」の結果概要 (PDF)