トレガム語
トレガム語 | |
---|---|
話される国 | アフガニスタン |
地域 | ヌーリスターン州 |
話者数 | 3500人(2011年)[1] |
言語系統 | |
言語コード | |
ISO 639-3 | trm |
消滅危険度評価 | |
Severely endangered (Moseley 2010) |
トレガム語(トレガムご)はインド・ヨーロッパ語族インド・イラン語派のヌーリスターン語派に属する言語である。カタル語、ガンビル語、トレガミ、カタリ、ガンビリとも呼ばれる。アフガニスタンのクナル州のワタプール地区のペチュ川下流のトレガム渓谷で話されている。トレガム渓谷はパキスタンとの国境線付近のヒンドゥークシュ山脈にあり、ガンビル、カタル、デボズといった村に話者が存在する。大半の話者はパシュトー語との併用である[1]。トレガム語は書き言葉ではないため[1]、パシュトー語話者が増え、消滅しつつある。トレガム人は自分の言語を復活させるだけの力がない。ワイガル語に近い言語である。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- Strand, Richard. “The Trêgami”. 2015年5月8日閲覧。