ナイジェリア、我ら汝を讃えん
Nigeria, We Hail Thee | |
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和訳例:ナイジェリア、我ら汝を讃えん | |
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作詞 | リリアン・ジーン・ウィリアムズ [1](1959年) |
作曲 | フランシス・ベンダ(1959年) |
採用時期 | 1960年/ 2024年 |
採用終了 | 1978年 |
言語 | 英語 |
試聴 | |
ナイジェリア、我ら汝を讃えん (ナイジェリア、われらなんじをたたえん、英語: Nigeria, We Hail Thee) は、ナイジェリアの現国歌。
1960年10月1日から1978年10月1日の間、および2024年5月29日から現在まで採用されている。1978年から2024年までの間は起て同胞、ナイジェリアの呼び出しに遵ってが国歌であった。
歴史
[編集]本楽曲は1959年に当時のイギリスの駐在員、リリアン・ジーン・ウィリアムズ (Lillian Jean Williams) が作詞し、フランシス・ベンダ (Frances Benda) が作曲した[2][3]。1960年10月1日のナイジェリアの独立とともにナイジェリアの国歌となる。
1978年、オルシェグン・オバサンジョ政権は本楽曲に代わって起て同胞、ナイジェリアの呼び出しに遵って (英語: Arise, O Compatriots) を国歌に採用した[2]。
2024年5月29日、ボラ・ティヌブ大統領は第4共和国建国25周年記念の会議中に本楽曲を国歌としての再採用を決定した[4]。
歌詞
[編集]英語 |
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Ⅰ Nigeria, we hail thee, Our own dear native land, Though tribes and tongues may differ In brotherhood we stand, Nigerians all, and proud to serve Our sovereign Motherland. |
II Our flag shall be a symbol That truth and justice reign, In peace or battle honour'd, And this we count as gain, To hand on to our children A banner without stain. |
III O God of all creation, Grant this our one request. Help us to build a nation Where no man is oppressed, And so with peace and plenty Nigeria may be blessed. |
和訳詞
[編集]Ⅰ
ナイジェリア 我らは汝を讃えん
我らの愛する祖国よ
民族や言葉は違えども
兄弟愛の内に我らは立つ
全てのナイジェリア人は誇りを持って仕えん
主権在りし我らが母国に
II
我らの旗は象徴となるのだ
真実と正義による支配の象徴に
平時にも戦時にも敬われる
そしてそれは我らの利益である
我らの子孫に引き継ぐ為に
汚れなきその旗を
III
おお 全ての創造主である神よ
我らの唯一の願いを叶え給え
我らの国の建設を助け給え
誰も抑圧されぬ国の建設を
そして平和と繁栄の内に
ナイジェリアは祝福されるのだ
脚注
[編集]- ^ “Standardised lyrics of reintroduced National Anthem released”. 2024年7月1日閲覧。
- ^ a b “Goodnight, Pa Benedict Odiase (1934 – 2013)”. National Mirror. (2013年6月30日). オリジナルの2013年7月4日時点におけるアーカイブ。 2013年7月8日閲覧。
- ^ Omosola, Friday (2024年5月30日). “How Frances Benda, not Frances Berda, composed 'Nigeria We Hail Thee'” (英語). Premium Times Nigeria. 2024年6月3日閲覧。
- ^ “‘Nigeria we hail thee’ na our heritage - Tinubu on why Nigeria reverse to old national anthem”. BBC (2024年5月29日). 2024年6月5日閲覧。