ニューゲイザー
ニューゲイザー | |
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様式的起源 | シューゲイザー, インディー・ロック, ノイズポップ, エレクトロニカ |
文化的起源 | 2000年代初頭 イギリス |
使用楽器 | ボーカル, ギター, ベース, ドラム, シンセサイザー |
ニューゲイザーはオルタナティヴ・ロックのジャンルの一つであり、1980年代後半から1990年代前半までに流行したシューゲイザーから影響を受けた、2000年代以降にデビューしたバンド群を指す[1]。諸外国では主にNu gaze (ニュー・ゲイズ)と呼称される。
概要
[編集]ニューゲイザーというフレーズはイギリスのロックバンド、マイ・ヴィトリオールのフロントマンであるソム・ワードナーが2001年に行われたインタビューにて、自身のバンドがシューゲイザーではないと否定した後に、"I guess you could call us Nu-Gaze." (僕たちのことをNu-Gazeって呼ぶと思うけどね)と冗談めかして発言したのが最初だと言われている[2]。
00年代中盤以降には続々と新しいニューゲイザーバンドが出現していったが、ロックバンドだけでなくエレクトロニカアーティストからのニューゲイザー支持も根強く、M83やウルリッヒ・シュナウス、トロ・イ・モアなどエレクトロニカとシューゲイザーを融合させるミュージシャンも登場した[3]。
主なニューゲイザー・バンド
[編集]- ア・サニー・デイ・イン・グラスゴー
- アソビ・セクス
- アミューズメント・パークス・オン・ファイア
- M83
- ザ・ジョイ・フォーミダブル
- ブロンド・レッドヘッド
- ザ・ペインズ・オブ・ビーイング・ピュア・アット・ハート
- マイ・ヴィトリオール
- リンゴ・デススター
- レッティング・アップ・ディスパイト・グレイト・フォールツ
- ザ・レディオ・デプト
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ Rogers, Jude (27 July 2007). “Diamond gazers”. ガーディアン 2 January 2015閲覧。
- ^ Robinson, Mark. “Paint It Black // My Vitriol ~ Finelines”. GoldFlakePaint. 2 January 2015閲覧。
- ^ “激情と静謐の波、シューゲイザー - Hot Sun Trail”. Hot Sun Trail. 2 January 2015閲覧。