ハイレモン
ハイレモンは、アトリオン製菓が発売している菓子である。ビタミンCの栄養機能食品[1]。
概要[編集]
1980年に明治製菓から発売された錠菓[2][3]。前年発売開始のヨーグレットに続く健康志向食品であり、ビタミンC入り菓子の「パイオニア」とされる[4]。小学生の間では「乗り物酔いに効く菓子」とされた菓子の1つである[5]。
受験シーズンには「ハイレルモン」(入れるもん)と名称を変えて販売される。
笑顔が描かれたタブレットが入っていることがある(ヨーグレットも同様)[1]。
2021年に商品の保存試験によって品質が変わらないことが確認できたとして、賞味期限を9か月から12か月に延長した[6]。
2023年3月、本菓子を明治から受託製造している明治産業を丸紅に売却することが明治から発表された。同時に本菓子の商標権も明治産業に移管し、将来的に丸紅が取得することも併せて発表した[7]。
コラボ商品[編集]
- 明治ハイレモンドリンク[8]
- ハイレモンゼリー(2007年、ゼリー飲料)[9]
- ハイレモンアイスバー(アイスキャンディー)[10]
- ハイレモンつぶつぶアイス(1997年、カップ氷菓)[11]
- ハイレモングミ(2022年、グミ)[12]
CM[編集]
出典[編集]
- ^ a b 仙道洋平「「ヨーグレット」「ハイレモン」のスマイル」『ちょっと幸せ: 私だけ?の“小さなハッピー”探したべもの編』大空出版、2007年、80-81頁。ISBN 978-4903175089。
- ^ ヨーグレットとハイレモンの発売について - ウェイバックマシン(2023年6月25日アーカイブ分)
- ^ 「明治ハイレモン ドリンクタイプ」(1000ml・500ml)新発売のお知らせ - ウェイバックマシン(2012年7月6日アーカイブ分)
- ^ 初見健一『まだある。大百科お菓子編: 今でも買える昭和のロングセラー図鑑』大空出版、2008年、390頁。ISBN 978-4903175195。
- ^ 初見健一「梅スッキリ」『まだある。: 今でも買える“懐かしの昭和”カタログ食品編』大空出版、2009年。ISBN 978-4903175249。
- ^ 「ヨーグレットとハイレモン、賞味期限3ヵ月延長 明治、食品廃棄問題に対応」『日本経済新聞』2021年2月25日。2023年6月26日閲覧。
- ^ “「ヨーグレット」「ハイレモン」など製造の明治の子会社、丸紅が買収”. 読売新聞 (2023年3月3日). 2023年3月3日閲覧。
- ^ “明治のロングセラー菓子「ヨーグレット」がドリンクに!”. ウォーカープラス (2010年7月13日). 2023年6月26日閲覧。
- ^ “ハイレモンがゼリーになった「ハイレモンゼリー」が登場”. GIGAZINE (2007年5月8日). 2023年6月26日閲覧。
- ^ “明治「ハイレモンゼリー」と「ハイレモンアイスバー」を食べてみた”. GIGAZINE (2007年5月17日). 2023年6月26日閲覧。
- ^ アイスマン福留「1997」『日本アイスクロニクル』辰巳出版、2019年。ISBN 978-4777823635。
- ^ “明治が「ハイレモングミ」発売 かみ応えを独自指標で可視化”. 共同通信社 (2022年7月14日). 2023年6月26日閲覧。
- ^ 中溝康隆『原辰徳に憧れて -ビッグベイビーズのタツノリ30年愛-』白夜書房、2019年、[要ページ番号]頁。ISBN 978-4864942652。
- ^ “SAWA新曲は「チャイニーズは突然に」、GWにはサワソニ野外公演”. 音楽ナタリー (2015年4月28日). 2023年6月26日閲覧。