ハルノヒ
「ハルノヒ」 | ||||
---|---|---|---|---|
あいみょん の シングル | ||||
初出アルバム『おいしいパスタがあると聞いて』 | ||||
B面 | 鯉 | |||
リリース | ||||
規格 | ||||
ジャンル | ||||
時間 | ||||
レーベル | unBORDE / WARNER MUSIC JAPAN | |||
ゴールドディスク | ||||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
あいみょん シングル 年表 | ||||
| ||||
「ハルノヒ」は、あいみょんの楽曲。ワーナーミュージック・ジャパン内のレーベル「unBORDE」から2019年4月17日にメジャー7枚目のシングルとして発売された。
解説
[編集]前作『今夜このまま』から約5か月ぶりに発表されたシングル。「通常盤」「クレヨンしんちゃん盤」の2形態で発売され、通常盤では大きなスーツケースの上に跨がるあいみょんの写真、クレヨンしんちゃん盤では野原一家が描かれたジャケットになっている[10]。
表題曲「ハルノヒ」は、アニメ映画『クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン 〜失われたひろし〜』の主題歌として書き下ろされた。また、映画の宣伝を兼ねて期間限定でテレビアニメ『クレヨンしんちゃん』エンディングテーマにも使用された[11]。
表題曲のタイトル「ハルノヒ」は、野原一家の住居のある街・「春日部」に由来し、『春日部』→『春の日』→『ハルノヒ』となった[12][13][14]。
ミュージック・ビデオの監督は前作と同様、山田智和が担当。舞台は静岡県の伊豆半島となっており[15]、東伊豆町の町営風力発電所、伊東市の美術館、南伊豆町の名勝「ヒリゾ浜」が映っている[16]。3月11日には、アートアーク撮影時の模様で構成された視聴動画が公開された[10]。
チャート成績
[編集]2019年4月3日付のオリコンデジタルシングルデイリーランキングでは1位にランクインし、5日連続で首位をキープした。4月15日付のオリコン週間デジタルシングルランキングでは、2.6万ダウンロードで2位にランクイン。その後もロングヒットを続け、発売3週目の4月29日付で2.5万ダウンロードで1位を獲得。あいみょんにとっては初のオリコン週間1位獲得となった[2]。
Billboard Japan Hot Animation、Billboard Japan Top Download Songsにおいて初の1位を獲得した[3][4]。Hot Animationではその後5週連続で首位をキープしている。
先行配信から2週間後に発売されたCDシングルは、4月29日付のオリコン週間シングルランキングで1.0万枚を売り上げ6位にランクイン。あいみょんにとって初めて初動1万枚を突破したシングルとなった。合算シングルランキングでは2.9万ポイントで4位にランクインした[17]。
収録曲
[編集]全作詞・作曲: あいみょん。 | |||
# | タイトル | 編曲 | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「ハルノヒ」 | 立崎優介、田中ユウスケ | |
2. | 「鯉」 | 関口シンゴ | |
3. | 「ハルノヒ (Instrumental)」 | ||
合計時間: |
曲の解説
[編集]- ハルノヒ
- アニメ映画『クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン 〜失われたひろし〜』主題歌
- 歌詞は『クレヨンしんちゃん』の登場人物である野原しんのすけの両親・野原ひろしと野原みさえにスポットが当てられており、歌詞はひろしの視点から書かれている[18]。歌いだしに登場する「北千住駅のプラットホーム」は、ひろしがみさえにプロポーズした場所となっている[19]。このエピソードを踏まえ、2019年4月18日放送の『ミュージックステーション』でこの楽曲が披露される際、野原一家が北千住駅のプラットホームでプロポーズの思い出を語るという内容のスペシャルアニメが放送された[20]。また、映画では本人役でゲスト出演も果たしている[21]。
- 2020年に出演した麒麟麦酒「淡麗グリーンラベル」のCMでは、アコースティックバージョンで演奏した[22]。
- 2020年7月22日付のBillboard Japan Streaming Songsで、202万9022回再生を記録し、5作目となるストリーミング1億回再生を記録[23]。
- 鯉
参加ミュージシャン
[編集] ハルノヒ
| 鯉
|
脚注
[編集]- ^ 「GOLD DISC 2019年5月度」『The Record』第716巻、日本レコード協会、2019年7月、14頁。
- ^ a b “あいみょん、デジタルSG&ストリーミング同時1位 『しんちゃん』主題歌が好調【オリコンランキング】”. ORICON NEWS (オリコン). (2019年4月24日) 2019年4月24日閲覧。
- ^ a b “【ビルボード】あいみょん『クレヨンしんちゃん』主題歌がアニメチャート初登場首位、米津玄師「orion」が12週ぶりにトップ10入り”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク). (2019年4月9日) 2019年5月5日閲覧。
- ^ a b “【ビルボード】あいみょん「ハルノヒ」が3.1万DLで初首位、TOP20圏内に計4曲ランクイン”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク). (2019年4月24日) 2019年5月5日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Hot 100 | Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2019年4月29日). 2020年7月23日閲覧。
- ^ “ハルノヒ | あいみょん”. ORICON NEWS. オリコン. 2020年7月23日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Top Singles Sales | Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2019年4月29日). 2020年7月23日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Hot Animation Year End | Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2019年). 2020年7月23日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Hot 100 Year End | Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2019年). 2020年7月23日閲覧。
- ^ a b “あいみょん、7thシングル「ハルノヒ」の新アートワーク&視聴動画を解禁”. OKMusic (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2019年3月12日) 2019年8月24日閲覧。
- ^ “「映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~」主題歌をあいみょんが担当することが決定&7thシングル「ハルノヒ」4月17日(水)発売!”. あいみょん OFFICIAL FAN CLUB "AIM". (2019年2月6日) 2019年2月6日閲覧。
- ^ “あいみょん、新曲「ハルノヒ」は“クレしん”舞台の春日部市が由来”. 映画.com (株式会社エイガ・ドット・コム). (2019年4月10日) 2019年5月5日閲覧。
- ^ “あいみょん、クレヨンしんちゃんの主題歌を生披露「ちょっとぐっと来すぎた」”. 映画 Movie Walker (株式会社ムービーウォーカー). (2019年4月10日) 2019年5月5日閲覧。
- ^ “あいみょん、「野原一家の始まりの歌」に=「映画クレヨンしんちゃん」新作の主題歌”. 時事ドットコム (時事通信社). (2019年4月10日) 2019年5月5日閲覧。
- ^ “あいみょん、絶景の夕焼けをバックに歌う山田智和監督MV「ハルノヒ」公開”. Rolling Stone Japan (CCCミュージックラボ株式会社). (2019年4月3日) 2019年5月5日閲覧。
- ^ 『静岡新聞』2019年5月29日朝刊22頁「清流=大きな風車の価値」(静岡新聞社 下田支局・尾藤旭)
- ^ “ラストアイドルの新曲が合算でも首位 デジタルが好調なあいみょんらが上位に【オリコンランキング】”. 紀伊民報AGARA (株式会社紀伊民報). (2019年4月24日) 2019年5月5日閲覧。
- ^ “あいみょん、書き下ろし主題歌“ハルノヒ”が流れる『映画クレヨンしんちゃん』予告映像公開”. rockinon.com (ロッキング・オン). (2019年2月27日) 2019年8月24日閲覧。
- ^ “【歌詞コラム】あいみょん『ハルノヒ』で描くクレヨンしんちゃんに見る家族の大切さ”. Utaten (IBGメディア株式会社). (2019年4月25日) 2019年4月25日閲覧。
- ^ “あいみょん出演のMステで『クレヨンしんちゃん』特別アニメ公開”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2019年4月25日) 2019年4月25日閲覧。
- ^ “あいみょん「映画クレしん」本編に登場、コラボLINEスタンプも発売”. 映画ナタリー (株式会社ナターシャ). (2019年4月9日) 2019年4月9日閲覧。
- ^ “あいみょん、CM初出演で多部未華子と共演&「ハルノヒ」アコースティック披露”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク). (2020年4月14日) 2020年4月15日閲覧。
- ^ “あいみょん「ハルノヒ」ストリーミング総再生数1億回突破”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク). (2020年7月22日) 2020年7月23日閲覧。
- ^ “【PENGUIN RESEARCH/PEDRO 表紙】Skream!8月号、8/1より順次配布開始。泉谷しげる×KEYTALKの座談会、あいみょん特集、NCIS、パスピエのライヴ・レポート、マカロニえんぴつ×バイトル特別企画など掲載”. Skream!. 激ロックエンタテインメント株式会社 (2019年7月30日). 2019年7月30日閲覧。