バポーム (通報艦)
艦歴 | |
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発注 | ロリアン造船所 |
起工 | |
進水 | 1917年 |
就役 | 1918年 |
退役 | |
その後 | |
除籍 | |
性能諸元(竣工時) | |
排水量 | 常備:850トン 満載:-トン |
全長 | 72.0m |
全幅 | 8.7m |
吃水 | 3.2m |
機関 | 型式不明重油・石炭混焼水管缶2基 +パーソンズ式直結タービン2基2軸推進 |
最大出力 | 5,000hp |
最大速力 | 20.0ノット |
航続距離 | -ノット/-海里 |
燃料 | 重油:200トン 石炭:400トン) |
乗員 | 103名 |
兵装 | 13.8cm(55口径)単装速射砲2基(1920年に1基) カネー 7.5cm(35口径)単装砲1基 |
バポーム(Aviso Bapaume) は、フランス海軍の通報艦。アミアン級通報艦の1隻。
艦形と武装
[編集]本級の船体は商船型船体で船体中央部の上部構造物の前側に艦橋が配置され両脇に船橋(ブリッジ)を持っており、船体中央部に1本煙突が立っていた。 艦首と艦尾に6.5cm速射砲を防盾の付いた単装砲架で1基ずつ計2基、13.8cm速射砲を防盾の付いた単装砲架で前後の甲板上に2基ずつ計2基を配置した。
第一次大戦後の1920年代に艦首側の兵装を撤去して艦橋から艦首に至るプラットフォーム上に滑走甲板を新設、同時に艦橋の右側にデリック・クレーンを搭載して発艦実験艦として改装された。本艦の実験成果が後に航空母艦「ベアルン」の改装に役立てた。他に水上機4~6隻の搭載が可能で小型の水上機母艦としても用いられた[1]。
関連項目
[編集]参考図書
[編集]- 「Conway All The World's Fightingships 1860-1905」(Conway)
- 「NF文庫 瀬名堯彦著 独仏伊 幻の航空母艦建造計画 知られざる欧州三国海軍の画策」(光人社)
脚注
[編集]- ^ 独仏伊 幻の航空母艦建造計画 瀬名堯彦 p23