バーレーン国際空港

バーレーン国際空港
مطار البحرين الدولي
Maṭār al-Baḥrayn al-dwalī

Bahrain International Airport
IATA: BAH - ICAO: OBBI
概要
国・地域 バーレーンの旗 バーレーン
所在地 ムハッラク
種類 公共
運営者 Bahrain Airport Company
拠点航空会社
標高 2 m (6 ft)
座標 北緯26度16分15秒 東経50度38分01秒 / 北緯26.27083度 東経50.63361度 / 26.27083; 50.63361
公式サイト BahrainAirport.com
地図
バーレーンにおける空港の位置
バーレーンにおける空港の位置
BAH
バーレーンにおける空港の位置
バーレーンにおける空港の位置
BAH
バーレーンにおける空港の位置
滑走路
方向 長さ (m) 表面
12L/30R 3,340 アスファルト
12R/30L 2,530 アスファルト
統計(2011年)
旅客数 7,793,527人
貨物取扱量 258,245トン
発着回数 102,068回
出典: 統計はバーレーン空港より[1]
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空港の一覧
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バーレーン国際空港(バーレーンこくさいくうこう、英語: Bahrain International Airportアラビア語: مطار البحرين الدولي‎, maṭār al-Baḥrayn al-dwalī (IATA: BAHICAO: OBBI))は、バーレーンの最北端にある島のムハッラクにある国際空港である。首都マナーマの約7km北東に位置する。ナショナル・キャリアであるガルフ・エアのハブ空港であり、かつてはバーレーン・エア英語版(現存せず)のハブでもあった。

2010年、バーレーン国際空港はスカイトラックスによる2010年世界の空港アワード (2010 World Airport Awards) において中東部門で第1位を獲得した[2]

歴史

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最初の定期商業便がバーレーンに就航したのは1932年であり、ロンドン発デリー行きの便(ハンドレページ H.P.42の「ハンニバル」号による運航)であった。H.P.42 は乗客を24人しか輸送できず、ロンドン発の便は毎時100マイルで飛行するため数日かかった。それにもかかわらずこの定期便を通じて、バーレーンはペルシア湾で最初の国際空港としての地位を確立した[3]

第二次世界大戦中、同空港はアメリカ陸軍航空軍航空輸送司令部の Central African Wing が使用し、Station # 13 として指定されていた。ここは、イランアーバーダーン空港や現在のUAEにあるシャールジャ空港カラチカイロを結ぶルート上にある)へ向かう途中の経由地として機能した[4]。1943年から1971年12月のバーレーン独立までは、イギリス空軍が当初はRAFバーレーンとして、1963年からはRAFムハッラクとして知られた飛行場にある軍事施設を維持した[5][6]。これらの施設の大多数は後にバーレーンのフラッグ・キャリアのガルフ・エアが手に入れたが、ごく一部はアメリカ海軍が Aviation Support Unit (ASU) Bahrain として利用し続けている。

バーレーン国際空港のターミナル

就航路線

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旅客便

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航空会社就航地
バーレーンの旗ガルフ・エア 中東: リヤドジッダダンマームブライダ英語版アブダビドバイドーハアンマン/クィーンアリアバグダードナジャフカイロクウェートマスカットバクートビリシイスタンブール

東アジア: 上海/浦東広州
東南アジア: バンコク/スワンナプームシンガポールマニラ
南アジア: デリームンバイハイデラバードバンガロールチェンナイコーリコードコーチティルヴァナンタプラムゴア英語版イスラマバードラホールカラチムルターンペシャーワルファイサラーバード英語版シアールコート英語版ダッカコロンボマレ
ヨーロッパ: アテネ[7]ラルナカパリ/シャルル・ド・ゴールロンドン/ヒースローマンチェスターフランクフルトミュンヘンローマ/フィウミチーノミラノ/マルペンサモスクワ/ドモジェドヴォ

アラブ首長国連邦の旗エア・アラビア シャールジャアブダビ
アラブ首長国連邦の旗フライドバイ ドバイ
アラブ首長国連邦の旗エミレーツ航空 ドバイ
アラブ首長国連邦の旗エティハド航空 アブダビ
カタールの旗カタール航空 ドーハ
サウジアラビアの旗サウディア リヤド、ジッダ
サウジアラビアの旗フライナス リヤド、ジッダ
オマーンの旗オマーン・エア マスカット
オマーンの旗 サラームエア英語版 マスカット
クウェートの旗クウェート航空 クウェート
クウェートの旗ジャジーラ航空 クウェート
イラクの旗イラク航空 バグダード、ナジャフ
ヨルダンの旗ロイヤルヨルダン航空 アンマン/クィーンアリア
エジプトの旗エジプト航空 カイロ
トルコの旗ターキッシュ エアラインズ イスタンブール
トルコの旗ペガサス航空 イスタンブール=サビハ・ギョクチェン
トルコの旗サンエクスプレス トラブゾン英語版
インドの旗エア・インディア デリー
インドの旗エア・インディア・エクスプレス デリー、コーチ、コーリコード、ティルヴァナンタプラム、マタヌールマンガロール英語版
インドの旗インディゴ ムンバイ、コーチ
パキスタンの旗パキスタン国際航空 イスラマバード、ラホール
パキスタンの旗 フライジンナー英語版 イスラマバード
イギリスの旗ブリティッシュ・エアウェイズ ロンドン/ヒースロー
ドイツの旗ルフトハンザドイツ航空 フランクフルト

貨物便

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バーレーン国際空港から離陸するカーゴルックス航空ボーイング747-8F(2014年4月撮影)
航空会社就航地
トルコの旗MyCargo Airlinesイスタンブール=アタテュルク
ドイツの旗DHLアビエーション(運航はアエロロジック香港[要出典]ライプツィヒ/ハレ[8]
バーレーンの旗DHL International Aviation MEバグダードカイロドバイジェッダカンダハールクウェートラホール
アラブ首長国連邦の旗エミレーツ・スカイカーゴドバイ[9]サラゴサ
アラブ首長国連邦の旗Falcon Express Cargo Airlinesドバイ
アメリカ合衆国の旗フェデックス・エクスプレス
アメリカ合衆国の旗カリッタ・エアアムステルダムバグラムバンコク=スワンナプームブリュッセル香港キエフ=ボルィースピリリエージュニューアークニューヨーク=JFKシャールジャ
ドイツの旗ルフトハンザ・カーゴフランクフルト
オランダの旗マーティンエアー・カーゴ1アムステルダムドバイ=アール・マクトゥーム [10]
スペインの旗スウィフトエア
運航はスウィフトエア・バーレーン
マドリード
ベルギーの旗ASL航空ベルギーリエージュ
香港の旗サザン・エア 香港

1マーティンエアーはこれらの路線をKLMオランダ航空の配色の航空機により運航する。

関連項目

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脚注

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  1. ^ Annual Statistics Report 2011
  2. ^ Skytrax 2010 World Airport Awards - Middle East”. Skytrax (2010年). 2010年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年8月23日閲覧。
  3. ^ Bahrain International Airport :: About Us - History. Bahrainairport.com. Retrieved on 2010-10-19.
  4. ^ USAFHRA document 00181427
  5. ^ Overseas Stations-M Air of Authority.
  6. ^ RAF Muharraq” (英語). www.radfanhunters.co.uk. 2019年9月1日閲覧。
  7. ^ Gulf Air Resumes its Flights to the Greek Capital Athens”. AMEINFO (10 April 2014). 15 April 2014閲覧。
  8. ^ 2013 summer schedule”. Aero Logic. 13 August 2013閲覧。
  9. ^ Emirates SkyCargo Schedule Archived 2013年2月28日, at the Wayback Machine.
  10. ^ MP Cargo winter 2012 timetable

外部リンク

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