パネル橋MGB
パネル橋MGB(パネルきょうエムジービー)は、陸上自衛隊の装備。施設科に配備される。
特徴
[編集]パネル橋の後継として採用された。重量は従来のパネル橋の半分程度に抑えられ、耐久重量も60tまで増加している。このため、90式戦車も通過可能である。
74式特大型トラックなどがベースとなっている運搬車で現場まで運搬し、荷台より降ろして、人力などで組み立てを行い、展開する。軽量かつ強度のある橋が迅速に構築できる。1997年(平成9年)度から配備開始。
東日本大震災においては、落橋した南三陸町の国道45号・志津川水尻橋に代わり架橋されている[1]。
諸元
[編集]- 全長:42,000mm
- 全幅:4,000mm
- 重量:58,500kg
- 耐用重量:60,000kg
製作
[編集]脚注
[編集]- ^ “被災地復旧も始動 糧食・燃料・各種資機材 後方も補給に全力”. 朝雲新聞. (2011年3月31日). オリジナルの2012年7月20日時点におけるアーカイブ。
参考文献
[編集]- 自衛隊装備年鑑 2006-2007 P98 朝雲新聞社 ISBN 4-7509-1027-9