ヒメヨシゴイ
ヒメヨシゴイ | |||||||||||||||||||||||||||
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保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Ixobrychus minutus Linnaeus, 1766 | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
ヒメヨシゴイ | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Little Bittern |
ヒメヨシゴイ(姫葦五位、学名:Ixobrychus minutus)は、ペリカン目サギ科に分類される鳥類の一種である。
分布
[編集]中部、南部ヨーロッパから中近東、中央アジアにかけてと、アフリカ、マダガスカル、オーストラリア、ニュージーランドに分布する。
形態
[編集]体長約28-36cm。雄は頭上と背中、肩羽、尾が緑光沢のある黒色で、顔と頸が赤褐色、喉が褐色がかった白色、胸から腹にかけては淡い黄褐色で褐色の縦斑がある。肩羽には白い筋が入る。雌は頭上は黒色で、背中が赤褐色に黄褐色の斑が入る。嘴と脚は緑がかかった黄色である。
生態
[編集]湿地や沼地の周辺の茂みの中に生息する。
水辺のアシ原や草薮の中に番いで営巣するが、まれに小さなコロニーを形成することもある。造巣は主に雄が行う。1腹4-7個の卵を産み、抱卵期間は17-19日である。抱卵、育雛は雌雄協同で行う。雛は7-8日で巣から出て巣の近くで過ごす。25-30日で親から独立する。
亜種
[編集]以下の4亜種に分類される。
- Ixobrychus minutus minutus
基亜種。ヨーロッパからアジア、アフリカ北部に分布。
- Ixobrychus minutus payesii
アフリカ中部から南部に分布。
- Ixobrychus minutus podiceps
マダガスカルに分布。
- Ixobrychus minutus novaezelandiae
オーストラリア、ニュージーランドに分布。オーストラリアヨシゴイ若しくはさらにニュージーランドヨシゴイとして別種に分類する説もある。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 『世界の動物|分類と飼育 コウノトリ目+フラミンゴ目』、財団法人東京動物園協会、1985年、37頁