ピアニカ前田
ピアニカ前田 | |
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生誕 | 1954年4月??日 |
出身地 | 日本・鳥取県 |
職業 | 音楽家 |
担当楽器 | 鍵盤ハーモニカ |
活動期間 | 1975年 - |
レーベル |
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共同作業者 |
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公式サイト | ピアニカ前田 |
ピアニカ前田(ピアニカまえだ、1954年 - )は、鳥取県出身の鍵盤ハーモニカ奏者である。
来歴
[編集]1975年、鳥取県より上京。友人から、スティーヴィー・ワンダーの「可愛いアイシャ」の間奏は実は鍵盤ハーモニカだと吹き込まれ、鍵盤ハーモニカ奏者になる(実際はハーモニカ)。
1985年、「THE 仲井戸麗市 BOOK」に鍵盤ハーモニカで初参加。
1989年、ナツメグ・レーベルより、ピアニカ前田&グッドベイツとしてシングル『JUST YOU JUST ME」をリリース。この時よりピアニカ前田を名乗る。
1991年、ソロ名義にてミニ・アルバム『ピアニカ・スウィング』をリリース。そして同年、塚本功(ギター)、長山雄治(コントラバス)との3人でピラニアンズの活動を開始。
1992年、渋谷CLUB QUATTROのオープン記念ライブとして、ローランド・アルフォンソ、MUTE BEAT、松竹谷清と共演。後に『ROLAND ALPHONSO meet GOOD BAITES with ピアニカ前田 at WACKIES NEW JERSEY』としてCD化された。また、TOMATOSが全面参加したソロ・ミニ・アルバム『JUST A GUY』でポニーキャニオンよりメジャー・デビュー。
1993年、ソロとしての1stアルバム『PIANICAN SUMMER』をリリース。同年、ゲスト参加した東京スカパラダイスオーケストラのASA-CHANG(パーカッション)がそのままピラニアンズに加入。
1994年には、ピラニアンズとしての1stアルバム『ピラニアンズ』、2ndアルバム『サボテンマン』を立て続けにリリース。この間にASA-CHANGは脱退、サポートのパーカッショニストを迎えて活動を続け、1996年から坂田学(ドラムス)がメンバーに加わる。
1997年に、ライブ・アルバム『富士山リバーブ』リリースするも、同年春、ピラニアンズは活動を停止。ソロとしての2ndアルバム『DOUBLE DREAM OF THE SUMMER』をリリース。
1998年には、坂田学(ドラムス)、宮田誠(クラシック・ギター)、田中義人(エレクトリック・ギター)との4人でボッサピアニキータを結成。
2001年に、1stアルバム『IL CIELO』、2003年に2ndアルバム『ピアニダージ』をリリース。
2006年、ピラニアンズが9年ぶりに、塚本功、長山雄治、坂田学との4人で活動再開。
2007年にライブ・アルバム『ピラニアンズライブ(復活中!)』をリリース後、2010年にアルバム『スーパーボルケーノ』をリリースし、ライブ活動も積極的に行っている。
その他、ソロとして様々なアーティストの録音やライブに参加しつつ、年に数回行われる松竹谷清のライブにも参加。鍵盤ハーモニカ2本にギターという編成で、スタジオジブリの作品を中心に小学校等での演奏会を行ったり、この編成でスタジオジブリ作品をカバーしたアルバム『ピアニカで聴くスタジオジブリ作品集』(2008年)などもリリースしている。また、鍵盤ハーモニカ教則本の監修を2冊手がけるなど、鍵盤ハーモニカの奏法や調整法等についての発表も行っている[1]。
ディスコグラフィー
[編集]ピアニカ前田
[編集]シングル
- JUST YOU JUST ME ピアニカ前田&グッドベイツ (1989年)※7インチEP、後にライブ音源を加えてCD化
- ルセロ ピアニカ前田&グッドベイツ (1990年)※7インチEP
- オレンジ色の恋 ピアニカ前田 チエコ・ビューティ (1991年)※CHIEKO BEAUTYとの共作、12インチEP、後にCD化
- ピアニカ・アンセム (1991年)※マキシ・シングル、DJにジャマルスキーが参加
- TOKYO LUV STORY DMX&ピアニカ前田(1991年)※マキシシングル、Dub Master Xとの共作、YOUがヴォーカルで参加
アルバム
- ピアニカ・スウィング (1991年)*ミニ・アルバム
- JUST A GUY (1992年)*ミニ・アルバム
- PIANICAN SUMMER (1993年)
- DOUBLE DREAM OF THE SUMMER (1997年)
- ANTHOLOGY ピアニカ前田 BEST (2002年)*ベスト・アルバム
- ピアニカで聴くスタジオジブリ作品集 (2008年)
ピラニアンズ
[編集]アルバム
- ピラニアンズ (1994年)
- サボテンマン (1994年)
- OK新宿 入江雅人&ピラニアンズ (1995年)*ミニ・アルバム
- キュッキュキュパパ (1996年)*ミニ・アルバム
- 富士山リバーブ (1997年)*ライブ・アルバム
- ピラニアンズ ベスト (2002年)*ベスト・アルバム
- ピラニアンズ EPコレクション (2002年)*ベスト・アルバム
- ピラニアンズライブ(復活中!) (2007年)*ライブ・アルバム
- 決定盤!!ピアニカ・スタンダード ベスト (2010年)*ベスト・アルバム
- スーパーボルケーノ (2011年)
シングル
- ジョルジュの恋 / チキンズパレード (1994年)※7インチEP
- サンバNo.3 / UNDECIDED (1994年)※7インチEP
- サルバド / スムースワン (1994年)※7インチEP
- ビー・マイ・ベイビー ribbon&ピラニアンズ (1994年)※7インチEP
- 風よつたえて ribbon&ピラニアンズ (1994年)※7インチEP
- ピアニカ絶叫 / アフターユーヴゴーン (1996年)※7インチEP
ボッサ・ピアニキータ
[編集]アルバム
- IL CIELO (2001年)
- ピアニダージ (2003年)
参加作品
[編集]- ROLAND ALPHONSO meet GOOD BAITES with ピアニカ前田 at WACKIES NEW JERSEY(1992年)
- WINTER SONGBOOK CRIOLA(1992年)
- Soundtrack of Living CRIOLA(1993年)
- Happy Days of Happy Sun CRIOLA(1994年)
- cool christmas(1993年)※武内享プロデュース
- Beach Baby(1994年)※こだま和文プロデュース
- AJIAN NOSTALGIA ピアニカ前田meetsウチナーポップス(1995年)※ピラニアンズで参加
- PROGRESSIVE-MAN"エンケン"TRIBUTE (1995年)※遠藤賢司トリビュートにピラニアンズで1曲参加
- キーボランド ~ナツメグ鍵盤集~ (1996年) - Dub Master X、朝本浩文、エマーソン北村などとの共演作
- NUT-MEG SHOWCASE MASTERPIECE COLLECTION (2011年)※ピアニカ前田、チエコ・ビューティ、TOMATOS、ローランド・アルフォンソ、Dub Master Xなどナツメグ・レーベル作品のオムニバス
書籍
[編集]- たのしく吹けるピアニカ スタジオジブリ作品集
- たのしく吹けるピアニカ ディズニー作品集
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 来歴は、公式サイトの バイオグラフィーを参照。