ピンナップス

『ピンナップス』
デヴィッド・ボウイカバー・アルバム
リリース
録音 1973年7月 -
1973年8月
Chateau d’Herouville Studios, George Sand Studio, Pontoise, France
ジャンル ロック
時間
レーベル RCAレコード
プロデュース ケン・スコット
デヴィッド・ボウイ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(全英アルバムチャート
  • 23位(Billboard 200
  • ゴールドディスク
  • ゴールド(イギリス
  • デヴィッド・ボウイ アルバム 年表
    アラジン・セイン
    (1973年) 
    ピンナップス
    1973年
    ダイアモンドの犬
    1974年
    『ピンナップス』収録のシングル
    1. 愛の悲しみ
      リリース: 1973年10月
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    ピンナップス原題:Pin Ups)は、イギリスミュージシャンであるデヴィッド・ボウイによるカバー・アルバム。

    1973年10月19日RCAレコードよりリリースされた。

    その後、1990年EMI(米国ではRYKO)よりCD化され再発売されており、その際にボーナストラックとして未発表テイクが2曲追加されている。

    解説

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    ボウイのキャリアにおいて、唯一の全曲カヴァー・アルバム。本作の制作背景には、肥大化した「ジギー・スターダスト」のキャラクターから脱却し、原点回帰を考えたことがあった。

    全曲が1960年代の作品のカヴァーである。ほとんどは英国のバンドの曲であるが、B1のオリジナルのイージービーツのみがオーストラリアのバンドである。内訳はプリティ・シングス(A1、B3)、ゼム(A2)、ヤードバーズ(A3、B4)、ピンク・フロイド(A4)、モージョズ(A5)、ザ・フー(A6、B5)、イージービーツ(B1)、マージーズ(B2)、キンクス(B6)。

    バック・バンドのスパイダース・フロム・マースにメンバー・チェンジが生じ、ドラマーがウッディー・ウッドマンジーからエインズレー・ダンバー(のちにジャーニーホワイトスネイクなどで活躍)に交替。また、ミック・ロンソンは本作を最後にボウイと一旦別れて、次に共演するのは1990年代のことであった。

    ジャケットでボウイと並んでいる女性は、有名モデルのツイッギー

    全英1位、全米23位を記録。

    収録曲

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    A面
    #タイトル作詞・作曲オリジナル・アーティスト時間
    1.「ロザリン」(Rosalyn)ジミー・ダンカン、ビル・ファーレープリティ・シングス
    2.「ヒア・カムズ・ザ・ナイト」(Here Comes The Night)バート・バーンズゼム
    3.「アイ・ウィッシュ・ユー・ウッド」(I Wish You Would)ビリー・ボーイ・アーノルドヤードバーズ
    4.シー・エミリー・プレイ(See Emily Play)シド・バレットピンク・フロイド
    5.「エヴリシングス・オールライト」(Everything's Alright)ニッキー・クローチ、ジョン・コンラッド、サイモン・ステイヴリー、スチュアート・ジェームス、キース・カールソンモージョズ
    6.アイ・キャント・エクスプレイン(I Can't Explain)ピート・タウンゼントザ・フー
    B面
    #タイトル作詞・作曲オリジナル・アーティスト時間
    7.「我が心の金曜日」(Friday On My Mind)ジョージ・ヤング、ハリー・ヴァンダイージービーツ
    8.「愛の悲しみ」(Sorrow)ボブ・フェルドマン、リチャード・ゴッテラー、ジェリー・ゴールドスタインマージーズ
    9.「ドント・ブリング・ミー・ダウン」(Don't Bring Me Down)ジョニー・ディープリティ・シングス
    10.「シェイプス・オブ・シングス」(Shapes Of Things)ポール・サミュエル=スミス、ジム・マッカーティー、キース・レルフヤードバーズ
    11.エニウェイ、エニハウ、エニホエア(Anyway,Anyhow,Anywhere?)ピート・タウンゼント、ロジャー・ダルトリーザ・フー
    12.「ホエア・ハヴ・オール・ザ・グッド・タイムス・ゴーン」(Where Have All The Good Times Gone)レイ・デイヴィスキンクス
    合計時間:
    ボーナストラック(1990年盤)
    #タイトル作詞・作曲オリジナル・アーティスト時間
    13.「グローイング・アップ」(Growin' Up (Previously Unreleased from Pin Ups Sessions))ブルース・スプリングスティーンブルース・スプリングスティーン
    14.「アムステルダム」(Port Of Amsterdam(1973 B Side Of Sorrow))ジャック・ブレル、モート・シューマンジャック・ブレル

    参加ミュージシャン

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