ピーター・デ・ウイント
ピーター・デ・ウィント Peter De Wint | |
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ロンドン、ピカデリーにあるデ・ウィントの胸像 | |
生誕 | 1784年1月21日 イギリス、ストーン(Stone) |
死没 | 1849年1月30日 (65歳没) イギリス、ロンドン |
ピーター・デ・ウィント(Peter De Wint、 1784年1月21日 - 1849年1月30日)は、イギリスの画家である。風景画を描き、水彩画家としてよく知られている[1]。
略歴
[編集]イングランド中西部、スタッフォードシャーのストーン(Stone)で、オランダ系イギリス人の医師の息子に生まれた。1802年までスタッフォードシャーで学んだ後、ロンドンに出て、画家、版画家のジョン・ラファエル・スミス(1751–1812)の弟子になり[2]、ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツの美術学校でも学んだ。同時期にスミスの弟子であったウィリアム・ヒルトン(William Hilton: 1786–1839)と友人になった。
1806年にスミスの弟子を止め、水彩画家のジョン・ヴァーリイ(1778-1842)からの水彩画を学んだ。1807年からロイヤル・アカデミー・オブ・アーツの展覧会に出展した。1810年に水彩画家協会(Society of Painters in Watercolours)の準会員に選ばれ、1812年には正会員に選ばれた[3]。1906年から友人となったウィリアム・ヒルトンの故郷のリンカンシャーをしばしば訪れるようになり1810年にはヒルトンの妹と結婚した。
妻の故郷のリンカンシャーなどの田園風景などを描き、水彩画家として評価されている。
1849年にロンドンで没した。
作品
[編集]- Kenilworth Castle (c.1827)
南オーストラリア美術館 - Gloucester
- 川沿いの村
- リンカンシャーの宮殿跡
アバディーン美術館 - グリニッジ
- 森の中の農夫(油彩)
- 静物画
脚注
[編集]参考文献
[編集]- David Scrase, Drawings & Watercolours by Peter De Wint, exhibition catalogue, Fitzwilliam Museum, Cambridge, 1979
- Hammond Smith, Peter De Wint 1784-1849, Londra, 1982