ピーター・ハウレット
ピーター・ハウレット (Peter Howlett) は、1955年北海道札幌生まれ[1]、カナダ国籍[2]の教育者。翻訳家[2]。日本における環境問題研究の第一人者の一人である[2]。
概要
[編集]名寄小学校に5年生まで通学[1]。カナダのグエルフ大学で農業を専攻し、卒業後ブルーベリー生産農家を目指して函館に定住[3]。1980年代、米国に亡命中の金大中の支援者であった[4]。2011年、函館における反原発デモを指揮[5]。函館ラ・サール中学校・高等学校の英語科正規教員の時、生徒達にオーラル・コミュニケーションの時間を用いて環境問題の深刻さなどを訴える[6]。2017年3月、函館ラ・サール中学校・高等学校を定年退職[1]。その後宝仙学園中学・高等学校にてグローバルクラスの英語科と通常の英語科の両方の教員を務める。しかし、2020年に宝仙学園中学・高等学校から退職した。
教育活動の傍ら、自ら児童童話の英語版英訳にも携わっている。2006年12月23日付けの毎日新聞において論説が掲載。
肩書き
[編集]- 南北海道自然エネルギープロジェクト代表[7]
- 北海道地球温暖化防止活動推進員[6]
- 丸木夫妻作「おきなわ 島のこえ」英語版出版プロジェクト代表
- プロジェクト ウエペケレ Project Uepeker代表
主な著作
[編集]- スーホの白い馬 英語版 Suho's White Horse (アールアイシー出版)
- ぐりとぐら 英語版 Guri and Gura (タトル出版)
- からすのパン屋さん 英語版 Mr. Crow's Bakery (RIC)
- アイヌとキツネ 英語版The Ainu and the Fox (RIC)
- イオマンテ 英語版The Ainu and the Bear (RIC)
- 注文の多い料理店 英語版 The Restaurant of Many Orders (RIC)
脚注
[編集]- ^ a b c 株式会社ローソンエンタテインメント. “ピーター・ハウレット|HMV&BOOKS online”. HMV&BOOKS online. 2022年8月31日閲覧。
- ^ a b c “ハウレット農園 | 北海道亀田郡七飯町本町6-8-3”. クラウドフード. 2022年8月31日閲覧。
- ^ “ピーター・ハウレット おすすめランキング (12作品) - ブクログ”. booklog.jp. 2022年8月31日閲覧。
- ^ ピーター・ハウレット『変えよう! 日本の学校』柏艪舎、2017年8月11日 。
- ^ “大間原発建設再開「反対」 市役所周辺でデモ :2012/10/6/函館地域ニュース by eHAKO”. www.ehako.com. 2022年8月31日閲覧。
- ^ a b “未来の気候が変わる?!〜地球温暖化研究者からの警告〜 地球温暖化防止セミナー in 函館の報告”. www.cger.nies.go.jp. 2022年8月31日閲覧。
- ^ “「温暖化防止訴えサンドメッセージ…NPO法人とラ・サール高」2008/2/17/eHAKO函館地域ニュースアーカイブ :-)”. www.ehako.com. 2022年8月31日閲覧。
外部リンク
[編集]- 南北海道自然エネルギープロジェクト[リンク切れ]
- projectuepeker.blogspot.com/ Project Uepeker プロジェクト ウエペケレ