ブラックマンバ (格闘家)
基本情報 | |
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本名 | カルター・ギル (Kultar Gill) |
通称 | インドの毒蛇 |
国籍 | カナダ |
生年月日 | 1979年3月24日(45歳) |
出身地 | ブリティッシュコロンビア州ポートムーディ |
所属 | ギブソン・パンクレイション →レボリューション・ファイトチーム →マンバMMA |
身長 | 185cm |
体重 | 70kg |
階級 | ライト級、ウェルター級 |
バックボーン | ムエタイ、総合格闘技 |
ブラックマンバ(Black Mamba、1979年3月24日 - )は、カナダの男性総合格闘家。インド系カナダ人。ブリティッシュコロンビア州ポートムーディ出身。マンバMMA主宰[1]。元SuperBrawlライト級王者。
手足が長く、その長いリーチを活かし、ムエタイ仕込みの跳び膝蹴りのカウンターやパウンドなどの打撃を武器とする。 元々は本名で戦っていたが、2005年のK-1参戦以降は「ブラックマンバ」のリングネームで、タイガー・ジェット・シンを思わせる異色のキャラクターで登場。
なお、ニックネームは「インドの毒蛇」であるが、ブラックマンバはアフリカ生息の毒蛇の名前で、インドともカナダとも関係は無い。
来歴
[編集]ムエタイと総合格闘技を学び、2001年に総合格闘技デビュー[2]。
2005年7月3日、初参戦となった修斗で杉江"アマゾン"大輔と対戦し、三角絞めで一本負け。
2005年8月、ラスベガスで行われたHERO'Sのトライアウトに挑戦。そこで打撃のセンスが注目され、急遽、同年10月のK-1 WORLD MAX 2005への参戦が決定。HAYATOにKO負けを喫したものの、ダウンを奪った。これは本人によると、6年ぶりの立ち技の試合だったという。
2006年5月3日、HERO'Sミドル級(-70kg)世界最強王者決定トーナメント1回戦で所英男と対戦。開始43秒右膝蹴りでTKO勝ちを収めた。
2006年8月5日に行われた準々決勝では、宇野薫を得意の膝蹴りで流血に追い込むが、2Rにチョークスリーパーで一本負けを喫した。
2007年3月12日、HERO'S 2007 開幕戦 〜名古屋初上陸〜で宮田和幸と対戦し、変形チョークスリーパーにより一本負け。
2007年7月16日、HERO'S 2007 ミドル級世界王者決定トーナメント開幕戦で所英男と再戦。試合前に「絶対に所を病院送りにしてやる! 絶対に優勝してやる!!」と宣言。足関節を狙う所の攻撃を凌ぎつつバックポジションをとり、そのままパウンドでTKO勝ちを収めた。
2007年9月17日、HERO'S 2007 ミドル級世界王者決定トーナメントの準決勝で宇野薫と対戦予定であったが、練習中に頸椎を損傷し全治6か月の重傷を負ったため欠場した。
2008年3月15日、DREAM.1のライト級グランプリ1回戦で川尻達也と対戦し、0-3の判定負け。7月21日、DREAM.5のリザーブマッチでヨアキム・ハンセンと対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本負け。
2008年10月1日、K-1 WORLD MAX 2008 FINALで3年ぶりにK-1参戦。トーナメントリザーブファイトでブアカーオ・ポー.プラムックと対戦し、1R右フックでKO負け。
人物・エピソード
[編集]- カナダの刑務所で監視官の仕事をしながら、トレーニングを行っている[3]。
戦績
[編集]総合格闘技
[編集]総合格闘技 戦績 | ||||||
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20 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
12 勝 | 5 | 6 | 1 | 0 | 0 | 0 |
8 敗 | 0 | 7 | 1 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
○ | アミール・ワーマン | 1R 4:39 TKO(パンチ連打) | Super Fight League 4 | 2012年10月12日 |
○ | クィントン・アレンゼ | 1R 0:51 KO(パウンド) | Super Fight League 3 | 2012年5月6日 |
× | ヨアキム・ハンセン | 1R 2:33 腕ひしぎ十字固め | DREAM.5 ライト級グランプリ2008 決勝戦 【ライト級グランプリ リザーブマッチ】 | 2008年7月21日 |
× | 川尻達也 | 2R(10分/5分)終了 判定0-3 | DREAM.1 ライト級グランプリ2008 開幕戦 【ライト級グランプリ 1回戦】 | 2008年3月15日 |
○ | 所英男 | 1R 4:47 TKO(パウンド) | HERO'S 2007 ミドル級世界王者決定トーナメント開幕戦 【ミドル級トーナメント 1回戦】 | 2007年7月16日 |
× | 宮田和幸 | 1R 3:38 変形チョークスリーパー | HERO'S 2007 開幕戦 〜名古屋初上陸〜 | 2007年3月12日 |
× | ホドリゴ・ダム | 2R 2:11 チョークスリーパー | BodogFight: Clash of the Nations | 2006年12月16日 |
× | 宇野薫 | 2R 3:30 チョークスリーパー | HERO'S 2006 ミドル&ライトヘビー級世界最強王者決定トーナメント準々決勝 【ミドル級トーナメント 準々決勝】 | 2006年8月5日 |
○ | 所英男 | 1R 0:43 TKO(右膝蹴り) | HERO'S 2006 ミドル級世界最強王者決定トーナメント開幕戦 【ミドル級トーナメント 1回戦】 | 2006年5月3日 |
× | 杉江"アマゾン"大輔 | 1R 1:42 三角絞め | 修斗 SHOOTO GIG CENTRAL Vol.8 | 2005年7月3日 |
○ | ハリス・サリエント | 3R 2:15 チョークスリーパー | SuperBrawl 39: Destiny 【SuperBrawlライト級王座決定戦】 | 2005年4月9日 |
× | ファビオ・ホーランダ | 1R 3:00 チキンウィングアームロック | TKO 17: Revenge | 2004年9月25日 |
○ | デイブ・リーバス | 2R 1:10 チョーク | PXC 2: Chaos | 2004年5月22日 |
○ | ドナルド・ウィメ | 1R 1:51 チョークスリーパー | UCC 12: Adrenaline | 2003年1月25日 |
○ | ケビン・ドーラン | 1R 2:03 TKO | MFC: Unplugged 1 | 2002年11月29日 |
○ | デイブ・スコルテン | 1R 2:06 チョークスリーパー | World Freestyle Fighting 3 | 2002年10月25日 |
× | イーブス・エドワーズ | 2R 2:49 ヒールホールド | Shogun 1 | 2001年12月15日 |
○ | トレバー・ミカエリス | 1R チョークスリーパー | UFCF: Everett Extreme Challenge 4 | 2001年11月10日 |
○ | ダン・シェンク | 1R チョークスリーパー | Western Freestyle Championships | 2001年9月15日 |
○ | JR・ウォレス | 3R終了 判定3-0 | Western Canada's Toughest | 2001年7月13日 |
キックボクシング
[編集]勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
× | ブアカーオ・ポー.プラムック | 1R 2:18 KO(右フック) | K-1 WORLD MAX 2008 World Championship Tournament FINAL 【リザーブファイト】 | 2008年10月1日 |
× | HAYATO | 2R 0:40 KO(右フック) | K-1 WORLD MAX 2005 〜世界王者対抗戦〜 | 2005年10月12日 |
獲得タイトル
[編集]- 初代SuperBrawlライト級王座(2005年)
脚注
[編集]- ^ 【SFL03】ラシュリー、マンバにスイカップ=レナ出場。マハラジャMMA MMAPLANET 2012年5月5日
- ^ ブラックマンバ HERO'S公式サイト
- ^ 【K-1MAX】10・1ブアカーオは魔裟斗の優勝を予想「ブラックマンバをなめてない」 格闘技ウェブマガジンGBR 2008年9月29日