ヘネピン郡 (ミネソタ州)
ミネソタ州ヘネピン郡 | |
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設立 | 1852年3月6日 |
郡名の由来 | ルイ・エヌパン、フランシスコ会伝道師、探検家、著作者 |
郡庁所在地 | ミネアポリス |
最大の都市 | ミネアポリス |
面積 - 総面積 - 陸 - 水 | 1,571 km2 (606.38 mi2) 1,442 km2 (556.62 mi2) 129 km2 (49.77 mi2), 8.21% |
推計人口 - (2020年) - 密度 | 1,281,565人 |
標準時 | 中部: UTC-6/-5 |
ウェブサイト | www |
ヘネピン郡(英: Hennepin County)は、アメリカ合衆国ミネソタ州の郡である。人口は128万1565人(2020年)[1]。郡庁所在地はミネアポリス市であり、ミネアポリス・セントポール都市圏の西部に位置し、州内最大の人口集中地である。ミネソタ州民の5人に1人以上がこの地域に住んでいる。郡名は17世紀の神父でこの地方を探検したルイ・エヌパン(ヘネピン)にちなむ。
歴史
[編集]ヘネピン郡は1852年にミネソタ準州議会が設立した[2] 。ルイ・エヌパン神父はセントアンソニー滝の名前をつけ、地域に関する最初期の記録を残した人物だったので、郡の名前に選ばれた。ヘネピン郡の初期歴史はミネアポリス市とセントアンソニー市の設立に密接に関わっている.[3]。
郡政府と政治
[編集]年 | 民主党 | 共和党 |
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2012年 | 62.34% 423,982 | 35.30% 240,073 |
2008年 | 63.42% 420,958 | 34.81% 231,054 |
2004年 | 59.33% 383,841 | 39.43% 255,133 |
2000年 | 53.60% 307,599 | 39.32% 225,657 |
1996年 | 54.4% 285,126 | 33.2% 173,887 |
1992年 | 47.5% 278,648 | 30.6% 179,581 |
1988年 | 54.4% 292,909 | 44.6% 240,209 |
1984年 | 51.5% 272,401 | 48.0% 253,921 |
1980年 | 47.4% 239,592 | 38.6% 194,898 |
1976年 | 53.2% 257,380 | 43.8% 211,892 |
1972年 | 46.5% 205,943 | 51.6% 228,951 |
1968年 | 54.1% 220,078 | 41.8% 170,002 |
1964年 | 60.8% 241,020 | 39.0% 154,736 |
1960年 | 48.5% 188,250 | 51.3% 198,992 |
ミネソタ州の全ての郡と同様に、ヘネピン郡は無党派選挙で選出される「郡政委員会」によって統治されている。通常は委員数5人だが、ヘネピン郡の場合は7人である(他にラムゼー郡、ダコタ郡、アノーカ郡、セントルイス郡が該当)。各委員は人口をほぼ等しく分けた選挙区の代表である。ヘネピン郡では、監察医、郡監査官、財務官、記録官を指名する。保安官と郡検察官も無党派選挙で選出される。郡庁はミネアポリス中心街の'ヘネピン郡政府センターにある。郡はヘネピン郡図書館体系(2008年にミネアポリス公共図書館体系と合併)およびヘネピン郡医療センターを管理している。
重要な役人
[編集]ヘネピン郡の通常の運営は、郡管理官デイビッド・ハフ、郡運営管理官補ジュディ・リーゲンシャイド、郡人事と公共医療管理官補レックス・A・ホルゼマー、郡医療管理官補ジェニファー・デキューベリス、および郡公共事業管理官補デブラ・R・ブリスクが調整している。
地理と固有植生
[編集]アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、市域全面積は606.38平方マイル (1,570.5 km2)であり、このうち陸地556.62平方マイル (1,441.6 km2)、水域は49.77平方マイル (128.9 km2)で水域率は8.21%である[5]。ヘネピン郡は、サバンナの土地がプレーリーや森林地よりも多いことで、ミネソタ州16郡の1つであり、ライト郡と並んで、その大地の75%以上がサバンナである。固有植生については、自然資源保全局のデータ がある。ミシシッピ川では最高落差の滝であるセントアンソニー滝はルイ・エヌパン神父が発見したものであり、ミネアポリス中心街に隣接してあるが、19世紀に一連のダムに形を変えられた。ダムの上下を繋ぐためにある閘門を使ってバージなどが移動している。
主要高規格道路
[編集]隣接する郡
[編集]ライト郡 | アノーカ郡 | |||
ラムゼー郡 | ||||
ヘネピン郡 | ||||
カーバー郡 | スコット郡 | ダコタ郡 |
国立保護地域
[編集]- ミネソタ・バレー国立野生生物保護区(部分)
- ミシシッピ川国立河川レクリエーション地域(部分)
経済
[編集]ヘネピン郡にはミネアポリス中心街とブルーミントンに大きな経済中心がある。
人口動態
[編集]人口推移 | |||
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年 | 人口 | %± | |
1860 | 12,849 | — | |
1870 | 31,566 | 145.7% | |
1880 | 67,013 | 112.3% | |
1890 | 185,294 | 176.5% | |
1900 | 228,340 | 23.2% | |
1910 | 333,480 | 46.0% | |
1920 | 415,419 | 24.6% | |
1930 | 517,785 | 24.6% | |
1940 | 568,899 | 9.9% | |
1950 | 676,579 | 18.9% | |
1960 | 842,854 | 24.6% | |
1970 | 960,080 | 13.9% | |
1980 | 941,411 | −1.9% | |
1990 | 1,032,431 | 9.7% | |
2000 | 1,116,200 | 8.1% | |
2010 | 1,152,425 | 3.2% | |
2020 | 1,281,565 | 11.2% | |
U.S. Decennial Census[6] |
以下は2000年の国勢調査による人口統計データである。
基礎データ
人種別人口構成
先祖による構成
| 年齢別人口構成
世帯と家族(対世帯数)
| 収入[編集]収入と家計 |
ヘネピン郡はミネソタ州で最も裕福な郡であり、国内でも100傑に入っている。
郡内で話される外国語としては、アラビア語、モン語、クメール語、ラオ語、ロシア語、ソマリ語、スペイン語、ベトナム語がある[7]。
都市と町
[編集]都市 | 郡区 | 未編入の町 | |
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- † 大半はヘネピン郡に入っているが、他郡にも領域が掛かっているもの
- ‡ 他郡にあるが、一部がヘネピン郡に入っているもの
高等教育機関
[編集]- アウグスバーグ・カレッジ、ミネアポリス市
- ダンウッディ工科カレッジ、ミネアポリス市中心街
- ヘネピン工科カレッジ、ブルックリンパークとイーデンプレーリー
- メトロポリタン州立大学、ミネアポリス市中心街
- ミネアポリス芸術デザインカレッジ、ミネアポリス市
- ミネアポリス・コミュニティ工科カレッジ、ミネアポリス市中心街
- ミネソタ州立大学マンケイトー校、イーダイナ市
- ノーマンデール・コミュニティカレッジ、ブルーミントン
- ノースセントラル大学、ミネアポリス市中心街
- ノースヘネピン・コミュニティカレッジ、ブルックリンパーク
- ノースウェスタン健康科学大学、ブルーミントン
- セントメアリーズ・ミネソタ大学、ツインシティーズ・キャンパス、サウスミネアポリス
- ミネソタ大学、ツインシティーズ・キャンパス、ミネアポリス市
- セントトマス大学、ミネアポリス・キャンパス、ミネアポリス市中心街
スポーツ
[編集]2006年8月、郡政委員会は4対3の票決で、ミネソタ・ツインズのための野球場費用大半を郡費で賄うために0.15%の消費税を課することを決めた。州議会では2005年から2006年の会期末に通過し、州知事ティム・ポーレンティが署名した法により、住民投票無しでヘネピン郡におけるこの課税を承認した。また、郡のために球場を建設し管理するミネソタ野球場公社も設立した。税金は30年間有効であり、郡政委員会によって増税できる規定もある。その結果としてターゲット・フィールドが2010年4月にオープンした。
文化
[編集]ヘネピン歴史博物館は1957年に設立され、郡の歴史に関する展示を行っている。
記録
[編集]ヘネピン郡の記録は研究用に利用できる[8]。これには学校教育、地区と市の裁判記録、郡検察官記録、郡保安官記録、出生死亡記録、結婚記録、課税リスト、機関歴史記録が含まれている。
脚注
[編集]- ^ “Quickfacts.census.gov”. 12 August 2023閲覧。
- ^ http://www.house.leg.state.mn.us/hinfo/govseries/No32.htm
- ^ JoEllen Haugo and Mary Jo Laakso (2001年). “History of Minneapolis”. Minneapolis Public Library. 2007年8月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年9月7日閲覧。
- ^ Dave Leip's Atlas of U.S. Presidential Elections. Uselectionatlas.org. Retrieved on 2013-08-16.
- ^ “Census 2010 Gazetteer Files”. July 2, 2013閲覧。
- ^ “U.S. Decennial Census”. Census.gov. September 1, 2013閲覧。
- ^ "Welcome Languages." Hennepin County Public Library. Retrieved on July 8, 2010.
- ^ Records