ベティ・ホワイト

ベティ・ホワイト
Betty White
Betty White
2010年、タイム100のイベントにて
本名 Betty Marion White
別名義 Betty White Ludden[1]
生年月日 (1922-01-17) 1922年1月17日
没年月日 (2021-12-31) 2021年12月31日(99歳没)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国イリノイ州オーク・パーク
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
職業 俳優
配偶者 Dyck Barker (1945)
Lane Allen (1947–1949)
アレン・ルーデン (1963–1981; 死別)
受賞
全米映画俳優組合賞
女優賞 (コメディシリーズ)
2010年Hot in Cleveland
2011年Hot in Cleveland
生涯功労賞
2009年 長年の功績に対して
その他の賞
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ベティ・マリオン・ホワイトBetty Marion White, 1922年1月17日 - 2021年12月31日)は、アメリカ合衆国女優ゴールデン・ガールズのローズ・ナイランドで知られる。エミー賞を7回受賞している。

人物

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ベティ・ホワイトは1922年1月17日イリノイ州オークパークにて誕生した。母は主婦、父は第一次世界大戦の退役軍人[2]で旅回りのセールスマン兼電気技師[3][4][5]。母はギリシャ人・イングランド人・ウェールズ人の血を、父はデンマーク人とイングランド人の血をひき[2][6][7]、両親とも母はカナダ人である[2]。大恐慌の際、ホワイト一家はロサンゼルスに移り[8]、ベティはホーレス・マン高校(en:Horace Mann School)から同州ビバリーヒルズにあるビバリーヒルズ高校(en:Beverly Hills High School)へ転校、卒業の3か月後に俳優の道へ進んだ。

1952年にテレビ番組制作会社を設立、エミー賞コメディー部門主演女優賞を受けた「Life With Elizabeth」はプロデューサーとしても初の番組であった。自らの名前を冠した番組の主演と制作者を兼ねる女性の先例として、他にガートルード・バーグ (Gertrude Berg) がある[4]。この受賞ならびに女性初のシットコム制作者だった[9]ことにより、1955年、ハリウッド名誉市長に選ばれている[10]

2021年12月31日、自宅にて死去[11]。99歳没。

存命中はTVキャリア最長女性エンターテイナーのギネス世界記録保持者であった。因みに男性としてはブルース・フォーサイス英語版がギネス世界記録であった[12]

クイズの女王

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テレビのクイズ番組にレギュラー出演を重ねて1950年代から60年代の「クイズの女王」(First Lady of Game Shows)と呼ばれ、また1983年に選ばれたデイタイム・エミー賞部門賞は初の女性司会者の受賞だった[13]

  • Password
  • What's My Line
  • To Tell the Truth
  • Match Game
  • The $25,000 Pyramid
  • Just Men! - エミー賞(1983年)

受賞歴

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1992年のエミー賞授賞式にて

ホワイトはこれまでグラミー賞に加えて8つのエミー賞と3つのアメリカン・コメディ・アワード英語版 (生涯の功績をたたえる1990年の功労賞「Lifetime Achievement Award」他)、3つの映画俳優組合賞、またテレビ番組視聴者賞英語版を2回受けてきた[14]。1995年にはテレビの殿堂入りを果たし、同年ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに星が授けられ、位置は夫アレン・ルーデンの星のそばである(ハリウッド大通り6747番)。

ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームのホワイトの星。(ハリウッド大通り6747番)
エミー賞受賞歴
  • 1952 - 主演女優賞 (コメディ部門) - Life With Elizabeth
  • 1975 - 助演女優賞 - The Mary Tyler Moore Show
  • 1976 - 助演女優賞 - The Mary Tyler Moore Show
  • 1983 - デイタイム・エミー賞ゲーム番組司会者賞 - Just Men!
  • 1986 - 主演女優賞 (コメディ部門) - en:The Golden Girls
  • 1996 - ゲスト女優賞(コメディ・シリーズ) - The John Larroquette Show
  • 2010 - ゲスト女優賞(コメディ・シリーズ)- 「サタデー・ナイト・ライブ」司会に対して
全米映画俳優組合賞
  • 2009 - 生涯功労賞
グラミー賞
  • 2011 (第54回) - 最優秀スポークン・ワード・アルバム賞 - 自著『If You Ask Me (And Of Course You Won't)』[15]に対して[16]

出演作品

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著作

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  • Betty White's Pet-Love: How Pets Take Care of Us (1983) (Thomas J. Watsonとの共著)
  • Betty White In Person (1987)
  • The Leading Lady: Dinah's Story (1991) ( Tom Sullivanとの共著)
  • Here We Go Again: My Life In Television (1995, 2010年にペーパーバック版が再発行)
  • If You Ask Me:(And of Course You Won't) (2011)

脚注

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  1. ^ Archive of American Television interview for the Academy of Television Arts & Sciences, 0:0:47-50
  2. ^ a b c Smolenyak-Smolenyak, Megan (2010年6月16日). “Betty White: White-Hot in Cleveland or Not [ベティ・ホワイトはクリーブランド出身かどうか”]. The Huffington Post. https://www.huffpost.com/entry/betty-white-white-hot-in_b_614937 2010年10月4日閲覧。 
  3. ^ Betty White Biography (1922–) [ベティ・ホワイト履歴]”. Filmreference.com. 2008年11月1日閲覧。
  4. ^ a b The Paley Center for Media: Betty White, television producer, actor [ベティ・ホワイト - 番組製作者、俳優(ペイリー・メディア研究所)]”. Shemadeit.org. 2013年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年11月1日閲覧。
  5. ^ アクターズ・スタジオ・インタビュー出演。Betty White、第16期16.6。2010年9月28日
  6. ^ Scott, Walter (1986年12月21日). “Personality Parade”. Pittsburgh Press. http://news.google.ca/newspapers?id=hbktAAAAIBAJ&sjid=W4YFAAAAIBAJ&pg=5457,3226354&dq=personality-parade&hl=en 2010年4月29日閲覧。 [リンク切れ]
  7. ^ “Betty White Draws Line With Nudity & Marijuana But Hopes For Beer Pong Rematch On 'SNL' [ベティ・ホワイト、マリファナとヌードはごめんだけど「サタデーナイトライブ」のBeer Pong再戦がしたい”]. StarPulse. (2010年5月5日). http://www.starpulse.com/news/index.php/2010/05/05/betty_white_draws_line_with_nudity_ma 2010年5月9日閲覧。 
  8. ^ Saturday Night Liveの出演者紹介、2010年5月8日
  9. ^ Pioneers of Television: Sitcoms: TV Programs on Iowa Public Television [テレビ界の先駆者 - シットコム:アイオワ州一般放送のテレビ番組]”. Iptv.org. 2015年1月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月22日閲覧。
  10. ^ Hollywood.com, LLC (2011年1月17日). “Happy Birthday Betty White! - General News [一般 - ベティ・ホワイトの誕生日]”. Hollywood.com. 2015年1月22日閲覧。
  11. ^ “米女優ベティ・ホワイトさん死去 99歳 「ゴールデン・ガールズ」”. フランス通信社. AFPBB News. (2022年1月1日). https://www.afpbb.com/articles/-/3383329 2022年1月1日閲覧。 
  12. ^ 例として『ギネス世界記録 2014』p215(2013年9月12日初版、KADOKAWA)に記録が掲載。
  13. ^ Stacy Conradt, Mental Floss (2010年3月23日). “10 reasons we love Betty White [ベティ・ホワイトが愛される10の理由”]. CNN Suns. https://edition.cnn.com/2010/LIVING/worklife/02/23/mf.betty.white.why.love/ 2018年3月13日閲覧。 
  14. ^ Betty White”. Academy Of Television Arts & Sciences. 2018年3月13日閲覧。
  15. ^ White, Betty (2009). If You Ask Me (And Of Course You Won't). G.P. Putnam's Sons. ISBN 9780399157530. OCLC 1015636675 
  16. ^ Betty White”. ブリタニカ百科事典. 2018年3月13日閲覧。
  17. ^ Glenn Martin, DDS Episodes - Glenn Martin, DDS Season 2 2010 Episode Guides - Watch Glenn Martin, DDS Episodes from Nickelodeon | TVGuide.com

注釈

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  1. ^ The Mary Tyler Moore Show の同窓会として放送された

参考書籍

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  • Tucker, David C. The Women Who Made Television Funny: Ten Stars of 1950s Sitcoms. Jefferson, NC: McFarland, 2007.
  • Armstrong, Jennifer (2021). When women invented television: the untold story of the female powerhouses who pioneered the way we watch today. New York: Harper, an imprint of HarperCollinsPublishers. ISBN 978-0-06-297330-6. OCLC 1241185819 

外部リンク

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