ペテア
ペテア Petea Pete | |
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位置 | |
座標 : 北緯47度51分5秒 東経22度47分12秒 / 北緯47.85139度 東経22.78667度 | |
行政 | |
国 | ![]() |
県 | サトゥ・マーレ県 |
コムーナ | ドロルツ |
村 | ペテア |
人口 | |
人口 | (2021年現在) |
村域 | 409人 |
備考 | [1] |
その他 | |
等時帯 | 東ヨーロッパ時間 (UTC+2) |
夏時間 | 東ヨーロッパ夏時間 (UTC+3) |
郵便番号 | 447133 |
ペテア(ルーマニア語: Petea、ハンガリー語: Pete)は、ルーマニア・トランシルヴァニア地方のサトゥ・マーレ県ドロルツ基礎自治体にある村。県庁所在地サトゥ・マーレから西へ8キロメートルのハンガリー国境沿いに位置し、国境検問所を挟んでハンガリー領チェンゲルシマと接する。人口は409人(2021年国勢調査[1])。
歴史
[編集]1205年に書かれたRegistrul de la Oradea(ラテン語: Regestrum Varadinense)に村名が登場し、ペテアはハンガリー王国司法官のKázmérの出身地と記録されている。
戦間期にサトゥ・マーレの教会にある碑文の研究を行っていた教師のPop Dariuは、1760年にPetru Sibianulによって書かれたOctoechosをペテアで発見した。
国境検問所
[編集]ペテアとハンガリー領チェンゲルシマの間には国境検問所が設けられている。
2022年ロシアのウクライナ侵攻勃発直後、大勢のウクライナからの難民がペテアの国境検問所を経由してハンガリーに入国した。ルーマニア赤十字社は国境検問所にテントを設置し、食料品や毛布、医療サービスの提供など難民に支援を行った[2][3]。3月16日、ハンガリーのオルバーン・ヴィクトル首相は国境検問所を視察し、国境警備体制を強化すると述べた[4]。
2025年1月1日、ルーマニアの陸路国境にシェンゲン協定が適用されたことで国境検問所は開放された。第一号は野良犬で、当局者が拍手で迎える中国境を通過した。この瞬間を収めた動画はSNS上で話題となった[5]。
関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ a b “Petea”. Citypopulation (2023年6月5日). 2025年1月30日閲覧。
- ^ “ウクライナ紛争の拡大・激化から半年” (pdf). 日本赤十字社. p. 13 (2022年8月). 2025年1月30日閲覧。
- ^ “Romanian Red Cross delivers aid to Ukrainian civilians, continues fundraising campaign”. Romania Inside. (2022年3月4日) 2025年1月30日閲覧。
- ^ “Hungary to strengthen eastern border crossings – UPDATED”. Daily News Hungary. (2022年3月17日) 2025年1月30日閲覧。
- ^ “Watch: Stray Dog Becomes First To Cross The Newly Opened Romania-Hungary Border”. News 18. (2025年1月7日) 2025年1月30日閲覧。