マックス・リヒター
マックス・リヒター Max Richter | |
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2016年撮影 | |
基本情報 | |
生誕 | 1966年3月22日(58歳) |
出身地 | 西ドイツ ハーメルン |
ジャンル | 現代音楽、ポスト・クラシカル、アンビエント、ミニマル |
職業 | 作曲家、ピアニスト |
担当楽器 | ピアノ |
レーベル | ドイツ・グラモフォン |
公式サイト | maxrichtermusic |
マックス・リヒター(Max Richter、1966年3月22日 - )は、ドイツ生まれのイギリスの作曲家、ピアニスト。マックス・リクターとの表記もある。
来歴
[編集]西ドイツ(当時)・ハーメルン生まれ、イングランド・ベッドフォード育ち[1]。エディンバラ大学と王立音楽アカデミーでピアノと作曲を学び、フィレンツェでルチアーノ・ベリオに作曲を師事した[2][3]。1989年に前衛的なパフォーマンスを行う6人組のピアニスト・グループ「ピアノ・サーカス」を結成する[4]。
2008年、映画『戦場でワルツを』で第21回ヨーロッパ映画賞 作曲賞を受賞した[5]。
ディスコグラフィ
[編集]スタジオ・アルバム
[編集]- Memoryhouse (2002年、Late Junction)
- 『ブルー・ノートブック』 - The Blue Notebooks (2004年、130701/ Deutsche Grammophon)
- 『ソングズ・フロム・ビフォー』 - Songs from Before (2006年、130701/ Deutsche Grammophon)
- 24 Postcards in Full Colour (2008年、130701)
- 『インフラ』 - Infra (2010年、130701/ FatCat/ p*dis/ Deutsche Grammophon)
- 『25%のヴィヴァルディ (RECOMPOSED BY マックス・リヒター)』 - Recomposed by Max Richter: Vivaldi – The Four Seasons (2012年、Deutsche Grammophon)
- 『フロム・スリープ』 - Sleep (2015年、Deutsche Grammophon)
- 『ウルフ・ワークス〜3つの世界』 - Three Worlds: Music from Woolf Works (2017年、Deutsche Grammophon)
- 『ヴォイシズ』 - Voices (2020年、Decca)
- Voices 2 (2021年、Decca)
- 『エグザイルス』 - Exiles (2021年、Deutsche Grammophon) ※with バルト海フィルハーモニック
- 『ニュー・フォー・シーズンズ ヴィヴァルディ・リコンポーズド』 - The New Four Seasons (2022年、Deutsche Grammophon) ※with Chineke! Orchestra and Elena Urioste
主なフィルモグラフィ
[編集]- 『戦場でワルツを』 - Vals Im Bashir (2008年)
- 『愛を複製する女』 - Womb (2010年)
- 『サラの鍵』 - Elle s'appelait Sarah (2010年)
- 『パーフェクト・センス』 - Perfect Sense (2011年)
- 『許されぬ人たち』 - Impardonnables (2011年)
- 『さよなら、アドルフ』 - Lore (2012年)
- 『少女は自転車にのって』 - Wadjda (2012年)
- 『ディス/コネクト』 - Disconnect (2012年)
- 『コングレス未来学会議』 - The Congress (2013年)
- 『めぐり逢わせのお弁当』 - Dabba (2013年)
- 『ラスト・デイズ・オン・マーズ』 - The Last Days on Mars (2013年)
- 『クリムゾン・プロジェクト』 - La marque des anges - Miserere (2013年)
- 『エスコバル/楽園の掟』 - Escobar: Paradise Lost (2014年)
- 『戦場からのラブレター』 - Testament of Youth (2014年)[注釈 1]
- 『LEFTOVERS/残された世界』 - The Leftovers (2014年-2017年) テレビドラマ
- 『スイッチ・オフ』 - Into the Forest (2015年)
- 『モーガン プロトタイプL-9』 - Morgan (2016年)
- 『メッセージ』 - Arrival (2016年)
- 『女神の見えざる手』 - Miss Sloane (2016年)
- 『ベロニカとの記憶』 - The Sense of an Ending (2017年)
- 『男と女、モントーク岬で』 - Return to Montauk (2017年)
- 『荒野の誓い』 - Hostiles (2017年)
- 『TABOO』 - Taboo (2017年-2018年) テレビドラマ
- 『ホワイト・ボーイ・リック』 - White Boy Rick (2018年)
- 『 ある画家の数奇な運命』 - Werk ohne Autor (2018年)
- 『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』 - Mary Queen of Scots (2018年)
- 『アド・アストラ』 - Ad Astra (2019年)
- 『インベージョン』 - Invasion (2021年- ) テレビドラマ
- 『スペースマン』 - Spaceman (2024年)
注釈
[編集]- ^ 当初、マーク・ブラッドショーが音楽を担当する予定であったが降板、リヒターが担当した[6][7]。
脚注
[編集]- ^ “Max Richter: "Das wird sowieso niemand hören"”. ZEIT Arbeit. (2018年6月26日) 2018年11月27日閲覧。
- ^ “Max Richter”. FatCat Records. 19 August 2011閲覧。
- ^ “Max Richetr biography”. maxrichtermusic.com. January 27, 2015閲覧。
- ^ Mark Pappenheim (24 November 1993). “MUSIC / Many hands make light work”. London: The Independent 19 October 2011閲覧。
- ^ 2008 European Film Awards
- ^ “Mark Bradshaw to Score ‘Testament of Youth’”. 2015年4月30日閲覧。
- ^ “Max Richter to Score ‘Testament of Youth’”. 2015年4月30日閲覧。
外部リンク
[編集]- Max Richter Official Website
- maxrichtermusic (@maxrichtermusic) - X(旧Twitter)
- Max Richter (@maxrichtermusic) - Instagram
- Max Richter (MaxRichterMusic) - Facebook
- MaxRichterMusic - YouTubeチャンネル
- Max Richter - IMDb
- マックス・リヒター - UNIVERSAL MUSIC JAPAN