マリオ・ソルダーティ
マリオ・ソルダーティ(Mario Soldati、1906年11月17日 - 1999年6月19日)は、イタリアの小説家、映画監督、脚本家。トリノ生まれ。
1929年、短編集『サルマーチェ』(Salmace)で小説家デビュー。1954年には長編小説『偽られた抱擁』(Le lettere da Capri)でイタリア最高の文学賞であるストレーガ賞を受賞している。
その作品はイギリスのロバート・ルイス・スティーヴンソンやヘンリー・ジェイムズの影響が指摘されている。[1]
受賞歴
[編集]日本語訳作品
[編集]- 長編
- 中短編
- 窓 - 現代推理小説全集第14巻『牝狼/窓』(1957年、東京創元社)に収録、訳:飯島正 (La finestra (1950))
- 『牝狼』はボアロー&ナルスジャックの作品
- 雪の上の足跡 - 『現代イタリア短編選集』(1972年、白水社)に収録、訳:大久保昭男 (I passi sulla neve (1962))
脚注
[編集]- ^ 参考文献1および2より
参考文献
[編集]- 1 現代推理小説全集第14巻『牝狼/窓』(1957年、東京創元社)巻末、飯島正「窓について」
- 2 マリオ・ソルダーティ『偽られた抱擁』(1959年、講談社)訳者あとがき(清水三郎治)