マーガレット・マーシャル
マーガレット・アン・マーシャル(Margaret Anne Marshall, 1949年1月4日 - )は、イギリスのソプラノ歌手。
スターリングの生まれ[1][2]。スコットランド王立音楽院に進学してエドナ・ミッチェルに声楽を学び、ピーター・ピアーズやハンス・ホッターの薫陶も受けた。1974年にミュンヘン国際音楽コンクールに出場して優勝し、1975年にロンドンでデビューを飾った後は、イギリス各地のオーケストラと共演して声望を高めた。1978年にはフィレンツェでリッカルド・ムーティの指揮するクリストフ・ヴィリバルト・グルックの《オルフェオとエウリディーチェ》の上演に参加。1980年にはヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの《フィガロの結婚》のスザンナ役でコヴェントガーデン王立歌劇場に登場し、同じ役をスカラ座でも歌ってオペラ歌手としての名声を確立した。1982年からたびたびザルツブルク音楽祭に登場し、1988年にはウィーン国立歌劇場のアメリカ・ツアーに帯同してアメリカ合衆国でも知られるようになった。
註
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