ヤング・ストリート

ヤング・ストリート(ノース・ヨーク・センター付近)

ヤング・ストリート(英語表記:Yonge Street)は、カナダトロントにある主要道路。オンタリオ湖とシムコー湖を南北に結ぶ。全長86キロメートル。

ヤング・ストリートとオンタリオ州道11号線が混同されていたために全長1896キロメートルの世界一長いストリートとしてギネス世界記録に登録されていたが、1999年に修正され、ギネス世界記録からも削除された。

テンペランス・ストリートから北側を臨む(1903年)
テンペランス・ストリートから北側を臨む(2008年)

名前の起源は、当時のイギリス軍事長官ジョージ・ヤングに由来する。当初の目的は、第一次対仏大同盟での英領北アメリカ侵攻のために、アッパーカナダ初代副総督ジョン・グレイブス・シムコーによって作られた軍事用道路であった。

トロント市街地ではヤング・ストリートは繁華街の中心に位置し、イートン・センター、ダンダス・スクウェア、ホッケーの殿堂トロント・スター紙のOne Yonge Streetビルなどがある。