ライフイズグッド
ライフイズグッド | |||||||||||||||||||||||||||
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欧字表記 | Life Is Good | ||||||||||||||||||||||||||
品種 | サラブレッド | ||||||||||||||||||||||||||
性別 | 牡 | ||||||||||||||||||||||||||
毛色 | 鹿毛 | ||||||||||||||||||||||||||
生誕 | 2018年4月22日(6歳) | ||||||||||||||||||||||||||
父 | Into Mischief | ||||||||||||||||||||||||||
母 | Beach Walk | ||||||||||||||||||||||||||
母の父 | Distorted Humor | ||||||||||||||||||||||||||
生国 | アメリカ合衆国 | ||||||||||||||||||||||||||
生産者 | Gary & Mary West Stable, Inc. | ||||||||||||||||||||||||||
馬主 | CHC Inc. & WinStar Farm LLC | ||||||||||||||||||||||||||
調教師 | Bob Baffert( - 2021年6月) ↓ Todd A. Pletcher(2021年7月 - ) | ||||||||||||||||||||||||||
競走成績 | |||||||||||||||||||||||||||
生涯成績 | 12戦9勝 | ||||||||||||||||||||||||||
WTRR | M124 / 2021年[1] M125 / 2022年[2] | ||||||||||||||||||||||||||
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ライフイズグッド(Life Is Good、2018年4月22日 - )はアメリカ合衆国の競走馬。主な勝ち鞍は2021年のブリーダーズカップ・ダートマイル、2022年のペガサスワールドカップ、ホイットニーステークス、ウッドワードステークス。
経歴
[編集]デビュー前
[編集]2019年9月のキーンランド・イヤリングセールで52万5000ドルで落札された[3]。
2歳(2020年)
[編集]11月のデビュー戦を9馬身半差で勝利[4]。直後に行われたケンタッキーダービーの長期前売りで1番人気となった[5]。
3歳(2021年)
[編集]1月2日、サンタアニタパークのG3シャムステークスで重賞初勝利[6]。
3月6日、サンタアニタパークのG2サンフェリペステークスで8馬身差の勝利を飾り、ケンタッキーダービーの最有力候補となった[7]。なお、シャムステークスとサンフェリペステークスの2着は、後にケンタッキーダービーを勝利するメディーナスピリットであった。
その後は4月3日のG1サンタアニタダービーへの出走を予定していたが、3月20日の調教後に左後肢の球節に小骨片が見つかり摘出手術が必要となったため、クラシックレースへの出走は叶わなかった[8]。
休養中の6月、所属していたボブ・バファート調教師の禁止薬物投与問題によってトッド・プレッチャー厩舎へ移籍することが報じられた[9]。
8月28日、サラトガのG1H・アレン・ジャーケンスメモリアルステークスで復帰。スタートからハナを切ってじわじわとリードを付けるものの、コーナーで差を詰めてきたジャッキーズウォリアーに最後の直線で交わされクビ差の2着となり初黒星を喫した[10]。
続いて9月25日にベルモントパークのG2ケルソハンデキャップに出走。危なげなく逃げ切って5馬身半差の勝利を果たした[11]。
11月6日、デルマーで開催されたG1ブリーダーズカップ・ダートマイルに1番人気で出走。スタートからハナに立つとハイペースで飛ばし、直線で後続を突き放して5馬身3/4差のG1初勝利を挙げた[12]。
4歳(2022年)
[編集]1月29日、ガルフストリームパークのG1ペガサスワールドカップに出走。前年の優勝馬で2021年ブリーダーズカップ・クラシックの覇者ニックスゴーとの対決となり、僅差ながら1番人気に推された[13]。レースではスタートからハナに立つとニックスゴーから最大5馬身のリードを付けて飛ばし、最後の直線ではステッキを一発入れたのみで3馬身1/4差で優勝した[13]。
3月26日、ドバイワールドカップに出走[14][15][16]。これにより国際輸送と10ハロン(2000m)のレースとをともに初めて経験することになった[17]。発走すると従来通りに逃げを打ち、ミッドナイトバーボンがこれに差なく続いてレースは緩みのない流れとなった[18]。直線残り100m付近で脚の上がったライフイズグッドは失速するとともに優勝馬カントリーグラマーに交わされ、2着ホットロッドチャーリー、3着チュウワウィザードに先着された4着に敗れた[18]。
帰国初戦となった7月2日のG2ジョンA.ネラッドステークスを5馬身差で快勝すると[19]、続くホイットニーステークスとウッドワードステークスを共に逃げ切ってG1を連勝する[20][21]。引退レースとなった11月5日のブリーダーズカップ・クラシックでは好スタートから果敢に逃げ、道中では後続に10馬身の差をつけるも直線で力尽き5着に敗れた[22][23]。引退後の2023年よりウィンスターファームで種牡馬となる[24]。
競走成績
[編集]年月日 | 競馬場 | レース名 | 格 | 頭数 | 着順 | 騎手 | 斤量(ポンド) | 距離 | 馬場 | タイム | 着差 | 1着(2着)馬 |
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2020.11.22 | デルマー | 未勝利戦 | 1着 | M.Smith | D 6.5f | |||||||
2021. | 1. 2サンタアニタパーク | シャムS | G3 | 5 | 1着 | M.Smith | 120 | D 8f | Fs | 1:36.63 | 3/4 | (Medina Spirit) |
2021. | 3. 6サンタアニタパーク | サンフェリペS | G2 | 7 | 1着 | M.Smith | 122 | D 8.5f | Fs | 1:42.18 | 8 | (Medina Spirit) |
2021. | 8.28サラトガ | H・アレン・ジャーケンスメモリアルS | G1 | 6 | 2着 | M.Smith | 122 | D 7f | Fs | - | クビ | Jackie's Warrior |
2021. | 9.25ベルモントパーク | ケルソH | G2 | 4 | 1着 | I.Ortiz Jr. | 119 | D 8f | Fs | 1:34.37 | 5 1/2 | (Fort Peck) |
2021.11. | 6デルマー | BCダートマイル | G1 | 8 | 1着 | I.Ortiz Jr. | 123 | D 8f | Fs | 1:34.12 | 5 3/4 | (Ginobili) |
2022. | 1.29ガルフストリームパーク | ペガサスWC | G1 | 9 | 1着 | I.Ortiz Jr. | 123 | D 9f | Fs | 1:48.91 | 3 1/4 | (Knicks Go) |
2022. | 3.26メイダン | ドバイWC[25] | G1 | 10 | 4着 | I.Ortiz Jr. | 126 | D 10f | Fs | - | 2 1/4 | Country Grammer |
2022. | 7. 2ベルモントパーク | ジョンA.ネラッドS | G2 | 4 | 1着 | I.Ortiz Jr. | 124 | D 7f | Fs | 1:21.70 | 5 | (Speaker's Corner) |
2022. | 8. 6サラトガ | ホイットニーS | G1 | 5 | 1着 | I.Ortiz Jr. | 124 | D 9f | Gd | 1:48.97 | 2 | (Happy Saver) |
2022.10. | 1アケダクト | ウッドワードS | G1 | 4 | 1着 | I.Ortiz Jr. | 126 | D 9f | S | 1:49.57 | 1 1/4 | (Law professor) |
2022.11. | 5キーンランド | BCクラシック | G1 | 8 | 5着 | I.Ortiz Jr. | 126 | D 10f | Fs | - | 12 1/2 | Flightline |
血統表
[編集]Life Is Goodの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | ストームキャット系 | |||
父 Into Mischief 2005 黒鹿毛 | 父の父 Harlan's Holiday1999 鹿毛 | Harlan 1989 黒鹿毛 | Storm Cat | |
Country Romance | ||||
Christmas in Aiken 1992 鹿毛 | Affirmed | |||
Dowager | ||||
父の母 Leslie's Lady1996 鹿毛 | Tricky Creek 1986 鹿毛 | Clever Trick | ||
Battle Creek Girl | ||||
Crystal Lady 1990 鹿毛 | Stop the Music | |||
One Last Bird | ||||
母 Beach Walk 2013 鹿毛 | Distorted Humor 1993 栗毛 | Forty Niner | Mr. Prospector | |
File | ||||
Danzigs Beauty | Danzig | |||
Sweetest Chant | ||||
母の母 Bonnie Blue Flag2007 鹿毛 | Mineshaft | A.P. Indy | ||
Prospectors Delite | ||||
Tap Your Feet | Dixieland Band | |||
Exotic Moves | ||||
母系(F-No.) | 13号族(FN:13-c) | |||
5代内の近親交配 | Mr. Prospector 4×5 Northern Dancer 4×4 | |||
出典 |
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脚注
[編集]- ^ “2021年度ロンジンワールドベストレースホースランキング JRA”. jra.jp. 2022年4月15日閲覧。
- ^ “The LONGINES World's Best Racehorse Rankings For 3yos and upwards which raced in 2022”. IFHA. 2023年1月18日閲覧。
- ^ “全米が注目した快速馬同士の戦いはライフイズグッドに軍配 - 合田直弘 | 競馬コラム”. netkeiba.com. 2022年2月2日閲覧。
- ^ “KYダービー前売り1番人気ライフイズグッド、米G3シャムSで重賞初制覇”. JRA-VAN ver.World. 2022年1月31日閲覧。
- ^ “来年のKYダービーの第1回前売り、1戦1勝馬ライフイズグッドが実質1番人気”. JRA-VAN ver.World. 2022年1月31日閲覧。
- ^ “KYダービー前売り1番人気ライフイズグッド、米G3シャムSで重賞初制覇”. JRA-VAN ver.World. 2022年1月31日閲覧。
- ^ “KYダービー有力馬のライフイズグッド、米G2サンフェリペSを圧勝で無敗守る”. JRA-VAN ver.World. 2022年1月31日閲覧。
- ^ “ダービー最有力馬ライフイズグッド、後肢の怪我のため戦線離脱(アメリカ)[その他 - 海外競馬ニュース - 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル (JAIRS)]”. jairs-cs2.coresoft-net.co.jp. 2022年1月31日閲覧。
- ^ “バファート厩舎からまたも有力馬が転厩、ライフイズグッドがプレッチャー厩舎へ”. JRA-VAN ver.World. 2022年1月31日閲覧。
- ^ “ジャッキーズウォリアーが米G1アレンジャーケンスS制覇、ライフイズグッド初黒星”. JRA-VAN ver.World. 2022年1月31日閲覧。
- ^ “ライフイズグッド完全復活、米G2ケルソHを圧勝”. JRA-VAN ver.World. 2022年1月31日閲覧。
- ^ “BCダートマイル、ライフイズグッドが元KYダービー候補の実力を見せつける”. JRA-VAN ver.World. 2022年1月31日閲覧。
- ^ a b “ライフイズグッドが圧逃! 米G1ペガサスWCでニックスゴーを寄せつけず”. JRA-VAN ver.World. 2022年1月31日閲覧。
- ^ “結果 | 2022ドバイワールドカップ”. JRA-VAN Ver.World. 2022年3月29日閲覧。
- ^ “ドバイWC出走見込馬、ライフイズグッドなど米国の強豪多数”. JRA-VAN ver.World. 2022年3月29日閲覧。
- ^ “ライフイズグッド | 注目馬 | 2022ドバイワールドカップ”. JRA-VAN Ver.World. 2022年3月29日閲覧。
- ^ “ライフイズグッドはドバイワールドカップを勝つ準備ができているか?(ドバイ)[その他]”. 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル. 2022年3月29日閲覧。
- ^ a b “【ドバイワールドC】ライフイズグッドは失速、カントリーグラマーが制してチュウワウィザードも3着に健闘”. JRA-VAN ver.World. 2022年3月29日閲覧。
- ^ ライフイズグッド、米帰国初戦のG2ジョンA.ネラッドSを圧勝JRA-VANworld、2022年11月6日閲覧
- ^ ライフイズグッドが米G1ホイットニーSを完勝、プレッチャー師はワンツーJRA-VANworld、2022年11月6日閲覧
- ^ ライフイズグッドが米G1ウッドワードSを完勝、フライトラインとの激突へ準備万端JRA-VANworld、2022年11月6日閲覧
- ^ 引退戦で初めて挑戦者となるライフイズグッド、「どうなるか見てみたい」とプレッチャー師JRA-VANworld、2022年11月6日閲覧
- ^ 現役最強から史上最強へ、フライトラインがBCクラシックも異次元勝利JRA-VANworld、2022年11月6日閲覧
- ^ Constitution Heads 2023 WinStar Farm Stallion Rosterbloodhorse.com、2022年11月6日閲覧
- ^ “Life Is Good | Race Record & Form | Racing Post”. www.racingpost.com. 2022年3月29日閲覧。
外部リンク
[編集]- 競走馬成績と情報 netkeiba、Racing Post