ロシア運輸省
ロシア連邦運輸省 (交通省) Министерство транспорта Российской Федерации | |
---|---|
役職 | |
運輸大臣(交通大臣) | ビタリー・サベリエフ |
第一運輸次官 | エフゲニー・ディートリチ |
運輸次官兼国家書記 | セルゲイ・アリストフ |
運輸次官 | ニコライ・アサウル ニコライ・ザフリャピン ヴァレリー・オクロフ ヴィクトル・オレルスキー アレクセイ・ツィデノフ |
概要 | |
所在地 | モスクワ 北緯55度45分47.79秒 東経37度37分29.47秒 / 北緯55.7632750度 東経37.6248528度座標: 北緯55度45分47.79秒 東経37度37分29.47秒 / 北緯55.7632750度 東経37.6248528度 |
定員 | 500人 |
年間予算 | 1122億ルーブル |
設置 | 1809年 |
前身 | ロシア帝国鉄道運輸省 ソ連鉄道人民委員部 ソ連鉄道省 ソ連運輸省 ロシア共和国運輸省 |
ウェブサイト | |
www |
ロシア連邦運輸省(ロシアれんぽううんゆしょう)又は交通省(こうつうしょう、ロシア語: Министерство транспорта Российской Федерации、通称:ミントランス、Минтранс)は、ロシアの中央省庁のひとつ。ロシア連邦における運輸行政、交通政策を担当している。鉄道、海運、内陸水上交通、民間航空を含む空運、道路交通および地下鉄を含む都市電力網、産業に関係する交通、道路、測量、地図作成などを管轄している[1]。
沿革・概要
[編集]ロシア連邦運輸省の淵源は、1809年に設立されたロシア帝国鉄道省(鉄道運輸省、鉄道交通省)に遡る。その後ロシア革命によってソビエト連邦が成立すると、鉄道人民委員部を経て、1946年ソ連鉄道省となり、さらにソ連運輸省(交通省)となる。1991年ソビエト連邦の崩壊後、ロシア共和国運輸省を基に、1991年12月25日、正式にロシア連邦運輸省となった。2004年3月9日から2004年5月20日までの短期間、ロシア連邦コミュニケーション情報省と統合され、ロシア連邦運輸通信(運輸コミュニケーション)省を名乗っていた。
組織
[編集]歴代大臣
[編集]代 | 肖像 | 氏名 | 内閣 | 在任期間 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | ヴィタリー・エフィーモフ | ボリス・エリツィン内閣、ヴィクトル・チェルノムイルジン内閣 | 1991年12月25日 - 1996年1月10日 | 1990年9月10日からロシア共和国運輸大臣 | |
2 | ニコライ・ツァフ | ヴィクトル・チェルノムイルジン内閣 | 1996年1月12日 - 1998年3月1日 | ||
3 | セルゲイ・フランク | セルゲイ・キリエンコ内閣、エフゲニー・プリマコフ内閣、セルゲイ・ステパーシン内閣、第1次ウラジーミル・プーチン内閣、ミハイル・カシヤノフ内閣 | 1998年3月2日 - 2004年2月24日 | ||
4 | イーゴリ・レヴィチン | 第1次ミハイル・フラトコフ内閣、第2次ミハイル・フラトコフ内閣、ヴィクトル・ズプコフ内閣、第2次ウラジーミル・プーチン内閣 | 2004年3月9日 - 2012年5月12日 | 2004年3月9日から2004年5月20日までロシア連邦運輸通信相 | |
5 | マクシム・ソコロフ | 第1次ドミートリー・メドヴェージェフ内閣 | 2012年5月21日 - 2018年5月18日 | ||
6 | エフゲニー・ディトリフ | 第2次ドミートリー・メドヴェージェフ内閣、ミハイル・ミシュスティン内閣 | 2018年5月18日 - 2020年9月9日 | ||
7 | ビタリー・サベリエフ | ミハイル・ミシュスティン内閣 | 2020年9月10日 - | 現職 |
次官
[編集]- 第一次官 エフゲニー・ディートリチ[2]
- 次官兼国家書記(官房長)セルゲイ・アリストフ[2]
- 次官 ニコライ・アサウル、ニコライ・ザフリャピン、ヴァレリー・オクロフ、ヴィクトル・オレルスキー、アレクセイ・ツィデノフ[2]
中央部局
[編集]ロシア連邦運輸省には、本省に以下の部局(Департамент)が設置されている[1]。
- 国家民間航空分野政策局
- 国家道路インフラ整備分野政策局
- 国家道路都市交通分野政策局
- 国家道路都市交通分野政策局
- 国家鉄道運輸分野政策局
- 国家海上河川運輸分野政策局
- 国際協力局
- 法務支援・法制活動局
- 開発計画局
- 資産関係・国土計画局
- 行政管理局
- 運輸安全局・特別プログラム
- 経済・財務局
- 国家国境検問所配置分野政策局
- 特別部局
外局
[編集]ロシア連邦運輸省には、外局として以下の庁(служба)、局(агентство)が設置されている[3]。
- 連邦運輸監督庁(ロストランスナドゾル)
- 連邦航空運輸局(ロスアヴィアツィア)
- 連邦道路局(ロスアフトドル)
- 連邦鉄道運輸局(ロスジェルドル)
- 連邦海洋河川運輸局(ロスモレッチェフロート)
脚注
[編集]- ^ a b О Министерстве(運輸省について)”. ロシア運輸省 (2016年4月20日). 2017年1月24日閲覧。 “
- ^ a b c Ministry of Transport of the Russian Federation”. ロシア運輸省. 2017年1月24日閲覧。 “
- ^ Подведомственные Служба и Агентства(下部庁、局について)”. ロシア運輸省 (2016年4月20日). 2017年1月24日閲覧。 “