ロス・アンヘレス

この項目では、南米の都市について説明しています。20世紀後半のソプラノ歌手については「ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス」をご覧ください。

ロス・アンヘレス Los Ángeles
市旗 市章
位置
座標 : 南緯37度28分0秒 西経72度21分0秒 / 南緯37.46667度 西経72.35000度 / -37.46667; -72.35000
歴史
建設	1739年5月26日
行政
国	チリ
州	ビオビオ州
Province	ビオビオ県
市	ロス・アンヘレス
地理
面積
市域	1,748.2 km2 (675.0 mi2)
標高	139 m (456 ft)
人口
人口	（2002年現在）
市域	166,556人
人口密度	95人/km2（250人/mi2）
その他
等時帯	CLT (UTC-4)
夏時間	CLST (UTC-3)
市外局番	43
公式ウェブサイト : http://www.losangeles.cl/

ロス・アンヘレス（Los Ángeles）とは、チリ共和国のビオビオ州のビオビオ県（スペイン語版）の県都である。南アメリカ大陸の南西部、チリ中部のやや南寄りに位置しているものの、太平洋には面していない内陸部の都市である。ロサンヘレスとも表記される。

ロス・アンヘレスは、おおよそ南緯37度28分、西経72度21分付近に位置している。2002年現在の人口は12万3445人であった ^[1] 。 都市圏全体では、同じく2002現在、16万6556人であり、このうち、男性が8万1863人、女性が8万4693人であった ^[1] 。 また町の面積は、約1748.2km²である ^[1] 。 したがって、2002年現在の人口密度は1km²当たり、約95.27人である。なお、1992年から2002までで人口が2万6021人も増えており、この間の人口増加率は、18.5％にも及ぶ ^[1] 。

ロス・アンヘレスは、ビオビオ川（町の南を流れる）とラハ川（町の北を流れる）の間に存在し、町の北にはラハの滝がある。また、この町から東に約100kmほどの所はアンデス山脈の山々が連なっていて、標高2979mのアントゥコ山と言う成層火山として誕生した山も存在する ^{[注釈 1]} 。この山の付近はLaguna del Laja 国立公園に指定されており、ロス・アンヘレスは、この国立公園を観光するための玄関口としての役割も果たしている。

ロス・アンヘレスの夏季は少雨で乾燥し、冬季に降雨が集中する。

ロス・アンヘレスの町が作られたのは、1739年のことである。この町は、元々アラウコ戦争の際に、スペイン側の前線の砦として築かれた。以降、この町は、スペイン軍が先住民のマプチェ族を侵略し、征服し、この地域を植民地化するための軍事行動のために、幾度も改造が行われていった。そして、この町の南側を流れているビオビオ川を、スペインの国境として維持していた時期もあった。

1. ^ アントゥコ山（Antuco）とは、おおよそ南緯37度24分、西経71度21分付近に位置する、アンデス山脈に存在する成層火山の1つである。現在の山頂の標高は、2979m。最後に噴火したのは、1869年。行政区分では、ロス・アンヘレスと同じく、ビオビオ州に属している。

1. ^ ^{a b c d} "National Statistics Institute." 2010年12月13日閲覧
2. ^ “Weatherbase: Historical Weather for Los Angeles, Chile”. Weatherbase (2011年). 24 November 2011閲覧。

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• ロス・アンヘレスの公式サイト