ワシントン・ブルーレッグス
ワシントン・ブルーレッグス(Washington Blue Legs)は、1873年にアメリカ合衆国ワシントンD.C.を本拠地として活動していたプロ野球のチームである。
球団史
[編集]前年の1872年シーズン半ばで解散した、ワシントンの2つの球団(オリンピックス、ナショナルズ)に所属した選手を中心にチームが編成しなおされ、1873年に新たにブルーレッグスとしてナショナル・アソシエーションに加盟した。主力投手は前年ナショナルズで投げていたビル・ステアーンズ。ポール・ハインズが攻撃の中心となり、本拠地はオリンピックスが使っていたグラウンドを使用していた。
同年はシーズン終わりまで戦ったものの、結果は8勝31敗で9球団中7位に終わる。中心打者だったハインズはこの年限りでシカゴに移ってしまい、結局ブルーレッグスは1年で解体、再度チームが編成しなおされることになる。
戦績
[編集]年度 | リーグ | 試合 | 勝利 | 敗戦 | 勝率 | 順位 | 監督 | 本拠地 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1873年 | NA | 39 | 8 | 31 | .205 | 7位 | ニック・ヤング | Olympics Grounds |
所属した主な選手
[編集]- ポール・ハインズ:打率.331を記録。後年打撃三冠を獲得する。
主な球団記録
[編集]- 通算最多安打:60(ポール・ハインズ)
- 通算最多打点:29(ポール・ハインズ)
- 通算最多勝利:7(ビル・ステアーンズ)