ヴャチェスラフ・オルタルジェーフスキー
ヴャチェスラフ・オルタルジェーフスキー(Vyacheslav Oltarzhevsky、Вячеслав Константинович Олтаржевский、1880年-1966年)は、ロシアの建築家。ソ連邦名誉建設家、工学博士。
モスクワ芸術絵画建築専門学校卒業後の1905年にウィーン芸術アカデミーに留学し、オットー・ワーグナーに師事した。1923年から24年までは、ニューヨークにも留学し建築を学ぶ。当初は、イヴァノフ=シッツやイワン・レルベルクの下で働き、キエフ駅、商人クラブ(現レンコム劇場)の設計に関わる。1935年から38年には、全日手工業博覧会会場設計の主任建築家として活躍する。
その他の代表作として、ホテル・ウクライナ、全ロシア博覧センター、「モストルク」デパートなどがある。
参考文献
[編集]- ロシア・アヴァンギャルド建築 [Inax叢書] (8) 八束はじめ INAX 1993.11
- 木瓦と葱ぼうず [INAX booklet] (Vol.11 No.1) INAX 1992.1
- ロシアビザンチン [建築巡礼] (19) 内井昭蔵 丸善
- ロシアの木造建築-民家・付属小屋・橋・風車 A・B・オポローヴニコフ 井上書院 1986