三ツ橋けんじ

三ツ橋 けんじ
出身地 日本の旗 日本北海道
ジャンル 演歌
職業 演歌歌手
担当楽器
活動期間 1982年 -
レーベル EMIミュージック・ジャパン

三ツ橋 けんじ(みつはし けんじ)は、日本演歌歌手北海道出身[1]

略歴

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1982年に東芝EMI(現EMIミュージック・ジャパン)が主催した村田英雄カラオケ・コンテストで優勝[2]1983年に『カラオケ流し』を自費で出し、レコードデビュー[1]。同年、東芝EMIと所属契約を交わす。

その後、競作を中心に自主製作のレコードを出し続ける。曲の題名に合わせてギターを使わず、カラオケで流して歩く独自のキャンペーンが功を奏し、地元の北海道では名前が浸透した[1]。これらが評価され、1989年、『おしどり人生』が初めて全国発売された[1]

代表曲である『カラオケ流し』は、カラオケ店を歌い歩く1980年代の「流し」の世界を歌った知る人ぞ知る名曲と言われ[3]、1996年にはCD化、2011年3月には香川県出身の演歌歌手、蒼彦太カバーして徳間ジャパンコミュニケーションズからデビューした[3][4]

人物

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デビューするまで、40以上の職種を経験してきた。歌い方はこぶしを効かせた男性的なものであり、素顔は「演歌の寅さん」とあだ名されている[1]

演歌約2800曲を即興で歌え、空手2段・剣道3段・柔道初段を所持している[2]

ディスコグラフィー

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  • カラオケ流し / 夫婦歌 (1983年)
  • 三ツ橋けんじ演歌流し歌 / 大田ブルース / 一杯のめよ/
  • 浪花節だよ人生は / カラオケ流しPART2/
  • しのぶ宿 / 女の真心(1984年)
  • おしどり人生 / 北の旅路(1988年)
  • 愛・風車 / アア帰ろうかな(1989年)
  • 漁師浜(おとこはま) / 人生のれん(1994年)

脚注

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  1. ^ a b c d e 「40代、演歌歌手2人デビュー 三ツ橋けんじと斉藤寿々夢」、読売新聞東京夕刊、1989年2月17日、13頁。
  2. ^ a b 週刊大衆クローズアップ2002年5月6日号111ページ。
  3. ^ a b 「FACE@東京都=蒼彦太さん(22)  演歌歌手 古里の応援受け名曲歌う」、四国新聞朝刊、2011年9月18日、22頁。
  4. ^ 「<キャンペーン>蒼彦太が「カラオケ流し」でデビュー」、北海道新聞夕刊全道版、2011年4月19日、7頁。