三ツ沢下町駅
三ツ沢下町駅 | |
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三ツ沢下町駅3番出入口(2011年4月) | |
みつざわしもちょう Mitsuzawa-shimocho | |
◄B20 横浜 (1.4 km) (0.9 km) 三ツ沢上町 B22► | |
所在地 | 神奈川県横浜市神奈川区三ツ沢下町2番16号[1] |
駅番号 | B21 |
所属事業者 | 横浜市交通局(横浜市営地下鉄) |
所属路線 | ■ブルーライン(3号線) |
キロ程 | 4.2 km(関内起点) 湘南台から23.9 km |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- | 11,509人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1985年(昭和60年)3月14日 |
備考 | 業務委託駅(横浜市交通局協力会)[2] |
三ッ沢下町駅(みつざわしもちょうえき)は、神奈川県横浜市神奈川区三ツ沢下町(みつざわしもまち)にある、横浜市営地下鉄ブルーライン(3号線)の駅である。駅番号はB21。
概要
[編集]国道1号横浜新道の島田橋バス停・三ッ沢下町駅前バス停の直下にある。周辺は戦後に開発された新興住宅地で、かつては横浜市営トロリーバスの三ッ沢下町停留所があった[3]。 改札口は地下1階に、プラットフォームは地下5階にあり、地下鉄の三ツ沢変電所が併設されている。 国道1号には下水道の三ッ沢雨水幹線(直径4.3m)が、横浜駅 - 当駅は一部民有地の下を通るため騒音対策としてプラットホームは地下深く(地表面から軌道面まで約27m)に設置されている。
三ツ沢上町駅と同様に、開業当初はプラットフォーム上の竪坑壁面にレリーフ「貝塚」(三ツ沢貝塚がモチーフ)が設置されていたが、現在はトンネル補修のため塗りつぶされている。
歴史
[編集]- 1985年(昭和60年)3月14日 - 開業。
- 2002年(平成14年)7月24日 - エレベーター3基、車椅子対応トイレの増設などの工事が完成[4]。
- 2007年(平成19年)4月28日 - ホームドアの使用を開始。
- 2012年(平成24年)5月1日 - docomo Wi-Fiによる、公衆無線LANサービス開始。
駅名の由来
[編集]地名から採ったものだが、地名とは読み方が異なる。地名は「みつざわしもまち」と読む。
駅構造
[編集]相対式2面2線の地下駅である。三ツ沢上町駅と同様に極めて偏平な特殊大断面トンネルで、NATM工法を用いて建設された。外国の地下鉄を思わせるドーム型のホームが特徴である。
改札口は地下1階にあり、2006年12月から湘南台方に「東口改札口」とあざみ野方に「西口改札口」の名称が付けられた。それぞれ独立しており、コンコースなどではつながっていない。そして地下2階、3階を経て地下4階で上下線ホームへの行先が分かれ、ホームは地下5階にある。
東口改札口にはホームと改札階を結ぶエレベーターがあり、改札階と地上を結ぶエレベーターや改札内にオストメイト対応トイレなど、バリアフリー設備は整っている。一方、西口改札口には一般のトイレはあるものの、エレベーターなどはない。
配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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のりば
[編集]番線 | 路線 | 行先[5] |
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1 | ブルーライン | 湘南台方面 |
2 | あざみ野方面 |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。
利用状況
[編集]2022年度の1日平均乗降人員は11,509人(乗車人員:5,879人、降車人員:5,630人)である。
近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[6] | 1日平均 乗車人員[7] | 出典 |
---|---|---|---|
1984年(昭和59年) | 4,611[8] | ||
1985年(昭和60年) | 3,636 | ||
1986年(昭和61年) | 3,885 | ||
1987年(昭和62年) | 4,166 | ||
1988年(昭和63年) | 4,422 | ||
1989年(平成元年) | 4,521 | ||
1990年(平成 | 2年)4,551 | ||
1991年(平成 | 3年)4,768 | ||
1992年(平成 | 4年)4,721 | ||
1993年(平成 | 5年)4,840 | ||
1994年(平成 | 6年)4,731 | ||
1995年(平成 | 7年)4,618 | [* 1] | |
1996年(平成 | 8年)4,467 | ||
1997年(平成 | 9年)4,387 | ||
1998年(平成10年) | 4,304 | [* 2] | |
1999年(平成11年) | 8,453 | 4,315 | [* 3] |
2000年(平成12年) | 8,907 | 4,510 | [* 3] |
2001年(平成13年) | 8,964 | 4,478 | [* 4] |
2002年(平成14年) | 8,611 | 4,472 | [* 5] |
2003年(平成15年) | 8,948 | 4,589 | [* 6] |
2004年(平成16年) | 9,134 | 4,638 | [* 7] |
2005年(平成17年) | 9,233 | 4,709 | [* 8] |
2006年(平成18年) | 9,169 | 4,699 | [* 9] |
2007年(平成19年) | 9,071 | 4,748 | [* 10] |
2008年(平成20年) | 10,973 | 5,679 | [* 11] |
2009年(平成21年) | 11,295 | 5,817 | [* 12] |
2010年(平成22年) | 11,212 | 5,775 | [* 13] |
2011年(平成23年) | 11,220 | 5,760 | [* 14] |
2012年(平成24年) | 11,473 | 5,883 | [* 15] |
2013年(平成25年) | 11,963 | 6,132 | [* 16] |
2014年(平成26年) | 11,783 | 6,029 | [* 17] |
2015年(平成27年) | 12,210 | 6,242 | [* 18] |
2016年(平成28年) | 12,317 | 6,291 | [* 19] |
2017年(平成29年) | 12,506 | 6,384 | [* 20] |
2018年(平成30年) | 12,614 | 6,441 | [* 21] |
2019年(令和元年) | 12,592 | 6,435 | [* 22] |
2020年(令和 | 2年)10,050 | 5,122 | |
2021年(令和 | 3年)10,760 | 5,455 | |
2022年(令和 | 4年)11,509 | 5,879 |
駅周辺
[編集]- 国道1号(横浜新道)
東口改札口
[編集]- 栗田谷・松本・三ッ沢下町(ガーデン山)
- 学校法人捜真学院
- 横浜市立松本中学校
- 公団ガーデン山住宅
- 神奈川大学 横浜キャンパス
- 日本聖公会横浜聖アンデレ教会
- 松ヶ丘
- 反町駅(東急東横線、徒歩15分)
- 神奈川学園中学校・高等学校
- 観音寺
- 横浜ハリストス正教会
- 日本福音ルーテル横浜教会
西口改札口
[編集]- 三ツ沢中町
- 三ツ沢商店街
- 横浜市営三ツ沢墓地・陽光院・妙深寺
- 三ツ沢東町
- 神大寺
- せせらぎ緑道
- 神奈川県立横浜翠嵐高等学校
- 横浜市立三ツ沢小学校
- 横浜三ツ沢郵便局
- 神奈川朝鮮中高級学校
路線バス
[編集]最寄りのバス停留所は、国道1号上 島田橋(東口改札口出口1・2)と三ツ沢下町駅前(西口改札口出口3・4)の2ヶ所で、路線および方向は同一である。
乗場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行社局 | 備考 |
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出口 1・3 | 87 202 329 | 泉町 | 横浜駅西口 | ■市営 | |
1 | ■神奈中 | ||||
88 | 東横反町駅前 | 東神奈川駅西口 | ■市営 | ||
出口 2・4 | 三ッ沢公園自由広場 | 市民病院 | |||
201 | 三ッ沢上町駅前・横浜新道・和田町・洪福寺 | 【内回り循環】横浜駅西口 | 平日のみ国大経由 | ||
329 | 三ツ沢上町駅前・横浜国立大学正門前 | ■急行 国大西・【国大循環】横浜駅西口 | 島田橋は通過 | ||
1 | 三ッ沢上町駅前・上星川・梅の木・鴨居町 | 中山駅 | ■神奈中 |
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ 『横浜市高速鉄道建設史II』 横浜市交通局、2004年3月、72ページ
- ^ 市営地下鉄の「契約駅員」5名募集、ブルーラインなど受託各駅に勤務予定 - 新横浜新聞(しんよこ新聞)
- ^ 『横浜市営交通八十年史』 横浜市交通局、2001年3月、224-226ページ
- ^ 地下鉄三ツ沢下町駅が生まれ変わります(横浜市交通局ニュースリリース・インターネットアーカイブ・2003年時点の版)。
- ^ “三ツ沢下町の駅情報 駅構内図”. 横浜市交通局. 2023年6月4日閲覧。
- ^ 横浜市統計ポータル - 横浜市
- ^ 神奈川県県勢要覧
- ^ 1985年3月14日開業で18日間のデータ
出典
[編集]- 神奈川県県勢要覧
- ^ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 (PDF) - 30ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成12年度)- 228ページ
- ^ a b 神奈川県県勢要覧(平成13年度) (PDF) - 230ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成14年度) (PDF) - 228ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成15年度) (PDF) - 228ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成16年度) (PDF) - 228ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成17年度) (PDF) - 230ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成18年度) (PDF) - 230ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成19年度) (PDF) - 232ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成20年度) (PDF) - 236ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成21年度) (PDF) - 246ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成22年度) (PDF) - 244ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成23年度) (PDF) - 244ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成24年度) (PDF) - 240ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成25年度) (PDF) - 242ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成26年度) (PDF) - 244ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成27年度) (PDF) - 244ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成28年度) (PDF) - 252ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成29年度) (PDF) - 244ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成30年度) (PDF) - 228ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(令和元年度) (PDF) - 228ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(令和2年度) (PDF) - 228ページ