中澤一夫
中澤 一夫(なかざわ かずお、1919年9月27日[1] - )は、日本の造園家。1979年から浜松市助役をつとめ、財団法人浜松市公園緑地協会理事長、静岡県立浜松建設技能専門学校講師、日本造園修景協会静岡県支部長、財団法人浜松市公園緑地協会常務理事を歴任[2]。
来歴
[編集]大阪府出身[1]。千葉高等園芸学校造園科(現千葉大学園芸学部)に進学し、1940年、満洲国高等官試験合格。1941年大学卒業後、満洲国大同学院13期生。満洲国交通部都邑計画司交通部技佐[3]。1945年、長春日本人安民区難民収容所所長。1947年、大阪府土木部勤務[4]。1952年、茨木市役所施設課長。1954年に技術士。1962年から国際住宅都市問題会議に出席。1965年からは浜松市役所勤務。1978年、第5回日本公園緑地協会北村賞受賞。勲五等双光旭日章受章。
著書に『都邑緑化読本』『うるおいのある街づくり―中澤一夫論文集』『総合的な街づくり―都市の再開発と鉄道高架化の記録』(都市計画協会 1981年)など。
脚注
[編集]出典
[編集]- 大塚康央「1950年代の大阪府茨木市における「田園都市論」と「近隣住区論」に基づく都市計画の取組に関する研究 : 中沢一夫の活動と業績」『都市計画論文集』第46巻第3号、日本都市計画学会、2011年10月、679-684頁、doi:10.11361/journalcpij.46.679、ISSN 1348284X、NAID 10030402296。
- [1]
- 近代日本都市計画年表, 都市計画協会 都市計画協会, 1991
- 都市問題、第 72 巻, 1981
- 加登遼「大都市圏スプロール市街地におけるウォーカビリティに着目した都市評価指標に関する研究」京都大学 博士論文(工学), 甲第22154号、2020年、doi:10.14989/doctor.k22154、NAID 500001371556。
- 大阪地方裁判所 昭和42年(行ク)9号 決定
- 静岡年鑑, 静岡新聞社, 1991
- データしずおか, 静岡新聞社, 1994