中谷好江
中谷 好江(なかたに よしえ、1960年5月18日 - )は、日本の外交官、国際公務員。経済協力開発機構(OECD)東京センター所長などを経て、駐パラグアイ特命全権大使。中谷・大塚好江[1]。
経歴・人物
[編集]広島県生まれ。1983年東京外国語大学外国語学部スペイン語学科卒業、専門職員として外務省入省。1986年スペイン外交官学校国際コース修了。パナマ駐勤を経て、北米局北米二課配属[2]。日米貿易摩擦交渉などを担当したのち、1996年から在アメリカ合衆国日本国大使館広報文化センター次長を務め、在ペルー日本大使公邸占拠事件ではプレス対応にあたった[3]。外務省経済協力局調査計画課評価班長等を経て、2004年外務省中南米局中米課課長補佐[4]。2005年日・中米交流年事務局責任者。2009年から経済協力開発機構(OECD)東京センター所長[5]。2013年在メキシコ日本大使館参事官(経済班長)。2015年在パラグアイ日本大使館参事官。2016年在パラグアイ日本大使館公使参事官(次席)。2017年パラグアイ日系女性の会顧問[1]。在パラグアイ日本大使館臨時代理大使も務めた[6]。2018年外務省欧州局政策課協定交渉官兼アジア欧州協力室長[1][7]。同年から外務省経済局漁業室長として、国際捕鯨委員会からの脱退などにあたった[8]。2020年駐パラグアイ特命全権大使[9]。夫は前ジブチ特命全権大使[10]・靖国神社宮司[11]の大塚海夫元海将。
脚注
[編集]- ^ a b c 中谷・大塚好江 駐パラグアイ大使略歴 外務省
- ^ パラグアイ大使・中谷好江:「情熱と好奇心、体力」で突き進むワーキングマザー外交官2020.10.16 (ニッポンドットコム)
- ^ 国際機関キャリアガイダンス大阪大学
- ^ 第12回インタビュー! 『日本の対中米外交の現状と課題-日・中米外交関係樹立70周年を振り返って―』 中谷 好江氏 外務省 中南米局 中米課 課長補佐 2005年12月14日ワシントンDC開発フォーラム
- ^ OECD セミナー「国際機関で働くこと:OECD の使命と活動について」横浜国立大学
- ^ 資料1:調査団員・氏名JICA
- ^ 「日・スウェーデン社会保障協定(仮称)第4回交渉の開催」外務省平成30年4月6日
- ^ IWC脱退賛否両論、国内は歓迎「新たな捕鯨構築を」日本水産経済新聞2018年12月28日
- ^ 政府 新しい中国大使に外務省の官房長など務めた垂秀夫氏起用NHK 2020年9月11日 10時58分
- ^ 政治戦後初の自衛隊出身大使=大塚海夫氏2020年9月11日、時事通信
- ^ “靖国神社 14代目宮司に元海将が就任へ 元自衛官の就任は2人目”. NHKニュース. 日本放送協会 (2024年3月18日). 2024年4月9日閲覧。
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