乱菊物語
『乱菊物語』(らんぎくものがたり)は、谷崎潤一郎の小説。およびこれを原作とする映画[1]。
室町時代末期の室津を舞台に、海龍王を名乗る若武者の活躍を描く[1]。1930年(昭和5年)に『朝日新聞』で連載されたが、未完に終わった[2]。
映画
[編集]乱菊物語 | |
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映画ポスター | |
監督 | 谷口千吉 |
脚本 | 八住利雄 |
原作 | 谷崎潤一郎 『乱菊物語』 |
製作 | 田中友幸 |
出演者 | 池部良 |
音楽 | 団伊玖磨 |
撮影 | 飯村正 |
編集 | 黒岩義民 |
製作会社 | 東宝[3] |
配給 | 東宝[1] |
公開 | 1956年1月22日[4][1][5] |
上映時間 | 96分[6][4][5] |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
1956年に公開された谷口千吉監督の日本映画[1]。円谷英二が特殊技術を担当した[1]。モノクロ[4]、スタンダード[4]。
スタッフ
[編集]以下のスタッフ名は特に記載がない限りKINENOTEに従った[3]。
- 監督 - 谷口千吉
- 脚色 - 八住利雄
- 原作 - 谷崎潤一郎 『乱菊物語』[6][4]
- 製作 - 田中友幸
- 撮影 - 飯村正[5]
- 美術 - 北猛夫、阿久根巖[5]
- 音楽 - 団伊玖磨[5]
- 特殊技術 - 円谷英二、東宝技術部 [6][4][5]
- 録音 - 下永尚
- 照明 - 横井総一
- 編集 - 黒岩義民[7][8][4][5]
- 振付 - 青山圭男[4][5]
- 監督助手 - 岡本喜八[4][5]
- 現像 - 東宝現像所[4]
- 製作担当者 - 森本朴[4]
- スチール - 吉崎松雄[4]
キャスト
[編集]- 池部良 - 海龍王 [3]
- 八千草薫 - 陽炎 [3]
- 小堀明男 - 赤松上総介 [3]
- 杉山昌三九 - 久米十郎左衛門 [3]
- 山田巳之助 - 藤内 [3]
- 笈川武夫 - 伍助 [3]
- 藤木悠 - 十郎 [3]
- 石原忠(佐原健二) - 五郎 [3]
- 浪花千栄子 - 藤巻 [3]
- 北川町子 - うるめ [3]
- 小杉義男 - 権太夫 [3]
- 堺左千夫 - べら八 [3]
- 富田仲次郎 - しび六 [3]
- 谷晃 - 鹿三 [3]
- 藤原釜足 - 幻阿弥 [3]
- 上田吉二郎 - 張恵卿 [3]
- 宮桂子[6]
- 葉山葉子[7][8]
- 今泉廉[7][8]
- 野口泰史[7][8]
- 岡豊[7][8]
- 佐田豊[7][8]
- 津田光男[7][8]
- 山本廉[7][8]
- 畠野世記子[7][8]
脚注
[編集]- ^ a b c d e f 円谷英二特撮世界 2001, p. 38, 「乱菊物語」
- ^ “乱菊物語”. 乱菊. 2021年12月12日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r kinenote.
- ^ a b c d e f g h i j k l 東宝特撮映画全史 1983, pp. 544–545, 「東宝特撮映画作品リスト」
- ^ a b c d e f g h i 東宝ゴジラ会 2010, p. 292, 「円谷組作品紹介」
- ^ a b c d allcinema.
- ^ a b c d e f g h i JMDb.
- ^ a b c d e f g h i IMDb.
参考文献
[編集]- 『東宝特撮映画全史』監修 田中友幸、東宝出版事業室、1983年12月10日。ISBN 4-924609-00-5。
- 『円谷英二特撮世界』勁文社、2001年8月10日。ISBN 4-7669-3848-8。
- 東宝ゴジラ会『特撮 円谷組 ゴジラと東宝特撮にかけた青春』洋泉社、2010年10月9日。ISBN 978-4-86248-622-6。
- “乱菊物語”. allcinema. 株式会社スティングレイ. 2021年12月27日閲覧。
- “乱菊物語”. KINENOTE. キネマ旬報社. 2021年12月27日閲覧。
- Y. Nomura. “乱菊物語”. JMDb. JMDb. 2021年12月27日閲覧。
- “Rangiku monogatari” (英語). IMDb. Amazon.com. 2021年12月27日閲覧。
外部リンク
[編集]- 乱菊物語 - allcinema
- 乱菊物語 - 日本映画データベース
- 乱菊物語 - KINENOTE
- Rangiku monogatari - IMDb
- 乱菊物語 - 文化庁日本映画情報システム アーカイブ 2022年7月6日 - ウェイバックマシン