二十銭紙幣
二十銭紙幣(にじっせんしへい)とは、かつて日本で流通した紙幣の額面の1つ。二十銭券、二十銭札とも呼ばれた。
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[編集]日本銀行券として発行された二十銭紙幣は存在せず、政府紙幣として以下の種類が発行されているが、現在はいずれも失効している。
- 明治通宝二十銭券(1872年(明治5年)4月発行[1]、1899年(明治32年)12月31日失効[2]、紙幣券面の表記は「二十錢」)
- 改造紙幣二十銭券(1883年(明治16年)6月発行[3][4]、1899年(明治32年)12月31日失効[2]、紙幣券面の表記は「金貳拾錢」)
- 大正小額政府紙幣二十銭券(1917年(大正6年)11月8日発行[5][6]、1948年(昭和23年)8月31日失効[7]、紙幣券面の表記は「貳拾錢」)
それぞれの紙幣の詳細は各項目を参照。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 日本銀行金融研究所『日本貨幣年表』日本銀行金融研究所、1994年、39頁。ISBN 9784930909381。
- ^ a b 1898年(明治31年)6月11日法律第6号「政府發行紙幣通用廢止ニ關スル件」
- ^ 大蔵省印刷局『日本銀行券製造100年・歴史と技術』大蔵省印刷局、1984年11月、306-307頁。
- ^ 日本銀行金融研究所『日本貨幣年表』日本銀行金融研究所、1994年、50頁。ISBN 9784930909381。
- ^ 1917年(大正6年)11月9日大蔵省告示第177號「小額紙幣發行」
- ^ 日本銀行金融研究所『日本貨幣年表』日本銀行金融研究所、1994年、65頁。ISBN 9784930909381。
- ^ 1948年(昭和23年)5月13日法律第42号「小額紙幣整理法」