伊藤氏貴
伊藤 氏貴(いとう うじたか、1968年 - )は、千葉県出身の文芸評論家、明治大学文学部文芸メディア専攻教授。日本近代文学会、江古田文学会会員。2014年に始まった高校生直木賞を企画した[1][2]。
来歴
[編集]- 聖徳学園小学校卒業
- 麻布中学校・高等学校卒業
- 早稲田大学第一文学部文芸専修卒業
- 日本大学大学院芸術学研究科修士課程修了
- 1998年「告白の文学性、あるいは文学の告白性 -近代日本文学を中心に」で博士(芸術学)(日本大学)[3]
- 2008年明治大学専任講師
- 2012年 准教授
受賞歴
[編集]活動
[編集]- 日本大学芸術学部文芸学科非常勤講師(〜2009年度迄)
- 聖徳学園中学校・高等学校講師
- 江古田文学賞選考委員歴任
- 『季刊文科』編集委員[6]
- 「高校生直木賞」実行委員会代表[7]
- 教育出版『精選国語総合』『精選現代文』代表編集者
著作
[編集]- 『告白の文学:森鷗外から三島由紀夫まで』(鳥影社 2002年)
- 『奇跡の教室:エチ先生と『銀の匙』の子どもたち:伝説の灘校国語教師・橋本武の流儀』(小学館 2010年)文庫 2012年)ISBN 978-4094087734
- 『奇跡を起こすスローリーディング』(日本文芸社 2011年)ISBN 978-4537258752
- 『Like a KIRIGIRISU 〝保障のない人生”を安心して生きる方法」(KADOKAWA 2013年)ISBN 978-4047291225
- 『漱石と猫の気ままな幸福論』PHP文庫 2016
- 『美の日本 「もののあはれ」から「かわいい」まで』(明治大学リバティブックス)明治大学出版会、2018.3
- 『同性愛文学の系譜 日本近現代文学におけるLGBT以前/以後』勉誠出版 2020/
論文
[編集]雑誌
[編集]新聞連載
[編集]テレビ
[編集]- クローズアップ現代(NHK 2009年6月2日)出演
- あさイチ(NHK 2011年11月29日)出演
- オデッサの階段(フジテレビ 2012年~2013年)監修
- ザ・プロファイラー(NHK BSプレミアム 2014年10月15日)出演
- Rの法則(NHK2015年1月15日)出演
- おはよう日本(NHK2015年3月21日)出演
- シューイチ(日本テレビ2015年6月15日)コメント出演
- アッコにおまかせ(TBS2015年6月15日)コメント出演
- ミヤネ屋(読売テレビ2015年7月17日)コメント出演
ラジオ
[編集]- 「ベストセラーチャンネル」(FM東京 2012年1月20日)出演
- 「私も一言! 夕方ニュース」(NHK第1 2014年10月22日)出演
参考文献
[編集]- ^ INC, SANKEI DIGITAL. “第2回「高校生直木賞」に「宇喜多の捨て嫁」 公募で12校が参加”. 産経ニュース. 2021年2月14日閲覧。
- ^ 「週刊文春」編集部. “歯ごたえのある小説『また、桜の国で』が“高校生直木賞”に決定するまで”. 文春オンライン. 2021年2月14日閲覧。
- ^ 国立国会図書館. “博士論文『告白の文学性, あるいは文学の告白性 : 近代日本文学を中心に』”. 2023年4月7日閲覧。
- ^ “群像新人文学賞受賞作・候補作一覧1-64回|文学賞の世界”. prizesworld.com. 2021年2月14日閲覧。
- ^ “小説家への第一歩【片瀬チヲルさん(文学部4年)】~群像新人文学賞受賞インタビュー~”. 明治大学. 2021年2月14日閲覧。
- ^ “季刊文科|鳥影社”. www.choeisha.com. 2021年2月14日閲覧。
- ^ “高校生直木賞”. 高校生直木賞. 2021年2月14日閲覧。
外部リンク
[編集]- 天衣無縫な言葉の配り方 - 私はこう読んだ