伊達洋至
伊達 洋至(だて ひろし、1959年〈昭和34年〉6月 - )は、日本の呼吸器外科医師、医学博士、京都大学大学院医学研究科器官外科学講座呼吸器外科学教授、日本胸部外科学会理事。岡山大学大学院医歯薬学総合研究科脳神経外科学教授伊達勲は兄。
略歴
[編集]- 1959年(昭和34年)6月 - 岡山県岡山市に生まれる。
- 幼少期を西宮市と京都市で過ごし、中学1年の時に岡山に戻る。
- 1978年(昭和53年) - 岡山県立岡山大安寺高等学校 卒業
- 1984年(昭和59年) - 岡山大学医学部 卒業 大学時代は陸上競技部に所属。
- 1988年(昭和63年)3月31日 - 同大学院(第2外科)卒業 医学博士号 授与。
- 1989年(昭和64年)1月 - アメリカ合衆国のワシントン大学[要曖昧さ回避]胸部外科肺移植研究生
- 1993年(平成5年) - 岡山大学医学部附属病院(現:岡山大学病院)第2外科 助手
- 1997年(平成9年) - 共編著書『肺気腫の外科治療』 金芳堂 出版
- 1998年(平成10年) - 日本で初めての生体肺移植を執刀し成功。
- 1999年(平成11年) - 第42回 岡山県文化奨励賞 受賞
- 2002年(平成14年) - 岡山大学医学部附属病院第2外科 講師 就任
- 2004年(平成16年) - 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 腫瘍・胸部外科 助教授 就任
- 2006年(平成18年) - 同 教授 就任
- 2007年(平成19年) - 京都大学大学院医学研究科器官外科学講座呼吸器外科学 教授 就任
- 2009年(平成21年) - 京都シティーハーフマラソン 完走
- 2024年(令和6年) - イグノーベル賞受賞[1]
テレビ出演
[編集]- スーパーフライデー 巨大病院救命最前線 母と子の生命を救え!(TBS、2003年9月5日放送)
- 2010年(平成22年)10月18日 - 『プロフェッショナル 仕事の流儀』「絆を、最高のメスに」(NHK総合テレビジョン)
著作物
[編集]共編著
[編集]- 『肺気腫の外科治療』 清水信義(共編者) 金芳堂(出版) 1997年 ISBN 4-7653-0862-6
博士論文
[編集]- 『肺移植におけるReimplantation Responseの実験的研究』 岡山大学 1988年
文部科学省科学研究費補助金研究成果報告書
[編集]- 『生体部分肺移植における移植肺の機能と成長に関する実験』 岡山大学 2000年 - 2001年
- 『生体部分肺移植における移植肺の機能と成長に関する実験(2)』 岡山大学 2002年 - 2003年
- 『生体部分肺移植における新しい手術術式の開発実験』 岡山大学 2004年 - 2005年
- 『心臓死ドナーからの肺移植における血栓対策に関する研究』 岡山大学 2006年 - 2007年
脚注
[編集]- ^ 哺乳類がおしりで呼吸できるのを発見 今年も日本にイグ・ノーベル賞朝日新聞2024年9月13日
参考資料
[編集]- 『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK総合テレビジョン)2010年10月18日放送
- 学生・研究医の方へごあいさつ
- 京都大学呼吸器外科
- 国立国会図書館・蔵書検索