佐橋佳幸

佐橋 佳幸
生誕 (1961-09-07) 1961年9月7日(63歳)
出身地 日本の旗 日本東京都
学歴 東京都立松原高等学校卒業
ジャンル J-POP
職業
担当楽器
活動期間 1983年 -
レーベル エピックレコードジャパン
共同作業者

佐橋 佳幸(さはし よしゆき、1961年9月7日 - )は、日本ギタリスト音楽プロデューサー東京都出身。妻は女優松たか子

略歴

[編集]

東京都立松原高等学校卒業。高校の先輩に清水信之EPO、後輩に渡辺美里がいる。

1983年、当時先鋭的な存在であったバンドUGUISS」のメンバーとして、エピック・ソニー(現・エピックレコードジャパン)からデビューするが、1枚のアルバムをリリースしただけで解散。バンド解散後は、セッション・ギタリストとして、レコーディングやコンサートツアーにも参加。

1985年、デビュー期であった渡辺美里の制作ブレーン、清水信之の依頼を受け、渡辺の楽曲制作の手伝いを始める。その後、渡辺のバックバンドのバンドマスターを10年に渡り務め、長いつきあいとなる。

1991年に参加した、小田和正の「ラブ・ストーリーは突然に」、1993年に参加した、藤井フミヤの「TRUE LOVE」は、共に200万枚を突破し、高く評価される。両作のイントロ部分のギターフレーズも、佐橋の演奏である。

この他にも、桑田佳祐坂本龍一佐藤竹善佐野元春福山雅治氷室京介槇原敬之山下達郎など、日本の音楽シーンを牽引しているアーティストからの信望が厚く、様々な局面で数多く起用されている。また、親友の小倉博和とのギターユニット「山弦」、1998年に山下達郎のライブツアー「Performance '98-'99」のバックバンドとして集まった9人のミュージシャンで結成されたバンド。「ネルソンスーパープロジェクト」でも活躍中。

2003年には、エピックレコードジャパン25周年記念イベント「LIVE EPIC 25」に参加。バンドマスターを務め、成功を収めた。

キーボーディストのDr.kyOn(元・BO GUMBOS)と「ダージリン」というユニットを組み、読売テレビで、月に1度「共鳴野郎」という番組をもっている。そこでは、様々な一流ミュージシャンとの音楽談義やセッションをしている。また、2006年4月29日には、ダージリンの呼びかけに集まったアーティスト達と「OSAKA ROCK CITY-共鳴野郎」と題し、会場の大阪城ホールを満員にした。

渡辺美里のデビュー25周年となる2010年には、Dr.Kyon、渡辺美里と3人で「三ツ星団」を結成し、三ツ星団としてツアーを催行。

2007年12月28日、女優の松たか子との入籍を発表。そのため二代目松本白鸚は岳父、藤間紀子は丈母、中村吉右衛門は義叔父、松本紀保は義姉(夫である川原和久は義兄、佐橋とは同い年)、十代目松本幸四郎は義兄となる。

1994年より山下達郎、竹内まりやのバンドメンバーとして長きにわたり参加してきたが、2022年の「山下達郎 PERFORMANCE 2022」ツアーを最後にメンバーから退くことを自身のホームページにて発表した。

ディスコグラフィー

[編集]

※ 山弦で発表した作品については、「山弦」を参照のこと

アルバム

[編集]

オリジナルアルバム

[編集]
  • TRUST ME(1994年4月25日)

コンピレーションアルバム

[編集]
  • 『佐橋佳幸の仕事(1983-2015)〜Time Passes On〜』(2015年11月13日)[1]

主な楽曲(共作曲含む)

[編集]

劇伴

[編集]

メディア出演

[編集]

ラジオ

[編集]
  • さはしひろし(仮)(2021年1月 - 2022年10月、InterFM897) - 延江浩と共演
  • さはしひろし(仮)シーズン2(2024年4月 - 、渋谷のラジオ) - 延江浩と共演

書籍

[編集]
  • さはしひろし 今夜、すべてのロックバーで (2022年3月18日、東京ニュース通信社、延江浩と共著)ISBN 978-4-06526-917-6

脚注

[編集]
  1. ^ 佐橋佳幸ワークス集発売 小田・福山ら名曲、達郎・大滝さんレア音源も”. ORICON STYLE (2015年10月11日). 2015年10月13日閲覧。