佐藤啓一

佐藤 啓一(さとう けいいち)は、アメリカ合衆国在住のデザイン学者、イリノイ工科大学デザイン大学院名誉教授

デザイン・プロダクトデザイン修士(イリノイ工科大学IIT)。大阪工業大学情報科学部客員教授。英国デザイン学会フェロー、および日本デザイン学会、米国機械工学学会(ASME)、 米国電気電子工学学会(IEEE)、米国コンピュータ学会(ACM)会員[1][2][3][4][5]

専門はデザイン理論方法論インタラクティブシステムデザインプロダクトデザイン・システムプランニング、デザイン思考方法など。

略歴

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大阪工業大学工学部卒業および大学院経営工学専攻修士課程修了。イリノイ工科大学大学院に進学し、デザインおよびプロダクトデザイン修士課程修了。1982年イリノイ工科大学助手。同年、ACM/IEEE Design Automation ConferenceでBest Paper Award受賞「A Prestructuring Model for System Arrangement Problems」[6]

1991年京都工芸繊維大学助教授[7]を経て、再度渡米し、1998年イリノイ工科大学助教授。その後、同大学デザイン大学院教授[8]。2019年同大学名誉教授[9]。2013年より大阪工業大学情報科学部客員教授も務める。その他、ダルムシュタット工科大学トロムソ大学客員教授も務めた。

主な著書は「Design Integrations - Research and Collaboration」(共著、Intellect Ltd 2009、学術書)[10]

デザイン学の対外啓蒙活動として、ブラジルリオグランデドスル連邦大学で「Ciclo de Palestras e Workshops ICD 2015」で講演[11]している。 また、日本においても筑波大学統合デザイン国際シンポジウム2019 [12]や、慶應義塾大学理工学部グローバルCOEプログラム「デザイン塾」2010で講演している[13]

脚注

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