八広
八広 | |
---|---|
町丁 | |
八広駅 出入口(2012年7月17日) | |
北緯35度43分19秒 東経139度49分37秒 / 北緯35.721814度 東経139.827058度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京 |
特別区 | 墨田区 |
人口情報(2024年(令和6年)4月1日現在[1]) | |
人口 | 23,284 人 |
世帯数 | 12,822 世帯 |
面積([2]) | |
1.185012028 km² | |
人口密度 | 19648.75 人/km² |
郵便番号 | 131-0041[3] |
市外局番 | 03(東京MA)[4] |
ナンバープレート | 足立 |
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八広(やひろ)は、東京都墨田区の町名。現行行政地名は八広一丁目から八広六丁目。住居表示実施済み区域。
地理
[編集]東京都墨田区の北端に位置し、向島地域に属する。北東で荒川を挟んで対岸に葛飾区四つ木、東で東墨田、南で文花、南西で京島、西で向島、北西で墨田と隣接する。町域の北東辺の荒川をもって墨田区 - 葛飾区境を成す。
荒川堤防上を東京都道449号新荒川堤防線、東辺を東京都道449号新荒川堤防線支線、西辺を水戸街道と接する。また、町域北西部を南北に京成電鉄が走り、北部に同路線の鉄道駅が1つある。
地価
[編集]住宅地の地価は、2024年(令和6年)1月1日の公示地価によれば、八広4-47-7の地点で35万3000円/m2となっている[5]。
歴史
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
地名の由来
[編集]一帯は元々「吾嬬町」(あずままち/あずまちょう)といい、1965年12月1日の住居表示実施に伴い、寺島町六・八丁目、隅田町四丁目・吾嬬町西五 - 九丁目の8地区が合併して成立した[6]ため、「八」の字を採り、その字体から「末広がり」の縁起を担いで命名された。
世帯数と人口
[編集]2024年(令和6年)4月1日現在(墨田区発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
八広一丁目 | 1,961世帯 | 3,422人 |
八広二丁目 | 2,449世帯 | 4,521人 |
八広三丁目 | 1,949世帯 | 3,592人 |
八広四丁目 | 2,560世帯 | 4,636人 |
八広五丁目 | 1,699世帯 | 2,996人 |
八広六丁目 | 2,204世帯 | 4,117人 |
計 | 12,822世帯 | 23,284人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[7] | 20,863 |
2000年(平成12年)[8] | 19,883 |
2005年(平成17年)[9] | 20,810 |
2010年(平成22年)[10] | 21,018 |
2015年(平成27年)[11] | 21,152 |
2020年(令和2年)[12] | 21,816 |
世帯数の変遷
[編集]国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[7] | 7,905 |
2000年(平成12年)[8] | 8,039 |
2005年(平成17年)[9] | 8,863 |
2010年(平成22年)[10] | 9,364 |
2015年(平成27年)[11] | 9,825 |
2020年(令和2年)[12] | 10,635 |
学区
[編集]区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2022年9月時点)[13]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 | 備考 |
---|---|---|---|---|
八広一丁目 | 1〜25番 | 墨田区立第三寺島小学校 | 墨田区立寺島中学校 | |
43番 | 墨田区立八広小学校 | 墨田区立吾嬬第二中学校 | ||
26〜42番 | 墨田区立第三吾嬬小学校 | 墨田区立寺島中学校 | ||
八広二丁目 | 全域 | |||
八広三丁目 | 全域 | |||
八広四丁目 | 1〜47番 | 墨田区立八広小学校 | 墨田区立吾嬬第二中学校 | 調整区域により以下への変更が可能 ・墨田区立第三吾嬬小学校 ・墨田区立中川小学校 |
48〜51番 | ||||
八広五丁目 | 全域 | |||
八広六丁目 | 1番2〜7号 | 墨田区立隅田小学校 | 墨田区立桜堤中学校 | |
53〜59番 | 墨田区立八広小学校 | 墨田区立吾嬬第二中学校 | 調整区域により以下への変更が可能 ・墨田区立第三吾嬬小学校 ・墨田区立中川小学校 | |
1番(2〜7号除く) 2〜52番 |
交通
[編集]鉄道
[編集]バス
[編集]道路・橋梁
[編集]事業所
[編集]2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[14]。
丁目 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
八広一丁目 | 133事業所 | 1,116人 |
八広二丁目 | 168事業所 | 951人 |
八広三丁目 | 113事業所 | 565人 |
八広四丁目 | 144事業所 | 802人 |
八広五丁目 | 135事業所 | 801人 |
八広六丁目 | 142事業所 | 1,116人 |
計 | 835事業所 | 5,351人 |
事業者数の変遷
[編集]経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[15] | 986 |
2021年(令和3年)[14] | 835 |
従業員数の変遷
[編集]経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[15] | 5,578 |
2021年(令和3年)[14] | 5,351 |
施設
[編集]- 教育機関
- 墨田区立第三吾嬬小学校(八広二丁目)
- 墨田区立八広小学校(八広五丁目)
- 墨田区立寺島中学校(八広一丁目)
- 墨田区立吾嬬第二中学校(八広四丁目)
- 東京都立墨田養護学校(八広五丁目)
- 公園
- 八広公園(八広五丁目)
- 八広野球場(八広六丁目)
- 寺社仏閣
- 八広庚申堂 - 元禄2年銘の庚申像と享保5年銘の地蔵像がある。
- 正覚寺(八広五丁目)- 墨田区登録文化財の石造庚申塔(青面金剛童子)がある。
- 宝蔵寺(八広六丁目)
- 日枝神社(八広六丁目) - 慶長19年創建。
- 飲食店
- 日の丸酒場(八広六丁目) - 1937年創業の居酒屋。
- そば万(八広五丁目) - 1939年創業の蕎麦屋。
- 50BAN(八広四丁目) - 1927年創業の洋食店。王貞治の実家、中華料理店「五十番」の屋号を引き継いでいる。
出身人物・ゆかりのある人物
[編集]- 王貞治 - 現:八広3丁目(旧東京府向島区吾嬬町西)に生まれ育った。
- 清水一行(小説家) - 現:八広(旧東京府南葛飾郡吾嬬町)に生まれた。
- 三代目古今亭圓菊 - 当地に居住
- 白鵬翔:横綱在位中の2015年9月に、所属する宮城野部屋が八広に移転。
その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “世帯人口現況” (CSV). 墨田区 (2024年4月5日). 2024年4月6日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-2.1)
- ^ “『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2024年4月1日閲覧。(CC-BY-4.0)
- ^ a b “八広の郵便番号”. 日本郵便. 2023年11月17日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “国土交通省 不動産情報ライブラリ”. 国土交通省. 2024年4月6日閲覧。
- ^ “町区域の新設等”. 墨田区役所 (1965年6月1日). 2018年6月6日閲覧。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “通学区域”. 墨田区 (2022年9月1日). 2024年4月6日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年10月28日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ^ 蓮實重彥『監督小津安二郎 』(ちくま学芸文庫)