八戸臨海鉄道線

八戸臨海鉄道線
八戸臨海鉄道線を走行する貨物列車
概要
起終点 起点:八戸貨物駅
終点:北沼駅
駅数 2駅
運営
開業 1966年3月25日 (1966-03-25)
所有者 八戸臨海鉄道
使用車両 八戸臨海鉄道#車両を参照
路線諸元
路線総延長 8.5 km (5.3 mi)
軌間 1,067 mm (3 ft 6 in)
電化 全線非電化
運行速度 35 km/h[1]
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八戸臨海鉄道線(はちのへりんかいてつどうせん)は、八戸臨海鉄道が運営している青森県八戸市八戸貨物駅北沼駅を結ぶ鉄道路線貨物線)である。

八戸港三菱製紙などの企業が進出、それらへの原料や製品輸送のために1966年開業した青森県営専用線1970年地方鉄道として開業させたものである。1980年代の鉄道貨物輸送の退潮に伴い接続する専用線の数が減少、現在は三菱製紙専用線のみになっている。

路線データ

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歴史

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  • 1966年(昭和41年)3月25日 青森県営専用線、北八戸信号場 - 北沼間開業。
  • 1970年(昭和45年)12月1日 青森県営専用線廃止、八戸臨海鉄道線 八戸貨物 - 北沼間開業。
  • 1986年(昭和61年) コンテナ輸送開始。

運行形態

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駅一覧

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八戸貨物駅 - 北沼駅

輸送・収支実績

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年度 貨物輸送数量(トン) 鉄道業営業収入(千円) 鉄道業営業費(千円)
1970 124,561
1979 425,993 300,922 258,727
1980
1981
1982 209,585 414,772 408,900
1983
1984 178,355 231,288 246,490
1985 179,025 236,823 252,408
1986 170,077 206,803 232,058
1987 179,957 289,141 273,986
1988 236,646 322,293 284,639
1989 236,156 330,362 298,106
1990 259,809 359,054 336,523
1991 280,771 402,295 375,981
1992 273,333 400,084 373,429
1993 262,197 397,779 382,925
1994 239,200 376,335 369,192
1995 253,074 391,773 381,166
1996 243,590 394,045 383,555
1997 249,342 451,078 443,333
1998 246,054 463,800 469,585
1999 232,116 373,605 386,704
2000 245,614 391,753 380,742
2001 238,408 392,450 399,367
2002 254,104 486,942 486,305
2003 258,708 714,549 706,579
2004 277,353 782,494 747,053
  • 私鉄統計年報1970年、民鉄主要統計『年鑑世界の鉄道』1983年『年鑑日本の鉄道』1985年、1987年-2007年

脚注

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  1. ^ a b 寺田裕一『データブック日本の私鉄』 - ネコ・パブリッシング

関連項目

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