兼子良夫
人物情報 | |
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生誕 | 1955年(68 - 69歳) 日本・山形県[1] |
国籍 | 日本 |
出身校 | 同志社大学商学部 大阪大学大学院経済学研究科[2] |
学問 | |
研究分野 | 財政学 地方財政学 |
研究機関 | 熊本学園大学 大分大学 神奈川大学 |
学位 | 博士(経済学) 大阪大学 |
学会 | 日本財政学会 日本地方財政学会 日本説得交渉学会 |
兼子 良夫(かねこ よしお、1955年 - )は、経済学者、公共経済学・地方財政学。元神奈川大学長。
経歴
[編集]1955年、山形県西村山郡大江町生まれ。同志社大学商学部卒業、大阪大学大学院経済学研究科博士課程単位修得退学。博士(経済学)。熊本学園大学経済学部専任講師、大分大学経済学部助教授などを経て、2003年神奈川大学経済学部助教授。2007年より同教授。2010-11年、UCLA客員研究員。2013年経済学部長。学校法人神奈川大学評議員、同理事。2016年4月より神奈川大学学長。
公益委員等
[編集]- 文部科学省大学設置・学校法人審議会 大学設置分科会 特別委員
- 公益財団法人大学基準協会 理事
- 日本サラマンカ大学友の会 理事
- 山形県総合政策審議会 会長
- 神奈川県日中友好協会 副会長
研究
[編集]- 地方財源配分の研究
- 数量的評価モデルの研究
- 新自由主義経済の弊害を指摘し修正すべきとし、新自由主義の創始者ともいわれるフリードリヒ・ハイエクなどが起草したモンペルラン協会の設立宣言には「人間の尊厳」という文言が記載されている事を指摘。資本主義がもたらしたグローバル化の中で、巣立つ若い神奈川大学卒業生が主導的に「人間の尊厳」を守る社会を構築する義務と責任を持って欲しいと説く。[3]
その他
[編集]- 趣味/絵画鑑賞、読書
- 好きな映画/「カサブランカ」
- 好きな音楽/バロック全般、ホロヴィッツ、ロストロポーヴィッチ
- 好きな国/カナダ、アメリカ(ニューイングランド地方)
- 学生に向けての言葉「学生は雁奴(がんど)たるべし」
著書
[編集]- 『財政学』(編著、税務経理協会)
- 『地方財政』(八千代出版)
- 『信頼と安心の日本経済』(共著、勁草書房)
論文
[編集]脚注
[編集]外部リンク
[編集]- 研究者情報 - 神奈川大学
- 経済学部 経済学科 兼子良夫教授 - 神大の先生