北村謹次郎
北村 謹次郎(きたむら きんじろう、1904年(明治37年) - 1991年(平成3年))は、日本の実業家・茶人[1]。北村林業取締役、北村文華財団理事長[2]。
人物
[編集]奈良県吉野郡上市町(現・吉野町)出身。林業を営む北村又左衛門の二男[3]。衆議院議員の北村又左衛門は実兄。1928年、京都帝国大学経済学部を卒業した[4]。
文化人として40歳の時に建設が終了した四君子苑[5]で多くの文化人や茶人をもてなした。
謹次郎が収集した茶道具・古美術品を保存するため、1975年に財団法人北村文華財団が設立、1977年に北村美術館が開館した[1]。1991年に死去[1]。
著作
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c “美術館のご案内”. 北村美術館. 2018年10月18日閲覧。
- ^ 北村家(北村謹次郎・北村又左衛門の家系図) 2024年4月閲覧
- ^ 『人事興信録 第6版』き38頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年2月4日閲覧。
- ^ 『京都帝国大学一覧 昭和4年』卒業生姓名 経済学士736頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年1月27日閲覧。
- ^ 北村美術館の敷地内に現存しており、春と秋の一定期間に一般公開される
参考文献
[編集]- 人事興信所編『人事興信録 第6版』人事興信所、1921年。
- 京都帝国大学編『京都帝国大学一覧 昭和4年』京都帝国大学、1929年。
外部リンク
[編集]- 北村家(北村謹次郎・北村又左衛門の家系図) 2024年4月閲覧