南京地下鉄
南京地下鉄 | |
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南京地下鉄ロゴ | |
基本情報 | |
国 | 中国 |
所在地 | 江蘇省南京市 |
種類 | 地下鉄 |
開業 | 2005年9月3日 |
所有者 | 南京市 |
運営者 | 南京地鉄集団有限公司 |
公式サイト | NJMetro |
詳細情報 | |
総延長距離 | 521km (2024年7月末まで) |
路線数 | 14(営業中)・11(事業中) |
駅数 | 237駅(2024年7月末まで) |
軌間 | 1,435 mm (標準軌) |
電化方式 | 直流 15000 V 架空電車線方式 |
最高速度 | 120 km/h (S9号線) |
路線図 | |
2024年4月1日時点の南京地下鉄路線図。 |
南京地下鉄 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 南京地鐵 |
注音符号: | ㄋㄢˊ ㄐㄧㄥ ㄉㄧˋ ㄊㄧㄝˇ |
発音: | ナンチン ティーティエ |
広東語発音: | Naam4 Ging1 Dei6 Tit3 |
閩南語発音: | lam-kiaⁿ tē-thih |
日本語読み: | ナンキンちかてつ |
南京地下鉄(ナンキンちかてつ、繁体字:南京地鐵 、簡体字:南京地铁、英語:Nanjing Metro)は中華人民共和国南京市と南京都市圏にある地下鉄である。
概要
[編集]市営鉄道としての歴史は1907年(光緒33年)の省寧鉄路(京市鉄路)まで遡れる。
2005年4月10日に1号線が運営開始し、中国本土では6番目に地下鉄ができた都市となった。
2024年11月25日現在、1号線、2号線、3号線、4号線、5号線南延伸路線、7号線、10号線、S1号線、S3号線、寧滁線(S4)北支線滁州段、S6号線、S7号線、S8号線、S9号線が運行中で、総延長521km(駅数237駅)となる。
なお、3号線三期目、4号線二期目、5号線北延伸路線、6号線、7号線中段、9号線、10号線東延伸路線、11号線、寧馬線(S2)、寧滁線(S4)北支線南京段、寧揚線(S5)が事業中で2020年代前半までに運営が開始される予定である。
沿革
[編集]可決時間 | 可決文書 | 路線数 | キロ程KM | 備考 | 状態 |
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1995年 | 『南京都市総体規画』 | 1 | 21.72 | 1号線本線(邁皋橋~小行~奥体中心) | 運営中 |
2005年 | 『南京市都市快速軌道交通建設規画(2004-2015)』 | 5 | 99.77 | 1号線南延伸路線・2号線本線・2号線東延伸路線一期目・2号線東延伸路線二期目・3号線本線 | 運営中 |
2010年 | 南京市都市快速軌道交通建設規画調整報告(2004-2015)』 | 3 | 56.95 | 3号線二期目・4号線本線・10号線本線 | 運営中 |
2012年 | 『江蘇省沿江城市群城際軌道交通ネット規画(2012-2020)』 | 5 | 244.074 | S1号線・S3号線一期目・S6号線・S7号線・S8号線一期目・S9号線 | 運営中 |
57.55 | S5号線南京至儀徵 | 事業中 | |||
2013年 | 『江蘇省沿江城市群城際軌道交通ネット規画調整案(2012-2020)』[1] | 1 | S5号線儀徵至揚州 | 事業中 | |
2015年 | 『南京市都市軌道建設交通第二期建設規画(2015-2020)』 | 8 | 25.764 | 1号線北延伸路線・2号線西延伸路線・7号線北段 | 運営中 |
131.436 | 3号線三期目・5号線・6号線・7号線南段・9号線一期目・10号線二期目 | 事業中 | |||
2015年 | 『皖江地区城際鉄道建設規画(2015-2020)』[2] | 1 | 48.94 | S4号線北支線安徽段 | 事業中 |
2016年 | 『南京市都市軌道建設交通第二期建設規画調整案(2016-2021)』 | 3 | 2.16 | S8号線南延伸路線 | 運営中 |
37.04 | 4号線二期目・11号線本線 | 事業中 | |||
2020年 | 『揚子江デルタ地区交通運輸更に高質量一体化発展規画』[3] | 6 | 60.15 | S2号線馬鞍山段・S2号線南京段一期目・S4号線北支線南京段 | 事業中 |
134 | 18号線(68.8km)・S2号線南京段二期目(11.2km)・S6号線東延伸路線(21km)・S6号線西延伸路線 (7km)・S8号線天長延伸路線(26km) | 着工待ち | |||
2023年 | 『南京市都市軌道建設交通第三期建設規画(2023-2028)』 | 10 | 120 | 2号線東延伸路線三期目・2-9連結線・3号線四期目・4号線三期目西段・4号線三期目東段・9号線二期目・10号線三期目・8号線・16号線・S3号線(寧和線)東延伸路線 | 第二次環境アセスメント[4] |
運営中の路線
[編集]色 | 路線番号 | 路線名 | 営業区間 | 駅数 | 営業キロ | 開通日 | 編成両数 | 車両製造所 |
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1号線 | 本線 | 邁皋橋 - 安徳門 | 32駅 | 45.44km | 2005年09月03日 | 24.4m*6両 | 中車南京浦鎮 | |
南延伸路線 | 安徳門 - 中国薬科大学 | 2010年05月28日 | ||||||
北延伸路線 | 邁皋橋 - 八卦洲大橋南 | 2022年12月28日 | ||||||
2号線 | 東延伸路線二期目 | 経天路 - 羊山公園 | 30駅 | 48.95km | 2010年05月28日 | 24.4m*6両 | 中車南京浦鎮 | |
東延伸路線一期目 | 羊山公園 - 馬群 | 2010年05月28日 | ||||||
本線 | 馬群 - 油坊橋 | 2010年05月28日 | ||||||
西延伸路線 | 魚嘴 - 油坊橋 | 4駅 | 2021年12月28日 | |||||
3号線 | 本線 | 林場 - 勝太西路 | 29駅 | 44.9km | 2015年04月01日 | 24.4m*6両 | 中車南京浦鎮 | |
本線二期目 | 勝太西路 - 秣周東路 | |||||||
4号線 | 本線 | 龍江 - 仙林湖 | 18駅 | 33.8km | 2017年01月18日 | 19m*6両 | 中車南京浦鎮 | |
5号線 | 本線南段 | 吉印大道 - 文靖路 | 9駅 | 12.9km | 2024年3月31日 | 中車南京浦鎮 | ||
本線北段 | ||||||||
7号線 | 本線北段 | 仙新路 - 幕府西路 | 10駅 | 13.84km | 2022年12月28日 | 19m*6両 | 中車南京浦鎮 | |
本線南段 | 西善橋 - 応天大街 | 9駅 | 10.66km | 2023年12月28日 | ||||
本線中段 | 幕府西路 - 応天大街 | 2024年12月28日 | ||||||
10号線 | 本線 | 安徳門 - 奥体中心 | 14駅 | 21.6km | 2005年09月03日 | 24.4m*6両 | 中車南京浦鎮 | |
本線二期目 | 奥体中心 - 雨山路 | 2014年07月01日 | ||||||
S1号線(機場線) | 本線 | 南京南駅 - 禄口機場 | 8駅 | 37.3km | 2014年07月01日 | 19m*6両 | 中車南京浦鎮 | |
禄口機場 - 空港新城江寧 | 1駅 | 2018年05月26日 | 中車南京浦鎮 | |||||
S3号線(寧和線) | 本線 | 南京南駅 - 高家沖 | 19駅 | 36.22km | 2017年12月06日 | 19m*6両 | 中車南京浦鎮 | |
S4号線(寧滁線) | 滁州高鉄駅 - 汊河駅 | 14km | 46.2km | 2023年6月28日 | 中車南京浦鎮 | |||
S6号線(寧句線) | 本線 | 馬群 - 句容 | 13駅 | 43.7km | 2021年12月28日 | 19m*4両 | 中車南京浦鎮 | |
S7号線(寧溧線) | 本線 | 空港新城江寧 - 無想山 | 9駅 | 30.16km | 2018年05月26日 | 19m*4両 | 中車南京浦鎮 | |
S8号線(寧天線) | 本線 | 泰山新村 - 金牛湖 | 17駅 | 47.36km | 2014年08月01日 | 19m*4両 | 中車南京浦鎮 | |
南延伸路線 | 長江大橋北 - 泰山新村 | 2駅 | 2022年09月30日 | |||||
S9号線(寧高線) | 本線 | 翔宇路南 - 高淳 | 6駅 | 52.42km | 2017年12月30日 | 19m*3両 | 中車南京浦鎮 | |
合計 | 14線 | - | 237 | 521km | - | - | - |
1号線
[編集]1号線は2005年一期プロジェクトおよび西延長線が完工し、さらに2010年に南延長線が完工。2014年に西延長線が10号線へ編入。2022年に北延長線が完工。現在では北より八卦洲大橋南駅、南では中国薬科大学駅まで,全長45.4km。駅数32駅,片道走行時間は約75分間。平均走行速度が約38km/h。 暁荘駅で7号線と、新街口駅で2号線と、そして南京站駅で3号線と、鼓楼駅で4号線と、安徳門駅で10号線と、南京南站駅で3号線、機場線(S1)、寧和線(S3)と乗り換えできる。1号線は南京市内の南北軸線中央通り、中山通り、中山南通りに沿って南へ、南京站駅、鼓楼、新街口、南京南站駅、江寧大学団地など数多くの重要エリアを繋ぐ。 車両は中車南京浦鎮に製造されるA型車両の6両編成58本で運用。設計上の最高速度は80km/h。全区間運行(邁皋橋駅—中国薬科大学駅)と区間運行(邁皋橋駅—河定橋駅間)が交互運行をしている[5][6]。2020年1月末の時点まで一日当たり輸送人員は102万人、1キロあたりの輸送人員は2.6万人である。特に2019年12月31日の利用客数は121.2万人となり、1号線開業以来単日最高となった。
2号線
[編集]2号線本線と東延伸路線は2010年より運営開始。さらに2021年に西延長線が完工。西より魚嘴駅、東では経天路駅まで。全長43.35km、駅数30駅、全線所要時間は約58分間。平均走行速度が約39km/h。南京市内の東西軸線に沿って河西新都心、新街口、孝陵衛、仙林大学団地など数多くの重要エリアを繋ぐ。 新街口駅で1号線と、大行宮駅で3号線と、金馬路駅で4号線と、元通駅で10号線と、油坊橋駅で寧和線(S3)と乗り換えできる。 車両は中車南京浦鎮に製造されるA型車両の6両編成35本で運用。設計上の最高速度は80km/h。運行間隔はラッシュアワーで4分05秒毎(朝)と4分50秒毎(晩)、週末ラッシュアワーでは4分50秒毎、それ以外は7分間毎程度である[7]。2020年1月末の時点まで一日当たり輸送人員は92万人、1キロあたりの輸送人員は2.42万人である。特に2019年12月31日の利用客数は106.9万人となり、2号線開業以来単日最高となった。
3号線
[編集]3号線本線は2015年より運営開始、揚子江北岸の林場駅から、トンネルで揚子江をくぐり、秣周東路駅まで、全長44.9km、駅数29駅、全線所要時間は約72分間。 泰馮路駅で寧天線(S8)と、南京站駅で1号線と、鶏鳴寺駅で4号線と、大行宮駅で2号線と、南京南站駅で1号線、機場線(S1)、寧和線(S3)と乗り換えできる。 車両は中車南京浦鎮に製造されるA型車両の6両編成46本で運用。設計上の最高速度は80km/h。全区間運行(林場駅—秣周東路駅)と区間運行(林場駅—勝太西路駅間)が交互運行をしている。2019年5月末の時点まで一日当たり輸送人員は86万人、1キロあたりの輸送人員は1.87万人である。特に2019年05月01日の利用客数は106.2万人となり、3号線開業以来単日最高となった。
4号線
[編集]4号線一期目は2017年1月18日より運営開始。西は鼓楼区の龍江地区から、玄武区、紫東エリアと棲霞区を通い、東は仙林地区の仙林湖まで、全長33.8km、駅数18駅、全線所要時間はおよそ45分間。鼓楼駅で1号線と、鶏鳴寺駅で3号線と、金馬路駅で2号線と乗り換えできる。車両は2018年末まで中車南京浦鎮に製造されるB型車両の6両編成29本で運用。設計上の最高速度は100km/h。2019年3月末の時点まで一日当たり輸送人員は21万人、1キロあたりの輸送人員は0.62万人である。特に2019年03月23日の利用客数は29.9万人となり、4号線開業以来単日最高となった。
5号線
[編集]5号線本線南段は2024年4月より運営開始予定。
7号線
[編集]7号線本線北段は2022年12月28日、本線南段は2023年12月28日より運営開始。北段は北より棲霞区の仙新路駅から、南は鼓楼区の幕府西路駅まで、全長13.84km、駅数10駅、北段所要時間はおよそ25分間。暁荘駅で1号線と、五塘広場駅で3号線と乗り換えできる。南段は北より応天大街駅から、南は西善橋駅まで、全長10.66km、駅数9駅、螺塘路駅で2号線と、永初路駅でs3号線と、中勝駅で10号線と乗り換えできる。
10号線
[編集]10号線本線は2014年07月01日より運営開始。西より江北新区の雨山路駅から、浦口新都心を経由し、トンネルで揚子江を潜り、浦口区、建鄴区、雨花台区を通い、東は安徳門駅まで、全長21.6km、駅数は14駅、全線所要時間は概ね40分間。安徳門駅で1号線と、元通駅で2号線と乗り換えできる。車両は2018年末まで中車南京浦鎮に製造されるA型車両の6両[8]編成21本で運用。設計上の最高速度は80km/h。2019年4月末の時点まで一日当たり輸送人員は19万人、1キロあたりの輸送人員は0.88万人である。特に2019年11月01日の利用客数は24.8万人となり、10号線開業以来単日最高となった。
S1号線(機場線)
[編集]S1号線(機場線)本線は2014年07月01日より運営開始。北は雨花台区の南京南駅から、南は江寧区の空港新城江寧駅まで、途中東山地区、江寧経済技術開発区、秣陵地区、禄口新都心などエリアを経る。全長31.3km、駅数は9駅、全線所要時間は約33分間。南京南駅で1号線、3号線、寧和線(S3)と、翔宇路南駅で寧高線(S9)と、空港新城江寧駅で寧溧線(S7)と乗り換えできる。車両は2018年末まで中車南京浦鎮に製造されるB型車両の4両編成15本で運用。設計上の最高速度は100km/h。2019年5月末の時点まで一日当たり輸送人員は9.3万人、1キロあたりの輸送人員は0.3万人である。特に2019年05月01日の利用客数は14.5万人となり、S1号線(機場線)開業以来単日最高となった。
S3号線(寧和線)
[編集]S3号線(寧和線)本線は2017年12月06日より、南京地下鉄の8番目、揚子江に跨がる3番目に運営が開始する路線。西より浦口区の高家沖駅から、途中建鄴区、雨花台区を経て、東は南京南駅まで、全長36.22km、駅数は19駅、全線所要時間は約60分間。南京南站駅で1号線、3号線、機場線(S1)と、油坊橋駅で2号線と乗り換えできる。車両は2018年末まで中車南京浦鎮に製造されるB型車両の6両編成24本で運用。設計上の最高速度は100km/h。2019年4月末の時点まで一日当たり輸送人員は8.3万人、1キロあたりの輸送人員は0.23万人である。特に2019年04月04日の利用客数は10.8万人となり、S3号線(寧和線)開業以来単日最高となった。
S4号線(寧滁線)
[編集]S4号線本線北支路線滁州段は2023年より運営開始予定。
S6号線(寧句線)
[編集]S6号線(寧句線)本線は2021年12月28日12時より運営開始。西より棲霞区の馬群駅から、途中麒麟門と湯山を経て、泉都大通りに沿って、句容衛星都市の北地域を経由し、句容城区に入り、南は句容市の句容駅まで、全長43.7km、駅数は13駅、全線所要時間は約40分間。馬群駅で2号線と乗り換えできる。車両は2021年末まで中車南京浦鎮に製造されるB型車両の4両編成33本で運用。設計上の最高速度は135km/h。2021年12月末の時点まで一日当たり輸送人員は4.98万人、1キロあたりの輸送人員は0.11万人である。特に2021年12月31日の利用客数は5.8万人となり、S7号線(寧溧線)開業以来単日最高となった。
S7号線(寧溧線)
[編集]S7号線(寧溧線)本線は2018年5月26日より運営開始。北より江寧区の空港新城江寧駅から、途中南京空港要衝経済区と溧水経済開発区を経て、秦淮大通りに沿って、溧水衛星都市の中核地域を経由し、溧水城南新区に入り、南は溧水区の無想山駅まで、全長30.16km、駅数は9駅、全線所要時間は約40分間。空港新城江寧駅で機場線(S1)と乗り換えできる。車両は2018年末まで中車南京浦鎮に製造されるB型車両の4両編成11本で運用。設計上の最高速度は100km/h。2018年6月末の時点まで一日当たり輸送人員は1.2万人、1キロあたりの輸送人員は0.03万人である。特に2018年05月27日の利用客数は2.6万人となり、S7号線(寧溧線)開業以来単日最高となった。
S8号線(寧天線)
[編集]S8号線(寧天線)本線は2014年8月1日より運営開始。さらに2022年に南延長線が完工。南より浦口区の長江大橋北駅から六合区の金牛湖駅までを結び、揚子江以北に位置する初めての路線である。2014年南京ユースオリンピックにおいてセーリング会場である金牛湖と市内を結ぶため、開会直前に開通した。当路線は一度に開通した距離が中国で最も長く、営業速度が中国で最も早い都市間鉄道である[9]。全長47.36km、駅数は19駅、全線所要時間は約55分間。泰馮路駅で3号線と乗り換えできる。車両は2018年末まで中車南京浦鎮に製造されるB型車両の4両編成26本で運用。設計上の最高速度は100km/h。2018年末の時点まで一日当たり輸送人員は12万人、1キロあたりの輸送人員は0.27万人である。特に2018年04月04日の利用客数は15.9万人となり、S8号線(寧天線)開業以来単日最高となった。
S9号線(寧高線)
[編集]S9号線(寧高線)本線は2017年12月30日より運営開始。北より江寧区の翔宇路南駅から、途中溧水区を経由し、石臼湖を跨がり、南は高淳区の高淳駅まで、全長52.42km、駅数6駅、全線所要時間はおよそ38分間。翔宇路南駅で機場線(S1)と乗り換えできる。車両は2018年末まで中車南京浦鎮に製造されるB型車両の3両編成12本で運用。設計上の最高速度は120km/h。2018年末の時点まで一日当たり輸送人員は1.8万人、1キロあたりの輸送人員は0.19万人である。特に2018年01月01日の利用客数は4万人となり、S9号線(寧高線)開業以来単日最高となった。
事業中の路線
[編集]色 | 路線名 | 工事名 | 工事区間 | 駅数 | キロ程 | 着工 | 開通予定 | 可決文書 |
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3号線 | 三期目南段 | 秣周東路 - 秣陵 | 2駅 | 6.6km | 2021年3月 | 2025年 | 『南京市都市軌道建設交通第二期建設規画(2015-2020)』[10] | |
4号線 | 二期目 | 龍江 - 珍珠泉東 | 6駅 | 7km | 2021年2月1日 | 2026年 | 『南京市都市軌道建設交通第二期建設規画(2015-2020)』[10] | |
5号線 | 本線北段 | 方家営 - 文靖路 | 30駅 | 37.5km | 2016年12月28日 | 2025年4月 | 『南京市都市軌道建設交通第二期建設規画(2015-2020)』[10] | |
6号線 | 本線北段 | 棲霞山 - 万寿 | 20駅 | 34.8km | 2019年12月28日 | 2025年 | 『南京市都市軌道建設交通第二期建設規画(2015-2020)』[10] | |
本線南段 | 万寿 - 南京南駅 | |||||||
9号線 | 本線 | 紅山新城 - 江蘇大劇院・憲法広場 | 16駅 | 18km | 2020年3月8日 | 2026年 | 『南京市都市軌道建設交通第二期建設規画(2015-2020)』[10] | |
10号線 | 東延伸路線 | 安徳門 - 東麒路 | 10駅 | 12.1km | 2017年6月28日[11] | 2025年 | 『南京市都市軌道建設交通第二期建設規画(2015-2020)』[10] | |
11号線 | 本線 | 浦洲路 - 馬騾圩 | 16駅 | 26.7km | 2021年10月18日 | 2026年 | 『南京市都市軌道建設交通第二期建設規画調整案(2016-2021)』 | |
S2号線(寧馬線) | 安徽段 | 慈湖 - 当塗南 | 8駅 | 28.1km | 2020年12月30日 | 2025年 | 『揚子江デルタ地区交通運輸更に高質量一体化発展規画』[3] | |
南京段一期目 | 西善橋 - 慈湖 | 8駅 | 25.9km | 2021年12月28日 | 2025年 | 『揚子江デルタ地区交通運輸更に高質量一体化発展規画』[3] | ||
S4号線(寧滁線) | 北支線南京段 | 南京北駅 - 張堡 | 2駅 | 5.7km | 2021年12月28日 | 2027年 | 『揚子江デルタ地区交通運輸更に高質量一体化発展規画』[3] | |
S5号線(寧揚線) | 一期目 | 東流 - 揚州西駅 | 16駅 | 57.8km | 2021年12月28日 | 2028年 | 『揚子江デルタ地区交通運輸更に高質量一体化発展規画』[3] |
計画中の路線
[編集]色 | 路線名 | 工事名 | 区間 | キロ程 | 駅数 | 進捗状況 | 可決文書 | 交通システム |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2号線 | 東延伸路線二期目[12] | 経天路 - 仙林湖 | 2.1km | 1駅 | 第二次環境アセスメント[4] | 『南京市都市軌道建設交通建設規画(2023-2028)』(仮) | ||
3号線 | 四期目 | 林場 - 琥珀泉 | 7km | 4駅 | 第二次環境アセスメント[4] | 『南京市都市軌道建設交通建設規画(2023-2028)』(仮) | ||
4号線 | 三期目西段 | 珍珠泉東 - 余家営 | 7.6km | 4駅 | 第二次環境アセスメント[4] | 『南京市都市軌道建設交通建設規画(2023-2028)』(仮) | ||
三期目東段 | 仙林湖 - 華僑城東 | 6.3km | 4駅 | 第二次環境アセスメント[4] | 『南京市都市軌道建設交通建設規画(2023-2028)』(仮) | |||
5号線 | 南延伸路線 | 吉印大道 -江蘇軟件園 | 計画 | |||||
6号線 | 二期目 | 棲霞山 - 摂山 | 計画 | |||||
8号線 | 本線 | 十月広場 - 生態公園 | 19.6km | 11駅 | 第二次環境アセスメント[4] | 『南京市都市軌道建設交通建設規画(2023-2028)』(仮) | ||
二期目 | 中華門 - 生態公園 | 11.59km | 計画 | |||||
9号線 | 二期目[13] | 江蘇大劇院・憲法広場 - 劉村 | 10.5km | 9駅 | 第二次環境アセスメント[4] | 『南京市都市軌道建設交通建設規画(2023-2028)』(仮) | ||
三期目 | 劉村 - 新城大街駅 | 4駅 | ||||||
10号線 | 三期目[14] | 雨山路 - 科工園 | 3.7km | 2駅 | 第二次環境アセスメント[4] | 『南京市都市軌道建設交通建設規画(2023-2028)』(仮) | ||
11号線 | 二期目 | 浦洲路 - 科豊路 | 19.1km | 計画 | ||||
12号線 | 本線 | 金馬路 - 牛首山 | 30.5km | 計画 | ||||
13号線 | 一期目 | 沿山大道 - 彤天路 | 39.5km | 計画 | ||||
14号線 | 本線 | 聚宝山 - 馬鞍空港 | 計画 | |||||
15号線 | 本線 | 老山 - 花旗営 | 計画 | |||||
16号線 | 本線 | 板橋南 - 機場跑道旧址 | 25.2km | 17駅 | 第二次環境アセスメント[4] | 『南京市都市軌道建設交通建設規画(2023-2028)』(仮) | ||
17号線 | 本線 | 南京審計大学 - 新亭東路 | 計画 | |||||
18号線 | 本線 | 南京北駅 - 禄口空港第三タミナール | 68.8km | 12駅 | 可決[15] | 『揚子江デルタ地区交通運輸更に高質量一体化発展規画』[3] | ||
本線二期目北段 | 北斗産業園 - 南京北駅 | 1駅 | 可決[15] | 『揚子江デルタ地区交通運輸更に高質量一体化発展規画』[3] | ||||
本線二期目南段 | 禄口空港第三タミナール - 銅山 | 1駅 | 可決[15] | 『揚子江デルタ地区交通運輸更に高質量一体化発展規画』[3] | ||||
19号線 | 本線 | 保双街 - 幕府山 | 計画 | |||||
20号線 | 本線 | 景明佳園 - 湖熟 | 計画 | |||||
S2号線(寧馬線) | 安徽段支線 | 採石河 - 鎮淮路 | 計画 | |||||
S3号線(寧和線) | 西延伸路線[16] | 高家沖 - 西梁山 | 駅 | 可決 | 『江蘇省沿江都市群城際軌道交通ネット規画(2012-2020)』 | |||
東延伸路線[17] | 南京南駅 - 仙林 | 36.3km | 14駅 | 第二次環境アセスメント[4] | 『南京市都市軌道建設交通建設規画(2023-2028)』(仮) | |||
S4号線(寧滁線) | 南支線 | 南京北駅 - 滁州高鉄駅 | 駅 | 可決 | 『江蘇省沿江都市群城際軌道交通ネット規画(2012-2020)』 | |||
S6号線(寧句線) | 西延伸路線 | 馬群 - 南京農業大学 | 7.3km | 駅 | 可決 | 『揚子江デルタ地区交通運輸更に高質量一体化発展規画』[3] | ||
東延伸路線[18] | 句容 - 茅山 | 駅 | 可決 | 『揚子江デルタ地区交通運輸更に高質量一体化発展規画』 | ||||
東延伸路線二期目 | 茅山 - 金壇 | 駅 | 計画 | |||||
S7号線(寧溧線) | 東延伸路線[19] | 無想山 - 溧陽 | 駅 | 計画 | ||||
S8号線(寧天線) | 南延伸路線二期目 | 長江大橋北 - 浦口公園 | 駅 | 計画 | ||||
天長延伸路線[20] | 金牛湖 - 天長 | 駅 | 可決 | 『揚子江デルタ地区交通運輸更に高質量一体化発展規画』[3] | ||||
S10号線(寧儀線) | 本線 | 龍袍 - 儀徴 | 29.8km | 駅 | 計画 | |||
S11号線(寧鎮線) | 本線 | 龍潭東 - 揚中駅 | 駅 | 計画 | ||||
2号線-9号線連結線 | 連結線 | 水西門大街 - 集慶門大街 | 1.7km | 1駅 | 第二次環境アセスメント[4] | 『南京市都市軌道建設交通建設規画(2023-2028)』(仮) | ||
紫東線 | 本線 | 駱家辺 - 古泉 | 7.9km | 7駅 | 計画 | 中量軌道輸送システム | ||
宝華線 | 本線 | 仙林湖 - 宝華山風景区 | 13km | 10駅 | 計画 | 中量軌道輸送システム | ||
方山線 | 本線 | 彤天路 - 方山南 | 計画 | 中量軌道輸送システム | ||||
江寧線 | 本線 | 銀杏湖 - 秣欣路 | 計画 | 中量軌道輸送システム | ||||
禄口線 | 本線 | 翔宇路南 - 翔宇路北 | 計画 | 中量軌道輸送システム | ||||
高淳線 | 本線 | 高淳 - 高淳高鉄駅 | 計画 | 中量軌道輸送システム | ||||
橋林線 | 本線 | 馬騾圩 - 橋林新城 | 計画 | 中量軌道輸送システム | ||||
六合線 | 本線 | 馬鞍空港 - 台中路 | 計画 | 中量軌道輸送システム | ||||
老山線 | 本線 | 永寧北 - 珍珠泉東 | 計画 | 中量軌道輸送システム | ||||
江北線 | 本線 | 新化東 - 沙灘広場 | 計画 | 中量軌道輸送システム | ||||
溧水線 | 本線 | 洪藍 - 東屏 | 計画 | 中量軌道輸送システム |
列車
[編集]- 1号線列車
- 2号線列車
- 3号線列車
- 4号線列車
- 7号線列車
- 10号線列車
- S1号線列車
- S3号線列車
- S6号線列車
- S7号線列車
- S8号線列車
- S9号線列車
運賃
[編集]- 割引情報:ICカードは5%引き、18歳未満の学生ICカードは50%引き。
- 乗車方法:自動券売機で硬貨状のIC乗車券(トークン)を購入し、自動改札機から入場する。乗車券は下車時回収され、再び使用される。1回券のほかに、繰り返しチャージして使える非接触IC型プリペイドカード「金陵通」あるいは「智匯卡」も販売されている。
- 2019年12月25日、揚子江デルタの10都市(上海、南京、杭州、蘇州、無錫、常州、徐州、寧波、温州、合肥)枠内の都市間交通系電子マネー互認制度が開始。指定される情報を登録したアプリで、QRコードを自動改札機に直接タッチして乗車できるようになった[21]。
キロ程 | 切符利用運賃(元)[22] |
---|---|
初乗り4km | 2 |
4 – 9km | 3 |
9 – 14km | 4 |
14 – 21km | 5 |
21 – 28km | 6 |
38 – 37km | 7 |
37 – 48km | 8 |
48 – 61km | 9 |
61km以上 | 1元/14kmを追加 |
旅客案内
[編集]車内放送
[編集]利用状況
[編集]- 近年の路線別一日平均乗車人員は以下のとおりである。
年度 | 1号線 | 2号線 | 3号線 | 4号線 | 5号線 | 6号線 | 7号線 | 9号線 | 10号線 | 11号線 | 空港線 S1 | 寧馬線 S2 | 寧和線 S3 | 寧滁線 S4 | 寧揚線 S5 | 寧句線 S6 | 寧溧線 S7 | 寧天線 S8 | 寧高線 S9 | 総計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2005 | 13.5 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | 13.5 |
2006 | 15.88 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | 15.88 |
2007 | 21.96 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | 21.96 |
2008 | 28.35 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | 28.35 |
2009 | 31.08 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | 31.08 |
2010 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | 58.46 | ||
2011 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | 94.16 | ||
2012 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | 109.4 | ||
2013 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | 123.8 | ||
2014 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | 137.7 | |||||
2015 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | 196.3 | ||||||
2016 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | 226.9 | ||||||
2017 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | 267.8 | |||||||||
2018 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | 305.48 | ||||||||||
2019 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | 315.58 | ||||||||||
2020 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | 217.99 | ||||||||||
2021 | 68.55 | 60.40 | 56.32 | 16.82 | - | - | - | - | 14.38 | - | 6.25 | - | 7.29 | - | - | 4.98 | 0.89 | 8.53 | 1.39 | 240.92 |
2022 | - | - | 2.125 | - | - | - | - | - | 210.3 | |||||||||||
2023 | - | - | - | - | - | 276 | ||||||||||||||
2024 | - | - | - | |||||||||||||||||
2025 | - | - | ||||||||||||||||||
2026 |
脚注
[編集]- ^ “国家发展改革委批复《江苏省沿江城市群城际轨道交通网规划(2012-2020年)实施方案调整》,同意南京至仪征城际轨道延伸至扬州,线路长约60公里。”. 2023年1月13日閲覧。
- ^ “国家发展改革委关于皖江地区城际铁路 建设规划(2015-2020年)的批复”. 2022年10月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j “关于印发《长江三角洲地区交通运输更高质量一体化发展规划》的通知”. 2020年11月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k “南京市城市轨道交通第三期建设规划(2023-2028年)环境影响评价第二次公示”. 2023年1月10日閲覧。
- ^ “南京地铁一号线早高峰今起增开1趟列车”. 揚子晩報. (2012年3月9日)
- ^ “一号线西延线 2014年独立为10号线” (中国語). 南京日報 (2010年5月17日). 2014年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年6月13日閲覧。
- ^ 毛麗萍 (2012年6月4日). “取消三段式运营 南京地铁二号线昨提前恢復正常”. 現代快報. オリジナルの2012年6月20日時点におけるアーカイブ。
- ^ “南京地铁十号线列车”. 中車南京浦鎮車輛有限公司. 2020年4月30日閲覧。
- ^ 国内聯播快訊. 央視网, 2014年08月01日
- ^ a b c d e f “关于印发南京市城市轨道交通第二期建设规划(2015~2020年)的通知”. 2020年11月13日閲覧。
- ^ “注意!南京地铁5号线施工 这些路段围挡(七桥瓮站横穿中和桥路及大校场派出所,北侧主体围护结构也计划于6月28日开始施工。)”. 2020年4月20日閲覧。
- ^ “句容“空铁水公”大枢纽格局初现”. baijiahao.baidu.com. 2020年4月20日閲覧。
- ^ “重大利好!板桥要通地铁了!地铁9号线规划延伸至板桥新城中心区” (英語). www.sohu.com. 2020年5月7日閲覧。
- ^ “南京地铁10号线二期工程 环境影响报告书 (报批公示稿)(三期工程为远期建设规划工程。起讫于科工园站~雨山路站)”. 2020年4月20日閲覧。
- ^ a b c “地铁18号线,来了!”. 2020年4月24日閲覧。
- ^ “南京地铁S3号线将延伸至和县”. new.qq.com. 2020年4月20日閲覧。
- ^ “打造宁镇扬同城化区域中心-----紫东核心区设计方案出炉”. 2020年4月20日閲覧。
- ^ “句容市2020年政府工作报告(加快推进扬镇宁句城际轨道二期[句容城区至茅山段]规划)。”. www.jurong.gov.cn. 2020年4月20日閲覧。
- ^ “今天,镇江见证南京都市圈扩容,我们收获的不仅是新群友……”. 2020年12月7日閲覧。
- ^ “安徽省实施长江三角洲区域一体化发展规划纲要行动计划(现代轨道交通运输体系建设工程,推动南京-天长二期等市域铁路研究、规划和建设)安徽省发展和改革委员会”. fzggw.ah.gov.cn. 2020年4月20日閲覧。
- ^ “二维码票务联通助力推进长三角一体化 常州地铁即将加入长三角城轨“一码通”阵营_滚动新闻_中国政府网”. www.gov.cn. 2020年4月29日閲覧。
- ^ “重磅!刚刚发布,南京地铁票价即将调整!具体方案来了!”. 2020年4月21日閲覧。